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エスカレーターの2つの問題について考えてみた


毎日地下鉄を乗り継いで出勤しています。

そこには必ずエスカレーターが存在しています。

私も含めて皆様、急いで歩いたり、スマホを見ていたり、お話したりと思い思いに利用しています。

そんなエスカレーターに対して、いつも思うことを書いてみます。

エスカレーターは歩かないで、と言われます。

しかしまだまだ歩く人も多いです。私は大概歩いています。

個人としては早く上がれます。

一方全体としては最適なのか?疑問にも思っています。

特にそう考えさせられるのが、永田町の地下鉄でのエスカレーターです。

1,エスカレーター1列問題

永田町は通勤に知要はしていませんが、初めてあの長い列を見た時は驚きました。

二車両分ぐらいエスカレーター待ちしているのではないでしょうか?

その列は1列です。

もちろんエスカレーターは2列分ありますので、片道は完全に開いています。

右側はディズニーのファストパス状態です。

この行列をみていると、1列に並んでいる人たちを2列にすれば列は半分近くになるのでは?

全体としては、より多くの人が早く上に上がれるのでは?と思います。

なので右側(東京のため)で止まって強制的に2列を作ることを思考実験します。

するとどうなるでしょうか。

悪態つかれます。

怒号が聞こえてきそうです。

私にこの実験を行う勇気はありません。

2,ファストパスが自然に詰まる問題

誰かが意図するわけでもなく、自然と右側が詰まることもあります。

なぜでしょうか。

私は高速道路の渋滞と同じ要因があるのでは?と考えています。

高速道路の渋滞は、事故での渋滞は少なく自然渋滞が多いと言われています。

自然渋滞は前の車との距離が詰まるために発生します。

主な理由は2つで、

1.運転席からだと認識しづらいような、わずかな登り坂によりいつの間にか減速した結果

2.前が減速または止まると、後ろはより長い時間ブレーキを踏む必要がある。

これが、エスカレーターでも起きているのではと考えます。

エスカレーターを降りた後は、エスカレーターの推進力を失います。同じ感覚で進むと、減速し、歩いてきた後ろは詰まります。

歩いてきた後ろの人はより長く止まります。それが繰り返されて完全に詰まります。

対処方法は2つです。

1.降りた後は、むしろ加速して歩く。

2.前の人と距離を開けておく。

これは実験できます。

するとどうなるでしょうか。

1では、さらに前の人にぶつかりそうになります。

2では、となりの止まっている人が突然割り込み、むしろ距離が詰まります。

なかなかうまくはいかないものです。

以上が研究結果でした。

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