週足分析　ドルインデックス　３月５日

ドルインデックスで来週のドルの動きを想定しましょう！

〇　週足

週足は陽線のハンマーになりました。

高値圏での陽線ハンマーは珍しいですね。

最近は週明けごとに窓を開けているので、チャートがきれいではないですね。

このような上に飛んだ形はドル買いが強い証拠です。

〇　週足チャート

青①　　親波戻り高値（ターゲット）
青②　　親波戻り高値（攻略済）
青③　　親波戻り高値（攻略済）
青④　　ダブルボトムネックライン
赤①　　上昇トレンドライン

先週勢いよく②のラインを実体で突破し、今週は下値を探った後で反発上昇してきました。

今のドルは”有事のドル買い”と”金利上昇の織り込み”などで買いが強くなっており、今後も上昇が見込めます。

現状はリスクオフでドルが強く円が弱い、リスクオンでユーロが強い相場になっています。

オセアニア通貨に関しては少し変わっており、ウクライナ絡みのリスクオフで強くなり、世界景気減速懸念のリスクオフで弱くなる傾向があります。

来週にはFOMCや英金融政策など、重要イベントも多く、ヘッドラインも忙しく変わるためまだまだ大きく動きそうです。

〇　４時間足チャート

週足２０MAの赤いラインがよく効いています。

現状は上にトレンドをつけており、レジサポ転換しながら力強く上昇しています。

エリオット波動では現状は第5波目か第３－５波目になります。

どちらにせよ、上に強い形で4時間足のトレンドラインを割るまでは中期でも上目線になります。

〇　１時間足チャート

※黄色（東京）、水色（ロンドン）、赤（ニューヨーク）　赤の矢印はNYタイムの動き

今週は上に窓を開けて開始しました。

水曜日のアジア時間までは揉みあっていましたが、欧州の株価の反発上昇や指標、ポジティブなニュースヘッドラインをきっかけにユーロが大きく反発しました。

それに伴ってドルは欧州時間に大きく下落します。

しかし、ウクライナ情勢ははっきりとした決着を見ず、週末にかけてドルが買い戻されています。

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週間で見ると、欧州時間にを起点としたドル売りが起こり、週末にかけてニューヨーク時間にドルが買い戻されています。

先週も欧州時間のユーロの売り浴びせでドルインデックスが大きく上昇していましたので、値動きの主導は欧州時間のニュースヘッドラインと欧州株価やユーロ買いの思惑などになっているようです。

来週もイベントが多く大きく動きそうですね。