「私がする」ものではなくて「私にくれる」ものだったんだなぁ
■帰宅
仕事から帰ってくると息子が出迎えてくれました。彼は0歳、まだ動けません。その場で手足をバタバタさせるだけ。でもとっても笑顔でした。こんな私でも求めてくれる人がいるんだ、と考えると感謝しかありません。
「さっきまで無だったんだよ」なんて妻に言われたら感無量です。
■気付き
その時私は気づきました。
「私が安全な場を作ろうと思っていたけれど違った。彼が私にとっての安全の場だったのか」
■大げさ
これは天啓です。コペルニクス的転回です。主体と客体の入れ替えを体感する稀有な出来事です。こんな気づきを得られたのは彼が私を求めてくれたから。
■GIVEが先というやつ
私が与える側、与えなければと気張っていましたけれど、全然そんなことはありませんでした。あなたは人に与えられるくらい十分に持っている。そしてそれを与えてくれている。だからこちらも動かされる。そういう仕組み。
■その後
そんな熱い気持ちになった後の深夜。
寝室に、もとい家中に響く彼の泣き声。
しゅんとしぼみゆく私の気持ち。
求めてくれているのは同じなのですけれど。
私の愛は無償ではなく、その笑顔を報酬にしているのかもしれません。