判断を誤らないためのポイントとは
日々の生活の不安を煽るような情報が蔓延する昨今、
「みんな違うことを言っていて、何を信じたらいいのか分からない、
ニュースで言っていることは本当なのか、自分はどうしたらいいのだろうか?」
とよく尋ねられるのですが、そういう話になるといつも
「色々な情報を踏まえた上で、最終的に自分で判断することが一番確実で後悔がないです。」
と伝えています。
なぜかというと、このような出来事のひとつを取ったとしても、
そこに自分の学びがあり、何を信じたらよいのか分からないということは、自ら判断できるようになることが促されているからです。
自分の判断を信じられるようになるためには色々な判断材料を集め、その玉石混淆の情報の中から多勢に流されたり、あの人が言っているからそうかもしれない、などと自分で考えることを放棄せずに、何が真実か分析していくその過程で経験値が増し、「私はこう思う」という判断に自信が持てるようになるからです。
ここを怠ると、後々自分が思ったことをしたほうが良い結果になったかも、とか、やっぱり自分が感じたことが正しかった、などはじめから自分を信じればよかった、ということになります。
その全く逆のパターンで、頑なで人の話に全く耳を貸さず、自分の考えが一番正しいと思っている人の場合は、人の話に耳を傾けたり、意見を求めたり、寛容さを持つことが学びなので、意固地になって偏った判断をすることで、こんなはずでは、あのときちゃんとあの言葉に耳を貸していればこんなことにはならなかった、とままならないことが起きます。
このように日頃の言動や思い癖から自分の学びを知り、真摯に向き合っていくことの繰り返しで誰でも確実に成長していくことができます。
自分を信じすぎても信じなさすぎても良い結果は出ません。
何につけ思い込みや感情で判断せず、理性的に事実を見据えていくことが大事なポイントです。