子どものむし歯を予防するために
こんにちは、伝えたい衛生士えむです。
お子さんの口の中、気になりますよね?
今回は大切な我が子をむし歯にしないように
我が子と出会い日々の成長を見てゆく中でのポイントについてです。
ポイント①6ヶ月
②2歳半
③6歳
④仕上げ磨き
⑤歯並びについて相談
を順番に説明していきまーす。
①6ヶ月
初めての乳歯が出てくる時期です、多少早い遅いはありますが目安として下の前歯が出てきます。
一生懸命、歯ブラシで磨くというより指にガーゼを巻いて擦ってあげるといいです!
赤ちゃんは口の中に物が入ってくると最初は舌で押し返す反射があります、押し返されると口の中に歯ブラシ入れられないし離乳食のスプーンも舌で押し返す事は明らかです。
まずは慣れてもらうことから!
指で触って口の中に物が入る練習です、くちびるをちょんちょんと触ってあげて下さい。そのあとに慣れてきたら下の前歯も触って全然嫌がらないならば歯肉のマッサージをしちゃってもOK!たぶん嫌がると思うけど笑
つまり歯ブラシの準備ですね!
②2歳半
乳歯が全部生え揃う時期になります。
前からABCDEが左右上下に生え揃うので計20本
そしてこの乳歯全部揃っている、有るというのが
永久歯が生えてくる時にとても大事になるので欠けることなく守ってあげます!
もちろん歯磨きも大事なのですがもっと注意したいのはお菓子やジュース極力与えないという事がむし歯に予防に対して効果的
もちろん、おやつを禁止って事ではないですよー!特に偏食や少食な子などの栄養を補う事もあるので。
ただ、この時期に甘すぎる物を避けるということが将来の味覚形成になりプラスになります。
人間は甘いものは無条件で美味しいー!と感じてしまうのです。尚且つ生成された甘味、白砂糖は味覚を作る上で刺激が強すぎる!
出来るなら野菜や果物などの素材本来、そのものの甘さで味覚をを作っていくと大人になった時に偏食や好き嫌いが少なくなっていくと言われています。
でも甘いものを避けるというのは難しい…
付き合いもあります。身内やママ友…etc
じいじばあばから提供されるお菓子、向こうは良かれと思っています。断りにくい。
ママ友と入ったファミレス、向こうは気にせず子どもに甘ーいデザート注文してます。それを見てる我が子に食べさせない…なんて心が痛む。
なんて神経質にならず食べさせていいと私は思います。
大事なのは普段から食べさせているわけではないって事。すぐにむし歯になる、味覚形成に影響が出るという事ではないです。
その場はおじいちゃんおばあちゃんの優しいさを受け取り、ママ友と子どもたちと楽しい時間を過ごしましょう♪
子育てには余裕が必要です!
③6歳
前歯と奥歯(中正歯と第一大臼歯)
初めて生えてくる大人の歯は未完成な状態で生えてくるんです、石灰化が不充分な状態つまりむし歯になりやすい。
ここでむし歯にならないようにすることが
将来の!今後の!むし歯を防ぐターニングポイントになります!むし歯予防の正念場。
この時に合う小児歯科を見つけることをお勧めします。ホームページで小児歯科の予防に力を入れている所は、医院のページに掲げています。その中で良さそうな所に行ってみます。むし歯予防は1人1人違うので正解はないのです。色んなところを見るの良いと思います!予防は治療ではないので医院は変えやすいというのもあります。
正直歯医者って当たり外れあります。行ってみておや?とか感じたりいい!と感じたりあるかもしれません。ぜひ過去のnoteの記事を参考に検証してみてください。
④仕上げ磨き
歯が生えてきて口の中に指が入るのが慣れてきたらいざ歯磨きスタート!そして一歳過ぎたら本人にも磨いてもらい仕上げ磨きをスタート!
理想は…12歳くらいまではしてほしいです。
個人差はもちろんあるのですが
1人でピッカピカ!ってなるには道のり長いですー!
正直大人も磨けていない方いらっしゃいますしね💦磨いていると磨けているの違いから。。。
あとは赤染め(歯垢染色液)やフッ素塗布も効果的です!
フッ素についての記事が過去にあるので是非読んでみてくださいね。
⑤歯並びについて相談
6歳くらいが良いかなと
大人になってから矯正するということは歯だけを動かすのですが、
子どものうちは骨が成長しているので抜歯もしないでより理想的な歯並びになる場合があります。
あとは一定の条件を満たす場合保険がきく矯正もあります。
厚生労働省の認可を受けた医院のみが対応出来るのですが、骨の状態で歯並びが悪い場合は認可を受けた医院で保険で矯正出来ることもあります。
日本矯正歯科学会のホームページに載っているので調べて見てください。
まとめ⭐︎
親がむし歯についてどれだけ理解しているか
子育てでむし歯ばかりみていられないというのもわかります。
それでも子どものむし歯は親の責任。
中学生まではしっかり重要性を伝えてあげられると良いと思います!
もちろん1人でではなく歯科医師や歯科衛生士に相談して下さい!
ではまた⭐︎