自分の人生のハンドルを握れ!
みなさま、こんにちは!
エンパワ研究所事務局です。
本日は前回に引き続き、エンパワ研究所の創設者、安楽コーイチさんのスペシャルインタビューの様子をお届けします。
今回はエンパワ研究所のコンテンツの中でも最も熱い、「リストーリーコーチング®セッション 価値観ワーク」のお話を伺ってきました!
インタビュアー
エンパワ研究所の創設者、リストーリーコーチの安楽コーイチさんにお越しいただいております。どうぞよろしくお願いいたします。
エンパワ研究所では、「女性を、笑顔に」というコンセプトのもと、リストーリーコーチング®︎セッションを提供しています。
価値観ワークとは
コーイチさん、今年1番の衝撃は価値観ワークの誕生だったかなと思うのですが、私自身受けさせていただいて、今年、いや、人生で1番の衝撃だったと思っております。価値観ワークをまだご存知ない方もいらっしゃるので、どのようなものか簡単にお話いただけますでしょうか。
コーイチさん
価値観ワーク、皆さんご存じないと思います。私が生み出したのでね(笑)
価値観ってシンプルに言うと思い込みですね。これ結構面白くて、連想ゲームみたいなもので、例えば
「人生とは一言で言うと何ですか?」
と聞いたらですね。10人中10人違いますし、100人中100人違うと思うんですね。「人生とは遊びだ」という人もいれば、「人生とは修行だ」という人もいるし、「人生とは我慢するものだ」という人もいれば、「人生とは祭りだ」みたいな人もいると思うんです。自分で言葉に出されたと思うんですけども、潜在意識の言葉が意識化されて出てくるんですね。
要は元々それは自分の中にあった言葉だということです。
普段、「人生とはこうだ」と思いながら生きていく人っていないじゃないですか。質問されて初めて考えて、アウトプットできたもの。でも自分の中にあったから出てきたわけです。潜在意識にある思い込み通りの人生になるとするならば、「幸せに生きたい」と言っていたとしても「人生は修行だ」という価値観が入っている人は、「なかなか幸せになるには遠いよね」っていう風に思うんです。
なぜその思い込みがその人にあったのか。それも個性なので、良い・悪いではないですけれども、いつからかその価値観が入っていて。要は設定なんですね。自分のOSに設定していて、その設定通り、思い込み通り、価値観通りに、人生がクリエイトされていく。
映写機から映像がバーっと映し出されているのをイメージすると、その映写機の元になる設定ですね。「人生とは修行だ」という設定の映写機でバーっと投影されていくと、スクリーンにはすごく過酷な人生が繰り広げられる。
「人生とは何ですか?」という質問もそうなのですが、よくあるのがお金です。「お金とはどういうものですか?」と聞いた時に、「お金は争いの元だ」みたいな人もいれば、「人生を豊かにする」という人もいます。良い・悪いじゃないですけれども、ネガティブな思い込み、ポジティブな思い込みがあるんですね。
ネガティブな思い込みだとやはりネガティブになりますし、ポジティブな思い込みはポジティブになっていくということです。
楽しい人生、より良い人生を投影したいならば、ポジティブな思い込みがあった方が良いなと。別に「ネガティブを無理やりポジティブしなさい」という意味じゃなくて、みんな両方あるものなんです。たまたま今、なぜかあなたはネガティブな思い込みを採用しているだけで、それが何かの拍子で変わることもありますね。「お金は汚い」、「お金は良くない」と思うと、やはり貧乏になります。
「貧乏だけどお金が欲しい」という人がいたとしたら、「まずその思い込みを手放しなさい」ってことになりますよね。
「お金は素晴らしいものだ」
「お金は人生をより良くしてくれるものだ」
このように思い込みを書き換えると、どんどん豊かになっていって、お金持ちになりますね。お金の立場からしたら、「お金は嫌」っていう価値観の人にお金さんも来ませんから。
「お金さんウェルカム!大好きですよ」という人にお金もやってきます。
こういう思い込みを質問されてぱっと答える、連想ゲームみたいなことをしながら、自分ってこういう価値観があるんだな、こういうことに対してこういう考え方を持っているんだと、まず自分を知っていくような感じですね。
その価値観が良い・悪いじゃなくて、まず客観的に、冷静に見定めて、それを書き換えたかったら「どうぞ!」だし、「どれを採用しますか?」というのは、ご本人の考え方次第。まず、「どういう人生を生きていきたいのか?」ということです。
