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ファンダメンタル分析 6月5日

〇 来週の政策金利発表

7日 火曜日 13:30 オーストラリア政策金利

9日 木曜日 20:45 ECB政策金利


〇 休日

6日 月曜日 ニュージーランド


〇 注目指標

10日 金曜日 10:30 中国 消費者物価指数

10日 金曜日 21:30 アメリカ 消費者物価指数


◎ 通貨強弱予想

今週は米株式が反発してリスクオンの展開になりましたが、雇用統計後に株式は下落して、米債券金利が上昇してドルが買われました。

ドルの動きだけ見ていると、日替わりで買われたり売られたりしています。

要するに方向性に欠ける展開で、こういった時はあまり手を出さない方がいいかもしれません。

ドル円だけは、米債金利の上昇に連動して大きく上昇しています。

投資家の注目テーマは利上げペースと景気後退懸念の間をうろうろしています。

先週は中国のロックダウン解除と景気刺激策などで、株式を中心にリスクオンで始まりました。

中国景気と関連付けられやすい豪ドルの上昇を見てもわかりますが、景気回復期待に相まってエネルギーも高騰し、資源国通貨が買われています。

しかし一直線に上昇したのではなく、ドルインデックスも上昇と下降を繰り返しました。

ドルインデックス 1時間足

特に米雇用統計後の動きは上昇と下降を繰り返しており、複雑な動きになっています。

注目は雇用統計後のドル高の流れが続くかどうかです。

米国債金利も2.94%まで上昇しており、3%を超えてくる勢いです。

米10年債金利 1時間足(investing.comより)


来週はユーロとオーストラリアの金融政策発表があります。

注目はやはりユーロでしょう。

利上げは織り込み済みですが、その後の記者会見での発表で今後の利上げ予測が大きく変わってきますので、前後の思惑も併せて大きく変動しそうです。

また週末には中国とアメリカの消費者物価指数の発表もあります。

インフレと金利、景気後退がメインテーマとなっている以上、かなり注目度が高いです。

エネルギー価格、株価、商品先物などの動きもありますので、為替はドル円を除いてレンジ気味の動きになる可能性が高そうです。


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