環境塾_2nd in 東大
人間も建物も内面を鍛えていく必要があると思ってます(どした?)
GRASSHOPPER(グラスホッパー)と聞いて
ラジコンしか浮かばなかった荒木です 笑
今日は良い天気なので駅までチャリンコで向かうことに
陽春の土手には菜の花がいっぱい
東武東上線の新河岸駅まで、2.5km
新河岸川には小さなこどもたちが「オサカナ〜いるよ〜!」と集まっている
暑くもなく、寒くもない、ちょうど良い天気やねん
あの本読みながら行こうかな、
途中から構造塾コンサルも参加しながら行けるな、
信号無しの単純道、色々な思いが脳内を巡る
通勤・通学ラッシュを避けてきたものの
チャリンコ、置けるかな・・・
そんな心配をしながら駐輪場に行くと
整列の作業しているシルバーのおじさまが
指でチョンチョンと空いてる位置を示してくれる
サンキューじーちゃん!
いつもありがとね!
先週より少し早く向かうのには理由がある
電車に乗り、予定通り今、読んでる本を開く
この時間帯だと、簡単に座れるのが嬉しい
構造塾コンサルを受講しながら
東大到着!
も、もしかしたら
東大って、既に観光地化してきてる・・・!?
そういえば、
外で記念撮影している方がチラホラ(チミもその一人・・・!?)
んで、冒頭写真、、、
ミッションコンプリート!
先週売り切れだったメニューを堪能
構造塾コンサルを受講しながらの早飯。。。
贅沢な時間。(何しに来たのかね)
こっからでございます
長過ぎる前置きは、許してくれたまえ
大学生でも院生でもないのに
本日は、
先週より3時間も早く来たのでございます
だって
環境塾は夕方16:00〜
その前にもし受けたい人がいたら
ぜひ、学部・院生授業も聴講できますよ〜 と前先生からのお言葉
なっ!!!???
そりゃー こんなチャンスないやん!!
と
13:00からの授業場所、工学部へ!
さて、工学部どこだ・・・(また!)
環境塾メンバーと再会し、
一応ドキドキしながら、授業の行われる教室に向かう
着いた!
聴講生として、
環境塾のみんなで教室の後ろの方にズラズラと座らせて頂く
教室後方の環境塾生が立って見てたら
さながら授業参観の図w
コンピュテーション技術を利用して、想像以上の建築を
Rhinoceros(ライノセラス 以後R)
Grasshopper(グラスホッパー 以後GH) ラジコンじゃないよ!
そして
ClimateStudio(クライメイトスタジオ 以後CS)→ G-markも2022に!!
それぞれのリンクを見ると
なんとなくその凄さが伝わるかと
Rhinoceros の おすすめ本!
光環境解析や熱負荷計算、環境デザインを
建築設計実務者達が当たり前のように使いこなすためのツール
料理の達人が二人羽織ならぬ百人羽織で(いや、千人だな)
ミシュラン料理を瞬時に作り出していくような世界笑
デモで動かして頂いた画面に映るのは
人間には決して真似できん瞬時解析早技の数々
話し始めると、どんどんはやくなってしまうかもしれないので
その時は「はやい!!」って言ってくださいね❤️(by 重村センセ)
ニコッとしながらそう仰る笑顔がステキですが・・・
いやいや、ヤバいこれ、きっとマジはやい感じ・・・と集中
男女比率、ほぼ同じ(そこ!?)
授業は13:00-16:00の3h
数回ある講義の本日は、
基本中の基本 【説明&気候解析&照度解析】
で、
その内容を以後、noteしようと思い
自己メモ見直したら結構な量になってますのん、
打ち込んではみたものの、、、どうしよっかな・・・
あ、
では、
今度の環境塾の時に、先生達に相談して
OK頂いたら、そのまま追記させて頂くことにしましょ!
ひとまず、圧巻だった授業の様子をば
最後に幾つかの質疑応答があったけど
僕の印象に残ったのは最後の回答
「GH解析とか、パソコンのスペックで変わってくるが、
早く動かせるアルゴリズムを組んで使った」
全然違うかもだけど、
地元川越でエリアリノベーションとか 少し取り組んでて
「無いものは作っていこう」と
仲間達と楽しく進ませてもらっている
「自らが考えて新しい何かを生み出そうと動いていく」感覚
それって、とても大切で、
重村先生の授業には
僕にはまだまだ難しいながらもそのワクドキ感があった
「エラーが出るほど、勉強になる」
先生が最後にいってくださった言葉が沁みる
現場で挑戦を続けておられる実務者の声
16:00を少しオーバーしつつ、授業終了!
聴講席を片付けてから 環境塾の場所へ!
***
一瞬ハリーポッター風な、環境塾の教室に到着
先週から2回目なのにどこかしら懐かしい感じがする
なんか環境塾って、ひたすら濃い時間なのかな・・・??