人生はドラマなので、悲劇的に生きたかったらネガティブな思い込みで良いですけども、シンデレラストーリー、ハッピーな人生を描きたかったら、ハッピーな、ポジティブな思い込みに設定しないと。ずっと映写機がネガティブだとネガティブなドラマになってしまうので。まずは自分の映写機の元になる、どういう思い込みで映像(=人生)を作り出してるかの原点ですね。この思い込みが変われば、人生が全て変わってしまうと思います。
この思い込みって潜在意識に入っているので、自分だとなかなか気づけないですね。それをセッションの中で紐解いて明らかにしていきます。
今ね、「人生とは、お金とは」って言いましたけど、もっとたくさんあります。たくさんキーワードを投げかけます。ここで言っちゃうとネタバレになっちゃうからね。不意にぱっと言われた時に、「あっ」って出てくることが大事だし、むしろ「ウッ」と言葉が止まることが大事なんですね。この「ウッ」と止まるところに、実は宝物があって、それを出したくないというエゴがあるんですね。「ウッ」と止まるところ、1人だと出てこないものを、私はコーチですから、引っ張り出してきます。地層からの発掘作業ですね。
ちなみに僕の1番初めの夢は考古学者だったんですよ。今繋がりました。
インタビュアー
夢が叶っていらっしゃるんですね!
コーイチさん
価値観の地層を掘り起こす考古学者みたいな感じでやらせてもらっているので、僕はもう楽しくて仕方がないです。受けている方は気づかないところに宝がありますから。それは人生1番の衝撃になると思います。
自分の上手くいった理由もここにあるのか、とかね。上手くいかない理由もここにあるのかっていう風に宝物がザクザク出てきます。すごく楽しい時間になるんじゃないかなっていう風に思います。
親の価値観は100%遺伝する
インタビュアー
ありがとうございます。私が価値観ワーク受講中に伺ったお話の中で、特に衝撃的だったのが、親の価値観は100%子供に遺伝するというお話でした。この辺りのお話、少し具体的に伺えますか?
コーイチさん
先ほど言いましたね。なぜか分からないけど、こんな思い込みがある。本人も忘れちゃっているのだけど、潜在意識に押し込めている古い記憶というか、思い出なんですけども。やはりそういったものは、幼少期の両親との関係の中で作られた、刷り込まれたものが多いんですね。
両親を複製していく、それが教育です。
両親の言葉にも影響されますし、生き方とか、あり方、全て影響されていて、それを習得しちゃっているんですね。だから100%遺伝してしまっているというのがあります。「親の価値観嫌だな」という反面教師のパターンもありますね。でもそれも影響を受けていますね。逆に行こうとする。要は親を否定するという価値観で逆を行くっていうことも同じなんですね。
親の「お金はこういうものだ」という価値観をそのまま受けてしまうパターンもありますね。「お金は悪いものだ」という価値観を受け継いでしまうと、世代を超えて貧乏になってしまいます。
ちょっと怖い話ですけど、おばあちゃんやお母さんから「男性っていうのは浮気をするものだよ。ろくなもんじゃない」と先祖代々言われていると、やはりその子供は男性をそういう風に見るからパートナーシップや恋愛が上手くいきませんね。全方位的に、親の価値観、何なら先祖代々、世代を超えて受け継がれている価値観が、自分自身にも無意識レベルで入り込んでいて、自分もそれを採用してしまっているので、「そういった思い込み、価値観をまずは出してみましょうよ」という感じですね。
よくあるのが「うちの子、こうなんです。ああなんです。勉強しなさいと言ってもしません」という相談です。
でも「勉強しなさいと言ってもしない子どもなんです」と言っているお母さんが自身が、1番宿題をやっていません。
そもそも人生の宿題やっていませんよね。
やっていないことをやれと言っても子どもはやりませんし、ただ「嫌なことを言うお母さん」というのは子どもの中ではすごく否定する存在になってきて、お母さんが言うことを子どもはしたくないわけですよ。お互い辛いことになってしまう。
否定からは何も生まれないですし、そのような価値観で親子関係が形成されていって、それを修正する間もなく、どんどん大人になっていって、いつか忘れてしまうじゃない。自分が自立して親と離れてしまうと、そんなに影響受けていないよって思っちゃうんですけども、何となくやっちゃうこととか、無意識レベルでやっちゃうことって、振り返ると、親もやっているなみたいなことが結構あるんですね。親を否定していると、自分を否定しちゃうことになってしまう。
