週足分析　ドルインデックス　２月１２日

ドルインデックスで来週のドルの動きを想定しましょう！

〇　週足

週足は陽線コマの形でした。

先週の高値を超えてきましたが、上下にヒゲを出して小動きで終了しています。

コマは相場の迷いを表しています。

先週のはらみ足も迷いを表し、方向性のなさを強調しています。

〇　週足チャート

青①　　ダブルボトムの決済位置
青②　　親波戻り高値
青③　　ダブルボトムネックライン
赤①　　上昇トレンドライン

赤①のトレンドライン際の攻防になります。

先週に引き続き、下ヒゲを出してトレンドライン割れを否定しています。

しかし上昇には力強さはなく、先々週の大陰線の中での小動きになっています。

方向感はなく、赤①のトレンドライン割れか、①のラインを上にブレイクするまでは手出しするべきではない形です。

〇　4時間足チャート

週明けは下値を探りましたが、ダブルボトムのネックライン付近で揉めて反発しています。

高値を超えてくるようなら、上にトレンドをつけたと判断して、レジサポ転換とダブルボトムからの上昇が確定します。

直近では週足２０MA（赤いMA）上で３度反発しており、特に直近ではダブルボトムからの反発になりますので、上方向に力を感じます。

ダブルボトムを底抜けするまでは、上目線継続です。

〇　１時間足チャート

※黄色（東京）、水色（ロンドン）、赤（ニューヨーク）　赤の矢印はNYタイムの動き

週明けは上昇から、火曜日に下落を開始、そこから揉みあって金曜日に上昇しました。

今週はウクライナリスクに振り回された一週間でした。

基本ニュースのヘッドラインに踊らされリスクオンとリスクオフを繰り返しました。

基本は方向性を欠いて、動きの予想が難しい週でした。

ただ、来週の月曜日はアメリカ休場で、ウクライナの状況が週末にどう転ぶのかわからない状況なので、金曜日のニューヨークにポジション調整のためにユーロやオージーが売られるのに合わせて、ドルが買われるのだけは読みやすかったです。

先々週の末から続くウクライナリスクですが、そろそろニュースに対する感度が悪くなってくる頃です。

株価が堅調ならリスクオンでドル売りが先行する可能性があります。

つまり、長期は方向性なし、中期は上目線、ファンダは要警戒しながら下目線となり、手出ししないほうがいい相場状況です。