皆で武蔵小金井から徒歩圏にある「江戸東京たてもの園」へ行き、
ピンポイント気象データも活かして、
各位自分の好きな建物を1つセレクト、
りのべっち、Aftab、CamToPlan、輝度計等で
実測・解析を行う課題授業を継続中 とのお話
温熱は4、5月だと中間期だけど「光」では色々できる
ブライトネス、計画照明の重要性、とのお話
そもそも移築してきたのでオリジナル環境ではなかったり
現物にスケールあてがって計測とかができないようで
スマホアプリ等を駆使して現況図を描いていく感じ
そして、
いよいよ本日のメイン講師、
福井コンピューターアーキテクト株式会社の松谷先生、登場!!
僕も所属中の「さいたま断熱改修会議」でも
ご一緒させて頂いておりますが
とっても気さくで、明るい技術営業プロです
今回の環境塾では
ARCHITREND ZERO を
期間限定でフルスペック貸して頂ける!
JWとMini-cad時代からのVW一本だったワタクシにはチャンスw
今日の日は自分のためにある!と、説明に集中
福井県坂井市
創業44年
全国 29 拠点
拠点がない場所 = カバーしつつ飛び回って
42,000 社の導入実績、76,000 本販売実績、
工務店 44%、設計事務所 30%、建設会社 9%・・・
導入会社の一覧表もあげて頂いたが
あー、あの会社も、この会社も、と圧倒的なシェア!
法改正には細かく対応し続けている
多くの会社のみならず、各教育機関等 300 の導入実績、
オールインワンで一気通貫、
とはいえ、温熱 SIM はまだまだの課題もある とのこと
基本的にBIM ではない
IFC(Industry Foundation Classes:業界基礎言語)への対応は無いため
商品開発体制、3DビューアURL 発行、
ZEROデータと確認申請連動、某民間確認申請機関とのWEB 申請連動
そして 2025法改正対応
省エネ基準義務化に向けての動きの概略をご説明頂く
んで、
ここからが本丸
きっとはやいんだろうな・・・
予想はしていたものの
CAD操作・作図の速さ
はやい 881 速い ハヤイ !!!
サスガデス! としか言えず
同時作図は不可と諦め、画面集中すると決める
先の授業もそうであったが
最近はアーカイブ配信なる技術があるため
そんなの無い時代に鬼のようにノートを取ってんのは過去で
TVerよろしく、、、メモり方は変化しちょるんやろな・・・と
そんなん思いつつも、ひたすらキーボードを叩きメモるMac人
先週の神長さんの実演シミュレーションのように
1からの一通り作図LIVE実演スタート!
敷地入力からプランニング実演、
suumoで自由に土地探しから敷地作成、
ポンチ絵 → アーキ内でスクショ、
寸法指定、寸法合わせ、1片の⻑さ合わせ、
方位も設定 1点目で位置確定、2点目で方向、
道路属性を設定して、道路幅入力で、
斜線制限がボリュームが表せる(これスゲェー便利な)、
敷地座標入力は、EXCELで入力し、コピペした方が良い(確かに!)
除外範囲=建築しない範囲の設定、
自動車の軌跡を記入等、
建築可能範囲面積表がすぐに出せる
(自分メモなので、読みづらくてスミマセン!)
そんな感じでここまで一気に解説くださる
ひ、ひるむな、埼玉県民!
続いてプランニングへ
1階平面図 = 建築可能範囲、
薄線の中に、プランを描いていく、
ゾーニングをして行ったから柱をかけて、
自動+絵柄アイコンぽいのを使えば、
すぐにリアルタイムで確認加工、
最新は3Dカタログで SIMしながら入力可
この3Dカタログがすごい!
メーカー住設、断熱材等も対応可能ですぐに使える
ショールームにイケナイ時にも施主に重宝されているとな(だろうな!)
扉 1 グリッド、
建具一括入替でメーカー変更可能
階段設定、手すり等詳細設定可能
2階平面図、
階段床抜き等は自動に
寝室とバルコニーは掃き出しでしょ、と開口は自動認識、
間取り、階段、屋根ふせ、斜線範囲を表示させながら、
屋根形状の検討を行える
太陽光パネル 60 社ほどから選定可能
そんな時、松谷先生がサラリと仰った
「もし可能だったら、アーキトレンドの実務者がいらっしゃって
確認申請も、長期優良も、
全部アーキだけで提出している方がいらっしゃって
お手手もすごくはやいし、
積算のマスター構築まで全部自分でやって
っていう方が、上尾にいらっしゃるんで・・・」
むむむっ!!!!!
「僕何も教えていないんです。もう勝手に、、、」
おおう!その方はまさしく!!
(この時点で召喚ボタン連打)
何回目になるかはわからんですが、
ぜひぜひ甘い勇気を持っていらして頂けるかと!笑
立面図
ボタン1つで、作図可能、(!)
矩計図も、斜線制限計算も、(!!)
全部で1000 箇所ほど「入力設定」がある
採光・換気・排煙計算
打ち込みで一瞬でできる(!!!)
法令 NG も無いようにチェックも同時進行
四分割法の壁量計算も、割増係数を見込んで計算していく(!!!!)