すごく自信のない人になってしまうんです。
自信のない人は、「自分の人生を切り拓いていく」とか、「自分が人生を作っていくんだ」、「自分が主体的になっていくんだ」っていうことは、あまり考えない傾向にありますね。どちらかと言うと受け身だし、被害者意識になってしまうし、「救世主が私を救いに来る」みたいな、他人頼みになったりとか、上手くいかなかったら他人のせいにしちゃったりすることがとても多いです。
要は「自分の人生の主導権を握っていない状況」になってしまっているんですね。
それは良い・悪いじゃなくて、どっちが幸せかと言うと、やはり自分の意思で自分の人生をハンドリングしている人の方が幸せです。そのハンドルを握る・握らないというか、そこの大元になっている自信のある・なしは、「両親との関係、両親から受け継いだ価値観でそれが作られている」っていうことなんですね。だから、本人が悪いわけではないですし、親が悪いわけでもなくて、そもそもそういうことを気づかせてあげられる教育、方法がなかっただけなんじゃないかなと思っています。
無意識のまま生きられてしまいますから。「無意識で出来ていることを意識化してあげると、何でもできる人生になりますよ」と。
夢が叶っちゃう人生。
みんなやはりそういう人生を歩みたいので、まず価値観ワークを通して自分の取り扱い説明書を手にして欲しいですね。自分のOSだったり、両親からいただいた価値観を良い・悪いじゃなくて引き継いじゃっているんだと。それをそのまま子供に引き継ぎたいですか?って言われると、「良いものは引き継ぎたいけど、悪いものは引き継ぎたくない」という親御さんがとても多いです。
ならば、子供に「これダメ、あれダメ」じゃなくて、そういうダメな価値観は自分にあるので、それを自分が書き換えていく。
子ども教育の前に、自分教育ですね。それが1番大事です。子供の教育も素晴らしいですけど、まず自分の教育に自己投資されていくということが良い。その良くなった親御さんが複製されるわけですから。
「子供を変えよう変えよう」っていうよりも、「自分が変わってさえしまえば、それを見た子どもも変わっていく」というのが原理原則です。でも、意外にこういうのは知らないですね。まず自分の価値観を見直して修正していく、リストーリーしていくということが、すごく人生を生きやすくするコツになってくるんだと思っています。
インタビュアー
ありがとうございます。子供を思うからこそ、自分自身が変わらなければと思われる方がたくさんいらっしゃるということですね。
コーイチさん
そういうことですね。
50代、60代の方だと、もうお子さんが成人して自立していることが多いんですけど、「私のこういう悪いところが引き継がれてしまったな」と気づかれて。でも、大事なんですよ。
間に合わないことはないので。
50代、60代でも、子どもが成人していても、お母さんが変わると子どもも変わりますからね。だから「子どものために」も良いですけど、自分のために学び直すという人は非常に多いです。嫌な価値観は引き継ぎたくないというのが、母性としてすごく強いですね。今までコーチングに興味がないとか、自分のことを後回しにしている方が、後回しにしている姿勢が子どもに複製されていて、遺伝しているということに気づかれて受講されます。やっぱり気づかれると行動が早いですね。
「変えたい」と思うとすぐに変わることができる。
女性って本当に素晴らしいなと思うのは、気づいたら「すぐに変えたい」と思えるところ。素直なんですね。女性が明るくなれば家庭も明るくなりますしね。やっぱり子どもは「お母さん、お母さん」ですから。お母さんが元気で笑顔だと子どももハッピーですから。お母さんがより良くなったら子どもも嬉しいし、子どもも良くなっていけると思いませんか?そういう意味でも、価値観ワークやリストーリーコーチング®︎は親子教育だと思うので、家庭や学校、企業など、あらゆる局面でどんどん広まっていってほしいなと思いますね。
価値観ワークの持つ可能性
インタビュアー
ありがとうございます。
コーイチさんが受講された方の変化を1番近くで見ていらっしゃるかなと思うのですが、コーイチさんが考える価値観ワークの可能性についてお伺いできますか?
