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週足分析 ドルインデックス 2月5日

ドルインデックスで来週のドルの動きを想定しましょう!

〇 週足

週足は大陰線で引けました。

先週の大陽線に対して、包み足で引けています。

高値は更新していないので、ダブルレールに近いかもしれません。

ダブルレールはトレンド反転のサインです。

週末の雇用統計を受けて、少し反発しましたが小さな下ヒゲで終わりました。

〇 週足チャート

先週は大陽線で直近高値を超えてきたので、今週も上昇する展開を予想していましたが、週明けからジリジリと下押しが始まりました。

今週は注目の指標がたくさんあり、予想と違うサプライズの展開が多かったですね。

まずは、ADB雇用統計の悪化、そしてイギリスの利上げ、そのあとでユーロの利上げ方向への転換!

ECBの政策変更が今週一番のインパクトがありましたが、そのあとでなんと悪い結果になると言われていた米雇用統計がまさかの好結果!

ADB雇用統計、イギリス利上げ、ユーロ利上げはドルのネガティブ要因ですが、米雇用統計はドルのポジティブ要因でした。

指標に振り回される一週間でしたが、なんとか赤②のトレンドラインは死守しています。

トレンドは依然、上方向をキープしていますが、プライスアクションは下方向です。


〇 4時間足チャート

レンジを先々週下抜けして、先週は切り返して上抜け、そしてまたレンジ下まで下落と忙しく動いてきています。

形はダイヤモンドフォーメーションを作りに来ているような感じですが、レンジからのダイヤモンドはあまり見たことはありません。

今週の下落はなんとかトレンドラインと週足20MAで反発していますが、上昇に力強さは感じません。


〇 1時間足チャート

※黄色(東京)、水色(ロンドン)、赤(ニューヨーク)

※赤の矢印はNYタイムの動き

今週のNYの動きは週間を通して、下落傾向でした。

ちなみに水曜の下落はADB雇用統計、木曜の下落はユーロの金融政策が利上げ方向に変更、金曜の反発は米雇用統計での動きです。

こうしてみてみるとユーロの金融政策変更が一番インパクトがあったようです。

長期から短期まで、方向性は上にも下にもとれますが、やや下方向に強いようです。

ユーロドルの上昇が見込まれており、チャートの形を見ても下方向に揉めそうな雰囲気です。

週初は流れを見るために、取引はやめておいたほうがよさそうです。



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