コゼンツァ23/24振り返り等
コゼンツァの23/24シーズン振り返り、ということで、Xのポストにて簡単なシーズンスタッツやシーズン経緯を紹介しました。
そもそも何故コゼンツァを追っているのか。
以前も書いたことはありますが、
より詳細(及び何故今回振り返ったのか)を記したいと思います。
カルチョ全般が好きなため、セリエAだけではなくLega B(セリエB)やLega Pro(セリエC)も情報を追っています。そういった中で、10年近く趣味でフィンランド語を勉強している(全く話せませんが…軽い読み書き程度)こともあり、フィンランド人選手の動向は常に気にしていました。
これも何度も書いてはきましたが、私自身、気が移りやすい。些細なキッカケで。
当時イタリアには数名のフィンランド人選手が活躍しており、筆頭はヴェネツィアのPohjanpaloでした。他は以下の通り。
自分の中の一押しはVäisänenとPyyhtiä。
Väisänenは22/23シーズン、コゼンツァに所属していました。もちろん以前から追ってはいたので、SPALで燻っていたことも知っていました。
それでも22/23シーズンで「推そう」と思えるようになったのは、ちょうど「様々なことに辟易していた」タイミングだったからです。
判官贔屓精神のような、
逆張り精神のような、
他の人と意見がぶつからないような、
そのような状況を体が求めていた感覚です。
仮にフィンランド人選手がビッグクラブに所属していたとします。
それであればおそそらく「チーム」を追うことはしていませんし、あくまで選手推し。ここは次に語る内容になります。
キッカケはVäisänenですが、コゼンツァというクラブ自体を応援する推すまでに至った理由は、クラブや都市の規模、雰囲気が好きだったからです。
若い頃はCLに出場するような、スクデット争いをするようなクラブを応援することがある種のステータスのようなものでありました。スカパーの欧州パックを契約し、セリエAとCLを観る日々。WCCFでも知名度の高い選手でスカッドを構築するような日々。
ですが、歳をとると考えが真逆になってしまいました(自分の場合は)。
新宿や渋谷で遊ぶことが何より楽しく、銚子での寮生活に1年も耐えられなかった24歳。今は、何より都心が嫌いで、人混みが嫌いで、自然豊かな、それでいてある程度の買い物はできる中心地まで車や電車で15分程度の、穏やかな街を好んでいます(新潟移住希望)。
カルチョにおいても、
・人口の少ない
・犯罪率の低い
・雰囲気が穏やかな
・観光客も少ない
そういった街のクラブを応援したいと思うようになりました。
フィンランド人選手、人口の少ない街、穏やかな雰囲気、日本人ファンが少ない、これら全てを満たすのがコゼンツァでした。
※同様にテルナーナも23/24シーズンは条件を満たしていたのでプチ名鑑を作成。
これがコゼンツァを推している理由です。
しかし23/24シーズン、その推していたVäisänenがオーデンセに移籍してしまいました。
マジか…
若干、コゼンツァへの熱が下がり(そうはいっても好きであることは変わらず、呟いたりもしていましたが)、逆にテルナーナへの熱が上昇。
Väisänen自身はオーデンセで上手くいかず、冬にアスコリへレンタル移籍。半年でイタリアへ帰還しました。さすがに、コゼンツァ、テルナーナ、アスコリと3チーム追う(かつ3チームとも残留争いライバル)のはキツイため、テルナーナを中心に追うこととしました。
※エンポリは変わらず…
23/24シーズンが終わり、テルナーナはCに降格、エンポリは奇跡のA残留、コゼンツァは9位フィニッシュ。
自分の中では23/24シーズンが終わった時点で区切りをつけたかったので、以下の記事を投稿しました。
この記事の中で「応援する要素を1番満たしている」と書きましたが、
Väisänenがいない(フィンランド人選手がいない)状況でも1番満たしていました。
とにかく人と被りたくないんです。
語弊があると良くないので説明をすると、そのクラブに起きた「何かしら」のことで「個人の感想」を呟いたとします。ですが、各々思うところは人によって違いますので、引リツで違う意見を言ってみたり、それに反論・便乗する人がいたりします。そういったことが「超面倒くさい」わけです。
普段仕事や家族のことでいっぱいいっぱいなので、自分の中では趣味でしかない「たかが」カルチョにおいて思想のぶつかり合いや煽り・文句は勘弁して欲しいんですよね。
前回の記事で書かなかった「要素」の一つに、明確なライバルクラブ及びその日本人ファンがいない、というのがあります。
いちいち煽るのも理解できません。ここ日本ですよ。煽りも文化なんでしょうけど、自分はイタリア人ではないし。
言い方悪いですが「どれだけ性格悪いんだよ」と思ってしまいます。
そういったことを総合的に考えて今後はコゼンツァを中心に推していこうと思った次第です。
別にエンポリを推さなくなったわけではありません。前回書いた通り、変わらず好きですし、同じ日本人エンポレーゼのかたとも繋がっております。
(エンポリも上記条件をは全て満たしております)
あの穏やかさがたまらない。エンポリファンは皆穏やかですよ。
あくまで目線は自分のクラブ。
ただ、これはもう自分の中にある「飽き」の問題もあるので、コゼンツァを中心にエンポリも応援していく、というスタンスです。
その決意表明的なことも含めて、今回冒頭に紹介したXの投稿をした次第です。
※仕事の資料作成に疲れたときの気分転換みたいなものです。デザイン力とかそんなものは持ち合わせていないので、シンプルにスタッツをまとめたり、シーズン経緯を振り返っただけですが。
新監督・新SD(Delvecchioですよ!)も決まり、新たなスタートを切ったコゼンツァ。
Tutinoの買取は決まったので一安心ですが、心臓だったZucconはいなくなり、司令塔のCalòも引き抜かれそうな勢いです(Gemmiが就任したエンポリの噂が笑)。他にもドライローン組が多々抜けるので、チームはガラッと変わることになりますが、「穏やかに」応援していこうと思います。
Forza Lupi !!!