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5Gなんてもう古い⁉ 6Gの現在とは
急がれる6G開発
今年から5Gがスタートされれる中、もうすでに6Gの研究開発が行われている。
6Gとは、5Gに続く新たな次世代通信規格のことである。4Gから5Gになることで、通信速度やデータのダウンロード時間が大幅に急速化し、一部条件付きではあるが、モバイルデータ通信量も無制限になる。
しかし、イギリスの携帯会社最高責任者のスコット・ペティ氏は「数年後にはネットワークに接続されているデバイス数に処理が追い付かなくなる」と発言し、5Gの限界に達する日の速さに早くも危機感を募らせている。
この発言を端的に説明すると、今後、とても速いペースで登場してくるiot製品により、iotがより一層複雑になったり、データへの需要が増加したりと、インターネットにかける負荷が増加するため、5Gの限界は数年できてしまうというものだ。
6Gでできること
5Gから6Gに進化することにより、当然通信速度の向上など、優れた点が出てくるのだが、その通信速度は5Gのなんと10倍に匹敵する。
4Gと比べると約1000倍だ。
他にも、人々が通信を意識することなく情報処理が行われるようになり、電話などにしても、直接会って話しているのと変わらないほどになるという。
また、6Gが実現すると、ホログラムの実現にも一歩踏み出せるらしい。
画像処理能力は向上し、ラグがほぼ解消されるため、医療現場や自動運転、紛争地域などの人命救助に活用できるようになるかもしれない。
6G実現に向けた課題
しかし、それを実現するにも課題は山済みで、大量のデータを長圧縮してさらにそれを高速で通信する必要があり、とても大きな課題の一つとなっている。
さらに、PSB(米調査会社)の調査によれば、企業の幹部らなど3500人のなんと91%が、「5Gの時代に生まれる製品やサービスは、現在まだ考案すらされていないだろう」と答えています。
そういった、想像すらできない未来を相手に、さらに上の6Gを開発することは容易ではないことがわかる。
まとめ
いかがだっただろうか。
5Gの終わりは始まりとともにすぐそこにあり、そこから先の世界には6Gが必要になってくる。
しかし、その6Gの開発も容易ではないことがわかっていただけたのではないだろうか。
現在筆者は高校生なのだが、そういった学生の目線でも、こういった先の未来に関して発信をしていきたいと考えているので、是非スキ、フォローをお願いしたい。
それでは、何年も先の未来のことを考えることよりも、筆者は今日の晩飯が何かを考えることとする。
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