環境塾_6th in 東大
意外と見てくださっている方がおられて、
直接お会いした際など「見てますよ!」って言って頂けて
それだけで記録してて良かったなーと思ってます。
えっと、何やったんだっけ?と自分の備忘録も兼ねてんので、
時折、口調が乱れるところはご勘弁を。
あんなにも最初は警備の方に職質され&弾かれると思ってた東大の門も
今や、軽い会釈で工学部に向かうことに慣れてきた感じ。
5/21(火)の第6回。
午前中の現場打合せが長引き、スタジオ課題少し遅刻💦
したら、塾生メンバーが一番前の席をズラッと陣取っており、
んんん・・・?と、、、
あ、そうだ、今日は学部生・院生の皆さんの
課題中間発表とブラッシュアップの場だったってことを思い出す。
実践者の前で、提案するってどんな感覚なんだろう・・・?
でも、どの方も緊張のキの字もない感じ。さすが東大生。
逆に僕はこの場面ってリノベーションスクールっぽいな、と思ったり。
課題だ、中間発表だ、ゆうても
利便性、収益性、動線等々何かと気にかかる、笑
それにしても、発表してくださったみんな、凄いですね。。。
毎回、発見が多いですが、重村先生や前先生のアドバイスを受けて、
忠実に手直しすると共に、自分の中でいくつもの新課題と向き合ってる。
見習わないとな・・・
<ある案への質疑ツッコミの様子>
朝陽、庇で日本家屋は日射遮蔽できてたよね!?
でもそれが、意外とできていない事実。
西陽カットができないのか?
青とか赤とかグラフがあるとわからない。
温度と光、方位を変える。
ハレトケの代表を。
熱座敷、グラフはどこのことを言っているのか?
日時、青が相対湿度、赤が温度、痛風・無風。
中間期、夏が現実より暑くなってきて、江戸時代と全然違う。
方位、室名、凡例。
あときちんと情報を整理すれば。
細かく表現力。
写真=江戸東京たてもの園、とわかるよう明記。
ホルスバー何月何日か?入り口がどこか?
写真と手書きのハイブリットが好感持てた。
背景と目的。
宿泊体験施設、日射遮蔽の影響、
グラフがUTCIとは・・・?の説明がない。
緑が良い時期、青が寒くて死ぬ等の説明。
風速ゼロは冬に効く。
この結果、宿泊時期を決めてしまったら良いと思う。
風速、とか。
仮説で決めてしまって良い。
小さなキープランを作ってのっける。
光入んなくてよし、とか、梁を消したほうが良い。
(みやすい)UTCIとは・・・?と知らない人への説明。
青は暗すぎて電球必要。
日射必要無し。
光も熱負荷も設定地が書いていない。
使った、解析の設定を。
熱環境 ここが良さげ、とか。
英語もわからない先生がいるかもだから。
仮説を立てて貸す(賃貸)時期を書いて、それを修正はありだから。
こういうふうに貸したい、という対象CGの上に鉛筆で書く。
1日を体験して欲しいとか。
使い方の絵を書いたほうが良い。
何日貸せるか?は考えます!で良い。
ハイ、状況が浮かびますでしょうか・・・!?(浮かばねーよ!)
こんな感じで、
あちこちからの質問・提案等でプランと計画が練られていきます×4案!
で、
あっという間に16:00を過ぎてて
場所はいつもの環境塾教室へ・・・
今日は
1 Grasshopher実演
2 前先生への質疑応答
3 神長さんによる湿度講座
の豪華3本立て。
1 Yくん、HさんによるGrasshopher(以下GH)実演
GHでどんなことをしているのか?をその場で動かしながら説明頂く。
Yくんは、学校断熱改修 x YKK AP
内窓、博士論文、オクトパス、遺伝子アルゴリズム、
数千万、数億、総当たり、少ないアプローチで、
効率的イン最適解を見つける・・・ 等々。
光も熱も同時ではなく、1つずつしっかりやって行く
まずは「熱的な部分を」で。
集中して聞いていくが、新しいワードも出てきたり、
Yさん(前研究室卒業生)が登場しフォローしている感じ。
発表後は、お二人で打合せしに退席されました。
続いて
Hさんによる
建築、住宅平面、
特に、屋根や太陽光パネルに関してのGH研究の紹介
道路条件、法規、敷地を建築性性の限界、
「プラトー」国交省の3次元データ等を用いての検討。
太陽光の設置義務化等で騒いでいる内容。
そこへの最適解プログラムの検討。
太陽光パネルの最適化は非常に実用性があると思う。
太陽光パネルをリアル住宅のように、
平米あたり、何キロワットまで?の上限を。
ランダム、遺伝、大量、デザインエクスプローラー(Design Explorer)
どの入力値が可能性の範囲に入っているのか?
