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さざんか、咲いた道


早いもので、もう師走・12月も1週間を過ぎました。

寒さも本気出し始めるこの頃は、毎年「たきび」という童謡を思い出します。

冬の訪れは、大好きな反面、冷え症の私にしてみたら正直ツラい!
でも、この歌を聞いたり歌ったりすると、ほっこりとあったかな楽しい気持ちになれるので、子供の頃から今も大好きな歌の一つです

そういえば、たき火の風景は近頃全く見かけなくなりましたね。

人の住まいも増え、町なかの密集した住宅街では特に、火の粉などが火災の原因になる恐れがあるし、灰が飛んだり煙が立つことで公害扱いになる。という理由から出来なくなってしまい、ちょっとさみしいけれど安全安心のため仕方ないですね。


旧き良き時代の情景は、そっと記憶に綴ておこう…


さて、お話は変わりますが

この『たきび』の歌詞に出てくる「さざんか」というお花

少し前に撮ったものです。
(今はもうほとんど花も少ししか残ってないですが)

この「さざんか(山茶花)」

実は、子供の頃に住んでいた町ではほとんど見かけなかったので、図鑑などでしか知らなかったんです。
奇しくも、20歳前後頃に入院でお世話になった病院の垣根がさざんかで、人生初めて見た実物でした。

「これが『さざんか』なんだ〜」と感激しまくって同室の皆さんに呆れられてしまったのは、今となってはよい(?)思い出です(笑)


その後何度か見かけるようになったんですが、この画像のタイプの他、色んな種類があるんですね〜

八重咲き。
これは、ちょっと椿に似ているかと思うんですが、葉っぱのフチのギザギザがはっきり分かって少し小ぶりなのが、さざんか。(他に、中心の雄しべの形の違い。“花びら”が散るのが、さざんか。花ごと落ちるのが椿)

違いを探したり、色んな種類を発見したりと観察もまた楽しみの1つです。


冬に咲くお花は他にもたくさんありますが、さざんかの、どこかほっとする花姿にも、いつも心和ませてもらいます。

今年はなんだか気候が安定しない様子です。体調も不調とまではいかずともハッキリしないことが多いんですが、小さな小さなお庭なので、少ないながらもがんばって咲いてくれているお花達や草木の緑のパワーに癒やされ励まされてます。

ありがたや


それでは、これから冷え込みも厳しさを増してきます。どうか皆様には(また新しく出てきたモノもありますが)お気をつけてお過ごし下さい

では
ごきげんよう




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