壁量計算
耐力壁も自動割り当て、
重心・剛心も一瞬で見られる
調整して、N 値計算も自動設定、
金物設定(メーカー自由に設定できる)構造
マスターズフォルダー、金物は自動配列可能、調整も可能、
水平構面の検討も自動で行なっている
工事場所打ち込みすると、分布が自動で出る
ふと、
某辛口の愛をツツミこむ先生が、
ギター奏で微笑しつつ語りかけてくる姿がよみがえる
「・・・アーキトレンドは開校までに基本はマスターします! くらいの
バイタリティが無いとこのスクールは厳しいですよ(笑)」
はぁ、そうやった
そう言われておったんや
いくつかの図面トライして
難しい屋根伏せで停止しちょる場合では無かった
ハッと我に帰ると大切な温熱設計に進んでて
温熱設計
材料マスターで追記可能、
3D カタログ 1 ファイル 10 パターンまで自社仕様を保存可能
窓仕様、仕様値→試験値等、
カタログ→自己証明書発行、
でも長期等資料に「赤枠」機能は出せない!
ここは出せるようにして欲しい・・・(数名から声が)
ハイライトさせる とか
2025 年からの確認申請必要書類が
仕様書だとかなり、手間が省ける・・・?
電気・換気・消防設備も平面図に盛り込む・・・?
かなり、確認申請が混乱しそうな内容でございますね
学習のために、あえて 天空率計算を採用、
でも松谷先生は話しながら、一瞬で天空率計算を終了
え、、、? 何、操作しておられたんだろ、、、
ちゃんと見てなかった 💦(アーカイブ復習決定)
申請を通すための時間短縮には絶大な力を発揮するアーキ・ゼロ
3D カタログは強力
実演後は、環境塾生含めての、質疑・感想コーナー
感想&Q&A
初期段階でアーキデザイナー、
変更変更に対応しやすいかどうか?が対応ポイントかな、と
再計算、再描写、の手間
連動性の設定、自分の設定ができてしまえば
確認申請、QPEX 的な要素が入ってしまえば
定常計算の所で標準的なベーシックモデルを作れている
設計ツールとして、判断できること
ホームズ君は使ったことはないが、
一つのアプリで色々と連動できるのは良いなと思った
環境塾のドライブには入れなかったので
非住宅側の考えが多いので
住宅の方がわかっちゃいるけど、
表作成が面倒臭いのが全く触っていなかった
普段はアーキをつかっている
SIM はホームズ君
生項目、設計項目、実務的なことばかりやってきたので、
業務量が多くなるなぁ
窓の遮蔽物有無で数値が同じなのはどうしてか?
矩計が他図面を修正した際、残す使い方あり=「保護」(松谷先生、実演)
5、6年使ってて外皮の計算を使う、
構造だと NG が出るんだが、環境はバンと出るのでどのくらいが良いのが
日本の実務者向けソフトだと思う
応援支援については
相当真摯にされているアーキ・ゼロを中心にされるのが良いかな、と
QPEXでの仕様を書いてみようかな、
2025 年の先へ。その先どうすんの問題
ここに記した x 3倍以上の
情報量・熱量をもって、松谷先生の生LIVE講義は完了!!
ありがとうございます!!
懇親会会場も決まった喉越し情報も頂きつつ
最後は、神長先生による最新QPEX実践講座
ホームズ君、QPEXでの役割の違い
QPEX のマニュアル本が出ていること
2010→2020 に変わったといってもまだ変わっていない感じ
QPEX の操作方法と流れをザザザーッとご説明頂く
基礎の1m 内側に線を引いて計測したり、
屋根断熱は建材名は番号を入れてく感じ、
壁の充填断熱は仕様、申請用、基礎仕様も選んでいく感じ
基礎の立上り、基礎下全面断熱材有無等、
窓については仕様値か、計算値、で設定、
熱損失、熱交換の有無でリアルタイムで数値が変わる
エネルギーの数値を見ながら仕様を確定させていく
冷暖房容量がでどれほどいくか?は、
お客さんには響かないので、やはり室温設計に
厚みがどれだけ少なくなるではなく、温熱エネルギーで考える
ディテールを確定するための設計ツール
次週は、神長さんによるホームズ君実践編と予定が決まり
第2回目の環境塾はおしまい! 濃かったなぁ・・・
学びを終えた環境塾生と前先生、重村先生、一行で
東大出てすぐの居酒屋さんで懇親会(^^)b
そこでの話もめちゃくちゃ盛り上がって
noteではとても書けない内容盛りだくさん笑笑笑
ありゃりゃ、、、
思ったよりまたしても読みやすいとは
とても言えへんレポになってもうた・・・
反省せな
イントロ長過ぎや
なんで川越からスタートしてん
あのシーンとかいらんやろ 菜の花とか
次回は食レポフルカットで
いきなり環境塾からでええやん!
(えー でも、東大学食ファンの方、おるかも・・・)
えっと・・・
何か、皆さんの琴線に触れることがあったら
いいね!を押して頂けると荒木のやる気が上がって
きっと今回のように7000文字ではなく、
3500文字くらいの良い感じのレポになるはず
あ、
第3回ハリーポッター教室のサーモ画像、撮ろうかな・・・
ここまで忍耐を持って読みづらい文章を
お読み頂いてありがとうございましたー!!
次回もお楽しみにー!!