週足分析 ドルインデックス 11月27日
先週の週足は上ヒゲの長い十字線でした。
週足単体で見ると、現状の上昇トレンドの転換・調整になります。
来週は下値をさぐる展開になりそうです。
週足チャートでは、まだ上昇トレンドを維持していて、目標の高値は①のラインになります。
その前の2週間は週足で大陽線を出していたため、調整に入りそうな感じです。
週足での調整があると仮定するとセオリー通りなら②~③の付近まで下落後に、値固めした後で反発しそうです。
赤の矢印が想定ラインです。
週足レベルなら、かなり深い押しになりそうですが、日足ならどうでしょうか?
日足のチャートです。
日足はチャネルで動いていますね。
トレンドは継続しており、チャネル上限を少し超えたところで反落しています。
日足で調整した場合の反発ポイントは週足よりも少し上のポイントです。
週足MAと月足MAがゴールデンクロスして、やや上向きで推移していますので、目線は上になります。
ここから調整下落するとなると、反発のポイントは上昇トレンドライン、前回高値、週足20MA(青のMA)の重なるゾーン辺りになりそうです。
もし、月足20MAを実体で割ってくるようならば、下落トレンドへの転換もありそうです。
今回の下落は金曜日に大きく下落したので、週明けは少し反発上昇もあるかもしれませんが、基本目線は下目線になります。
中期的な視点は上目線ですので、下落後の反転をうまく捕まえたいです。
※黄色(東京)、水色(ロンドン)、赤(ニューヨーク)
最後に一週間の動きを見てみましょう。
今週の動きを見てみると金曜日を境に急激に下落したのがわかります。
木曜日はニューヨークは休場だったため、総じて動きが鈍かったのですが、金曜のアジア時間から豪快に下落して、それまでの上昇分を全て失っています。
値動きも月曜こそニューヨークから動いていますが、それ以降はロンドン中心の動きに見えます。
金曜は株価や原油、金なども暴落しており、ドル円も2円を超える下落の動きでした。
週明けは様子を伺うことにしたほうが無難そうです。
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