コーイチさん
一言で言ったら、自分の人生のハンドルを握れます。取り扱い説明書ですね。自分の取り扱い説明書を作れます。そうすると、もう自由自在ですよね。
車を運転される方は分かると思うんですけども、楽しいですね。自分の思い通りに好きなところに行ったりとか、スピードを上げてみたり、遅くしたりとかね。車をどんどん変化させていくのも楽しいですし、行きたいところに行けるのも素敵だし、好きな時に、行きたいところに行きたいじゃないですか。
人生、そういう旅だと思うんですね。
この自分の体もそうですし、スピリチュアル的な魂もそうですし、体は車みたいなものなので、魂が運転手なわけで。
魂は全てを知っているんですね。
その魂も、どんどん生まれ変わっていて、たくさん車を乗り換えているような感じなんですけども、データは蓄積されていきます。価値観ワークをすることで、自分の魂がどこから来て、どこに行くのかを見ると、
「命って素晴らしいな」
「人生って美しいな」
と思えるようになるんですね。
今、絶望していても、それは続かないし。
ハッピーなことだけでも、魂っていうのは、喜ばないんだな。
全ての経験、体験が等しく素晴らしいです。それも自分でハンドルを握れないと。無理やり連れ回されて経験するのも良いんですけども、それだと手応えがないんですね。やっぱり自分の世界っていうのは自分でクリエイトできるということを、この価値観ワークで、もう1回思い出してほしい。
本当は知っているんですよ。この世の中が良い・悪いではないです。ただ忘れているだけなので、気づいてほしいし、思い出してほしいなと。本当にそれぞれの人生って素晴らしい。本当に意味のない人はいない。尊い経験をそれぞれされているのでね。
あなたの存在、生き方、人生が、誰かの勇気になっていたりします。
そういう人生の物語が交差していくのも美しい流れであるなと思うので、まずは気づいていってほしいですね。「自分の人生、自分で操縦できる」と。そのためには、まず自分の価値観を知るということ。それだけでハンドルを握れますから、めちゃくちゃ簡単だと思いますよ。
「自分とはなんぞや」、みたいなね。哲学的なことも大事ですけども、自分の価値観って、好き嫌いみたいなものです。それを定期的に見直してあげると、変化は成長ですから、自分の価値観が成長していく姿というのもまた美しいなっていう風に思えると思います。
「自分自身を愛する」ということだと思いますね。さっき言った車もそうだし、自分を大切に扱ってあげると、本当に喜んで丈夫に長生きもするし、快適に生きていけるわけですよ。どこか痛いなとか、故障があっても、それを愛してあげて、より良くすることも可能ですから。いつか終わりがある、その旅路ですから。その限られた時間の中で、自分のやりたいことをやった方が良いんじゃないかなと思います。その方が、満足度とか幸せ度は高いと思うので。
自分の人生のハンドルを握るっていうのが、「価値観ワーク」です。
すごく刺激的だと思います。1人でも多くの方に、この感動を感じてほしいですね。
インタビュアー
安楽コーイチさんにお会いしないと体感できない、唯一無二の価値観ワーク。私も是非1人でも多くの方にセッションを受けていただきたいと感じました!ありがとうございます。
本日は、エンパワ研究所創設者、リストーリーコーチの安楽コーイチさんにお話を伺いました。改めまして、本日はありがとうございました!