救急救命士ライダーがインスタライブでQandA 第2回(2020年8月16日放送)
救急救命士ライダーです。いつもご視聴有難うございます。
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Q1 最近面白かった症例は?
熱中症とコロナウイルスの鑑別の難しさを感じたこと
先日も、明らかに熱中症と判断される時も、コロナウイルスと判断され受け入れてもらえない
Q2 救急現場で焦ること
イメージしていない想定していないことが起こるとき。例えば、心配停止など。徐々に心肺停止に向かうか、突然心肺停止になるかによっても違いますね。
Q3 病院との橋渡しで困っていること
家族の気持ちを病院に代弁しないといけない時
Q4 焦らないために日々何を意識していますか?
イメージトレーニングをしています。救急車に載ってから病院に着くまでをイメージしています。
Q5 実際の現場で熱中症でレベルが低い人に対して輸液しますか?
意識レベルだけでなく、バイタルサインを総合的に評価して行っています。しかし、輸液は根本的な治療ではないため、救急車内に早く収容してICUで管理できる様に努めています。
Q6 重症症例で心に残っている症例はなんですか?
意識低迷で歩いて救急車に載った人が、目の前で心肺停止になった症例です。弁膜症があり、呼吸苦で心不全もありました。条件が悪く山奥に住んでいる患者さんで、かかりつけ医までの搬送時間20分以上かかる状態でした。搬送途中で心肺停止し、波形はPEAでした。救命士になって数年目での経験でした。常に命と向き合って働いています。
Q7 急変させないために気をつけていることはなんですか?
常にイメージトレーニングすることです。最悪を常に想定していることです。イメージトレーニング次第で急変を最小限にすることができると思っています。ヤバイタルサインを見逃さない様に常に意識しています。
Q8 勉強会があれば何を希望しますか?
バイタルサインの評価とイメージトレーニングの重要性です。あとは、心電図です。バイタルの中で何がヤバイか、わかっていない隊員も正直います。心電図からはたくさんの情報を読み取れると感じています。
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