SF絵本「アヤノリマー〜わくせいオイナリーンへん〜」
ここは砂漠の惑星オイナリーン。平和に暮らす親子に魔の手が迫っていた!
かれらを追いつめているのは銀河の悪党、「キケンせいぶつ」たちである!
絶体絶命のそのとき、伝説の「アヤノリマー」を呼び出すといわれるアヤノリマーライトを灯し、子どもは祈った。
「たすけて!アヤノリマー!」
するとそれに応える声が!
テーマソングをうたいながら転がってやってきたのは、呼ばれて参上、アヤノリマー!
自力で動けぬアヤノリマー、そんな有様で何ができると笑うキケンせいぶつたち。
何ができると問われれば、なんでもできると豪語する、余裕しゃくしゃくアヤノリマー。
アヤノリマーの目があやしく光る!
スーパー能力発動、なのだ!
アヤノリマーの海苔が、キケンせいぶつたちを包みこむ!
なんということでしょう!
気がつくと、キケンせいぶつたちの姿は、のり巻きに変わっていた!
いのちからがら逃げ出すキケンせいぶつたち。
動きづらそうにピョンピョンはねていく。
案の定、つまづいたキケンせいぶつ!
そして目の前には川が!
あわれ流されていくキケンせいぶつたち。
危機は去った!
あっぱれアヤノリマー!
感謝の気持ちに溢れる親子をよそに、ドライな反応のアヤノリマー。
何かを待っているようだ。
迎えにきたアヤノリマー号に素早くとび乗り、挨拶もそこそこにあっさり帰るアヤノリマー。
呼べばこたえるアヤノリマー。
その目的は謎に包まれている!
テーマソングを歌いながら、アヤノリマーは今日も行く!
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