日本語の育ち方
前回は言語を首都k誦するのにとっても大事な音の認識能力について学びました。
いよいよ本題の日本語と英語の育ち方について!まずは日本語の音のしくみについて考えてみたいと思います。
■単語は小さい音の組み合わせ
単語を構成している音の仕組みってどのようなことか分かりますか?
私は全くわかりませんでした。
分かりやすいように、日本語に当てはめてみましょう。
例えば…『そらがあおい』という一文があります。
「そら」は「そ」と「ら」がくっついているように、単語は小さな音の集まりです。
日々の会話の中で使うときには、文章や単語がどのような音で構成されているかなんて考えなが話しませんよね…💧笑
この話を聞いて思い浮かんだのは、最近文字を読みはじめている長女のこと。
絵本の文字ひとつひとつを指で指しななら声に出して、
「あ」
「お」
「ママ、"あお"って書いてあるよ」
長女は単語は文字(音)の組み合わせということを学んでいる最中なんだということが理解できました。
■音を区切る"モーラ"
単語を作っているひとつひとつの音のことをモーラって言います。
"モーラ(拍)"とは、音の長さを示す単位のこと。
このモーラは、日本語の50音、「子音+母音」の長さに相当する単位だそうです。
そして、日本語はこのモーラがとっても分かりやすい(数えやすい)言語なんですよ!
この音と音が結びついているモーラを理解する為には、たくさんの言葉に触れ、自分で音の組み合わせの法則を学んでいく必要があります。
言語の習得課程いきなり文字が分かって読めるようになるのではなく
単語の音と対象物が結びつく
単語が小さな音(モーラ)の集合体ということに気が付く
モーラと文字が結びつくと、文字が読めるようになる
子供には「母音と子音がくっついて・・・」と音の仕組みを教えるわけではなく、絵本などの文字が書かれたものを何度も何度も声に出して読んでいるうちに、音を通して自然とこの仕組みを理解していきます。
■音を入れ替えて(操作して)使いこなせるようになる
小さい音の集合が言葉(単語)というのは理解できるのですが、どうやって日本語を話せるようになっていくのでしょうか?
言われてみればそんな感じがするかも!
と子供たちが言葉を話し始めた頃を思い浮かべながら思いました。
ちなみに…
●4歳の長女はステップ上段
「音の組み合わせ」「音の入れ替え」
●2歳の次女はステップ下段
「リズムを感じる」
あたりかなぁ…(゜-゜)と感じています。
ここで忘れていけないのが、
いろんなステップを行き来すること(順番通りでないこと)
成功と失敗を何度も繰り返すこと
何事にも順序はありますが、こうやって各ステップを行ったり来たりしながら、何度も何度も繰り返すことで、しっかりと脳に音のパターンが定着していきます。
驚くべきは、子供は教えなくても自分で理解できる力があるということです。
大人の想像以上に、学ぼうとする力が本当にすごいと感じました。
つぎはいよいよ、英語の音の認識能力について!!
「学校では教えてくれない、9割の日本人が知らない部分」について学ぶので、とても楽しみです♪
最後まで読んでくれてありがとうございました。
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