太陽光と蓄電池は最強の組合せ、だけど、蓄電池がもう少し安くなれば。
太陽光+蓄電池だと冬への投資として無駄になる可能性が大。
太陽光と太陽熱の組み合わせで冬を乗り切るか。
角度の許容。ツールとして用意できる。
平米あたり、何キロワットの性能上限を把握しておく。
この値以上だとカットする、とか決められたら。
自分でGH設定してあげれば。
日射が1000w/m2の時に設定。
GHだと毎時で取れる、季節ごとに取れた一番良い角度とか取れるので。
あえて西側とかにつけて。
南、東西につけて足りない朝夕に使えるようにしては?
面白いねって言ってもらえる内容へ。。。
先生たちからの意見も飛ぶ。
いやはや、
GHの実例ご紹介頂いた時間でしたが、これはやっぱ凄い。
構想次第で組むプログラムは様々なことに活用できそうだし、
設計スタイルは変わっていくんだろう、を実感。
どこかで身近に感じていた感覚があったが、多分クルマのナビかな、と。
行き先を設定したら推奨、最速、距離優先等々、ゴールまでを瞬時に選ぶ。
GHって、もしかしたらココでは建築のナビみたいなもんかもしれない。
2 前先生への質疑応答
塾生から上がったいくつかの質問を
前先生がプラスαしてお答えしてくださった。
また、さっき実演頂いたGHの世界的潮流の話や、
今後学ぶCFDの話も。
遮熱塗料、屋上緑化・・・・
良かれ、効くだろう、そんな流れで進めてきた内容も
意外と効果が無かったり、の検証や結果からの改善って大事なんやけど
学校空調化よろしく、
やることが目的化して結果無駄になっていることの多さよ
順序立てて、望ましい流れで、実践していくことの大切さを今日も学ぶ。
ノリや先入観ではなく、GHのような百烈拳ツール使って、
徹底的にSIM検証した上での展開の方が、明るい未来になる、きっと。
ここまで第1回から、前先生と神長先生、重村先生始め、
福井コンピューターさんやYKK APさんに多くの学びをさせて頂いた。
で、僕ら塾生に
事実の整理、目的と手段を構築してみることを前先生からお薦め頂く。
(引き続き、自分たちの方向性を話し合うことに)
3 神長さんによる湿度講座
知っておくべき知識としての「湿度」講座を神長さんがしてくださる。
相対湿度と絶対湿度から始まり、
浴室に換気扇無しの理由、お施主さんとのやりとり
窓の有無による性能値の違いなどなど
自分でやって自分で言えないと、説得力はない。
自分の物差しを持つ。
発言力を持つ。
電気代が割り増しになりますか?とか。
最後の方は、note書きながら
何だか環境塾後半と同じ状況に入って
写真中心になってしまいましたが、第6回目レポはここまで。
そして、われらが環境塾の「社食」にて
本日の振り返りと未来へのアレコレを!
この後、
学び過ぎでプチハイメラメラモード入ってる
まだ時間があった塾生数名で、
本郷三丁目の方へ歩いた先の二次社食へ 笑
そこでも、熱い建築談義に花咲いちゃったり、、、
ああ、
建築って
住宅設計・施工って
素晴らしい仕事ですね!
・・・となるべく、頑張っていきましょー!!!!!
みんな、
QPEXの宿題、忘れずに・・・!!
あ、
いつもより長い。。。
最後までお読み頂き、ありがとうございました〜!
少しでも、
僕らが学ばせてもらっている内容が伝われば嬉しいです!!
じゃ、またねー