見出し画像

【MTGA】まじすとさんかいめ2日目R4 遊我 対 星野ロミ【Vtuber】

※敬称略ダヨ★

第1回から選手としてだけではなく素材作成や配信枠などで大きく大会に貢献してきた遊我
このまじすとには欠かすことの出来ない人物だ。
軽快な喋りと前向きさは他の参加者・主催者の拠り所となっている。
頼れる兄貴・遊我は青黒のデッキを好んで使う。
今回は独自チューンのディミーアコントロールで持ち込んでいる。


画像1


対戦相手は星野ロミふわっくまとともにZ/Xなどの他TCGにも積極的に取り組んでいる。
持ち込んだデッキは.....ティムールのビッグマナのデッキと形容すればいいのだろうか? かなり独創的なデッキだ。


https://twitter.com/Romi_Hoshjino_V?s=20




画像2


G1

先行の星野。最初の7枚を意気揚々とキープ。
対する遊我は相手の相棒が《空を放浪するもの、ヨーリオン/Yorion, Sky Nomad(IKO)》であることを加味して、受けに強い手札をキープ。

画像3


しかし星野のデッキは普通のヨーリオンではない。
《樹上の草食獣/Arboreal Grazer(WAR)》を1ターン目にキャストして下準備を開始。

遊我「じゃあ、このターンに打つつしかないな」

《強迫/Duress(XLN)》で相手の手札を確認すると、見えたのは。

《島/Island(ME3)》《山/Mountain(M15)》《繁殖池/Breeding Pool(RNA)》《石とぐろの海蛇/Stonecoil Serpent(ELD)》

《空を放浪するもの、ヨーリオン/Yorion, Sky Nomad(IKO)》にしては珍しいラインナップだ。
なにも抜けないが前方確認が済んだ形。

返すターン、変容の弾としても優秀な《石とぐろの海蛇/Stonecoil Serpent(ELD)》をX=3で場に出す。

遊我は2枚目の土地を置いてターンエンド。
星野もそれに応えるように《繁殖池/Breeding Pool(RNA)》をタップイン。《石とぐろの海蛇/Stonecoil Serpent(ELD)》でアタックするのみでターンを終了する。

次のターン相手のクロックが増えないことに安堵しつつ、《ロークスワイン城/Castle Locthwain(ELD)》を場に出す。

星野は本当に後続を何も引かないのか、虎の子の相棒・《空を放浪するもの、ヨーリオン/Yorion, Sky Nomad(IKO)》をキャスト.....は《神秘の論争/Mystical Dispute(ELD)》で対応。このままでは盤面が掌握されてしまう。

遊我はもちろん土地をフルオープンでターンを返す。しっかりと腰を据えてコントロールしていく構えだ。

《野生の律動/Rhythm of the Wild(RNA)》を場に送り出し、《石とぐろの海蛇/Stonecoil Serpent(ELD)》のアタックで遊我のライフを11とした。

《薬術師の眼識/Chemister's Insight(GRN)》で手札を補充した結果、手札は除去で潤沢になった。
ここから先は遊我のステージだ。


《凶暴な見張り、ガーゴス/Gargos, Vicious Watcher(M20)》→《残忍な騎士/Murderous Rider(ELD)》
《石とぐろの海蛇/Stonecoil Serpent(ELD)》→《エレボスの介入/Erebos's Intervention(THB)》

と対応し、完全に盤面を掌握した。
満を持して《人知を超えるもの、ウギン/Ugin, the Ineffable(WAR)》をキャスト。《野生の律動/Rhythm of the Wild(RNA)》を破壊する。

星野は《自然の怒りのタイタン、ウーロ/Uro, Titan of Nature's Wrath(THB)》をトップデッキするものの、墓地の枚数が足りない。
《苦悶の悔恨/Agonizing Remorse(THB)》で《自然の怒りのタイタン、ウーロ/Uro, Titan of Nature's Wrath(THB)》を除外し、《悪夢の詩神、アショク/Ashiok, Nightmare Muse(THB)》で盤石。

星野は残った1枚の手札がトライオームだったため、サイクリングして2枚の脅威を用意したいところだ。
デッキがようやく温まってきたのか、《世界を揺るがす者、ニッサ/Nissa, Who Shakes the World(WAR)》《野生の律動/Rhythm of the Wild(RNA)》と連打。
タップアウトの遊我は土地のアタックをスピリットトークンで受ける。

画像4

《サメ台風/Shark Typhoon(IKO)》という攻守に渡って活躍するカードを得た遊我はPWでそれぞれクリーチャーを追加。
さらに《魂標ランタン/Soul-Guide Lantern(THB)》で《空を放浪するもの、ヨーリオン/Yorion, Sky Nomad(IKO)》の再利用を防ぎ、《残忍な騎士/Murderous Rider(ELD)》を追加。メインで《薬術師の眼識/Chemister's Insight(GRN)》までキャスト。

星野はドローを確認して嘆き始める。何も引かない。
《世界を揺るがす者、ニッサ/Nissa, Who Shakes the World(WAR)》で3/3を1体追加して《悪夢の詩神、アショク/Ashiok, Nightmare Muse(THB)》を攻めたてる。
森1枚と《残忍な騎士/Murderous Rider(ELD)》のトレードを行い、盤面は変わり無し。

