岸田ショックについて ~相場徒然草~
岸田ショックについて ~相場徒然草~
今週の株式相場は、どん底というべき状況にありました
週末は若干ですが、戻す状況ではありましたが
emu指数は、戻したというほどの数値は示している訳ではありません
また、今週のemu指数は1/25・27に買い場を示していますが
個別銘柄のチャートを毎日見ていますが、底を打ったチャートの出現にはなっていませんし
経済的な下落のような動きとなっていることから
株価上昇には、政府の何らかの動きを待たなければならないような感じです
最近では、岸田ショックであるとか、岸り人という言葉がネット上をにぎわしています
岸田氏が首相になった9/14の時価総額が778兆円でした
そして、最も日本の相場が暴落した1/27の時価総額が679兆円で
約100兆円もの投資資金が失われたことから、岸田ショックと言われています
ショックの理由は、岸田首相による株式投資に伴う金融所得課税の強化が原因とされています
いわゆる、株の売却益に対する税金が増えるのではという思惑によるものと言われています
ただ一方で、今回の株価の下落の要因はアメリカのFRBによる利上げに伴って
NY相場の下落が顕著で、そのあおりを受けての日本の相場の下落と
やはり、オミクロンショックともいうべき症状なのだと思うところです
とりわけ、一般投資家が調子に乗って資金をつぎ込んできた東証マザースの下落が厳しく
信用取引に伴う「追証」が起因し、損切に続く損切の連続で
結果として、相場から退場した投資家を「岸り人」となぞらえています
このような、株式相場のバブルは、既に想定されていたことであり
バブルの崩壊を見据えた考え方で、株式相場をすすめていくべきであったと考えます
やはり、徹底した分散投資と損切を必要としない現物投資の実践を前提として
低位株である「いちろう銘柄」を対象として
少ない資金から始める投資手法に取り組むことが重要なのだと
改めて感じたところでもあります