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チャート分析 EUR/USD 12月05日

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先週の週足は上下にヒゲの長いコマの形になりました。

先々週に引き続き陽線引けになりましたが、上昇の勢いは弱く上下どちらにも動く可能性があります。

週足は下落トレンドが継続しています。

ダブルトップの形から、①のネックラインと②のラス押しを下抜け、勢いを増しています。

直近の目標は③の親波の押しか、④のダブルトップの下落目標になります。

長期目線でいえば下落のトレンドラインを抜けてきているので、上目線の反発もあるのですが、週足のトレンド転換はかなり時間がかかるためすぐには転換しないと思います。

気になるのは、⑤上昇の親波のFibo61.8%で揉みあっている点です。

長期投資の資金が入ってきているのかもしれません。

実際、利上げに積極的な発言も出てきていますので、流れが変わる可能性もあります。

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次に日足のチャートです。

日足のチャートは下落トレンドが継続中です。

ドルとの金利格差を考えれば、この流れは非常に合理的でこのまま下落していく可能性が高そうです。

先々週の下落でとうとう週足と月足のMAがデッドクロスしました。

乖離も大きく、戻り売りの局面になりそうです。

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最後に1時間足のチャートで週の動きを見ていきます。

火曜日の夜に大きく乱高下していますが、これはパウエルさんの発言によるものです。

注目したいのは金曜日の雇用統計後の動きです。

雇用統計の結果は予想よりかなり悪く、ドル安が大きく進みました。

しかし、株安まで進行したため米国債の長期金利が上昇し、結果としてドルが買われました。

指標の結果だけなら、テーパリングや利上げの折り込みへの反発から、大きくドル安に振れても仕方ないところですが、粘れずに押し返されています。

年末を控えて、株式や先物、そして為替にも資金の引き上げなどの流れがあるのかもしれません。

短期的には下方向に強そうですが、来週は様子見したほうがいいかもしれません。

買いで入るのは考えていませんが、売りで入るなら、もう少し大きな調整上昇になってからだと思います。

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