次のターン、遊我は《ハイドロイド混成体/Hydroid Krasis(RNA)》や《大食のハイドラ/Voracious Hydra(M20)》を予測して、《人知を超えるもの、ウギン/Ugin, the Ineffable(WAR)》で《世界を揺るがす者、ニッサ/Nissa, Who Shakes the World(WAR)》を破壊。

予測は当たっていた。
星野のドローは《大食のハイドラ/Voracious Hydra(M20)》。12/13速攻のハイドラがアショクを落とす。

遊我の手札に《大食のハイドラ/Voracious Hydra(M20)》を除去するカードは無い。これは起死回生となるかと思ったその矢先。

画像5

しっかしと手札を回転させていれば回答へ素早くたどり着ける。
青の青たる所以をしっかり活かしながら遊我がゲームを掌握した。

遊我 1-0 星野ロミ


G2

お互いに7枚の手札をキープ。

星野は森から《樹上の草食獣/Arboreal Grazer(WAR)》。
続く2ターン目にも《樹上の草食獣/Arboreal Grazer(WAR)》を出すが、4枚目の土地が無い。

遊我は2マナオープンでターンを返す。
カウンター、除去、ドローと対応策は潤沢だ。

星野は4枚目の土地を場に出し、《渡る大角/Migratory Greathorn(IKO)》を変容。

画像6

《渡る大角/Migratory Greathorn(IKO)》を《霊気の疾風/Aether Gust(M20)》でデッキに戻して猶予を伸ばす。
もちろん遊我は、自分のターンにアクションを行わない。

星野→《野生の律動/Rhythm of the Wild(RNA)》
遊我→土地を置いてエンド
星野→《ハイドロイド混成体/Hydroid Krasis(RNA)》3/3速攻
遊我→《暴君の嘲笑/Tyrant's Scorn(WAR)》で対応
星野→《金のガチョウ/Gilded Goose(ELD)》にカウンターを乗せて《空を放浪するもの、ヨーリオン/Yorion, Sky Nomad(IKO)》で出し入れ
遊我→《害悪な掌握/Noxious Grasp(M20)》

真綿で首を絞めるように、G1に続いて遊我が盤面の支配を強めはじめた。
落ち着いたゲーム運びだ。
《野生の律動/Rhythm of the Wild(RNA)》がプレッシャーになってはいるが、潤沢な除去が遊我のゲームを支えている。

星野は追加の《ハイドロイド混成体/Hydroid Krasis(RNA)》を引ければ逆転が出来そうだが。

ここで攻めに転じた方がいいと判断した遊我は《悪夢の詩神、アショク/Ashiok, Nightmare Muse(THB)》を場に送り込む。
星野の返しは《自然の怒りのタイタン、ウーロ/Uro, Titan of Nature's Wrath(THB)》。またしても墓地は足りていない。

星野は次のターンでもノーアクション。

星野「(ナイトメアトークンを指して)じわじわ増えていくじゃないですか! やめていただきたい!」
遊我「やめられないとまらない♪」
星野「かっぱえびせん」

なんだかんだで楽しそうだ。

《樹上の草食獣/Arboreal Grazer(WAR)》がダメージこそ通さないが、ライブラリーは削れる。

星野は再び《自然の怒りのタイタン、ウーロ/Uro, Titan of Nature's Wrath(THB)》を引き込み、ライフを回復。さらにデッキの上から降ってきた《ハイドロイド混成体/Hydroid Krasis(RNA)》を3/3でキャスト。カードを1枚引く。
1ターン待って大きいサイズで出すよりも、《悪夢の詩神、アショク/Ashiok, Nightmare Muse(THB)》の対処を優先させたようだ。

その目論見は《エレボスの介入/Erebos's Intervention(THB)》で水疱と帰す。
ナイトメアトークンを追加して3体目。《悪夢の詩神、アショク/Ashiok, Nightmare Muse(THB)》の忠誠値を7とした。

画像7

星野は《世界を揺るがす者、ニッサ/Nissa, Who Shakes the World(WAR)》を送り込むが、能力のスタックに併せて《害悪な掌握/Noxious Grasp(M20)》。
3/3の土地でアタックするよりも《自然の怒りのタイタン、ウーロ/Uro, Titan of Nature's Wrath(THB)》でアタックした方がリターンが大きい。

しかし《残忍な騎士/Murderous Rider(ELD)》がそれを阻む。

デッキの濃さでは自分に分があると判断したのか、《悪夢の詩神、アショク/Ashiok, Nightmare Muse(THB)》の-7能力を起動して今までリムーブしたカードから3枚を奪い取る。

選ばれたのは
《空を放浪するもの、ヨーリオン/Yorion, Sky Nomad(IKO)》
《鍛冶の神のお告げ/Omen of the Forge(THB)》
《世界を揺るがす者、ニッサ/Nissa, Who Shakes the World(WAR)》


完全にゲームを掌握した遊我
打撃力は高く無いため数ターンの猶予を与えてしまったが、ドローと除去にサポートを受けた遊我星野のライフを削り切った。


遊我 2-0 星野ロミ

Winner 遊我

いいなと思ったら応援しよう!