8/28(金)夫の送別会前の悲しい誓約書
今日は夫の送別会。
歓送迎会だったようだ。
1人入社するとの事。
その歓送迎会前に誓約書にサインをするらしく、一旦会社へ行った。
帰宅どんな誓約書か尋ねると、秘密保持の誓約書だったようだ。
ふーんと思い、帰って見せてくれたその紙の最後に気になる文言が。
1年間競合他社やその提携会社に行かない、競合他社の役員につかない、競合に当たる起業はしないなど就職するにあたる制限が書かれており、それを破れば損害賠償を請求するとの内容だった。
就職させない気か?
それに辞めていく1人の人間にそんな誓約を要求し今後実行しうえるのか?
紙を見せてもらったときは驚いてショックだったが、すぐに調べたら全く同じ雛形がでてきた。
そしてやはり、職業選択の自由を奪う事にもなり、サインをしてもよっぽどのことではない限り無効となるようだ。
大半はそのようだ。
弁護士さんに確認したわけではないが「大半」にうちは入るだろう。怖がらないようにしよう、というかどう考えてもビビっているのは、社長か。脅しだもんな。
情報漏洩の部分についての箇所はわかるが、再就職規制の部分に関しては、この文書はすぐに検索したらでてきたものだから出回っているものとは言え寂しいものだな。
考えると、これで夫の上司を通して、辞めるのを止めさせようとした理由もわかった。
夫の前に辞めた上司は競合他社に転職した。
その会社の社長から、礼儀としてなのかその報告の電話が入ったようで社長が怒り狂っていたと聞いた。
その時痛い目にあった、と思ったのだろ。
これは憶測ではあるが、社長はまたあの時の二の舞になると思ったのだろ。だから、社員を利用し、夫の嫁、つまり私にまで連絡して探りをいれ、競合に行く気か、競合にあたる動きを個人でとる気ではないかと思い、その前に止めさせようとしたのではないか。
今日あった歓送迎会。入社してくる人はその社員の息子さんだそうだ。昨年から大学を休学していたそうだ。その若者があるポジションに入社する事が決まったらしい。
そしてそれも私は勝手に違和感を感じている。確か、体調の悪くなった他の部署の社員がそこに異動していたはず。その息子さんが入る事でまたその社員は元の部署に戻るようだ。
私に電話をしてきた上司、自分の息子さんの事があったから、とは思いたくないが、そう考えてしまった。
あの上司も人の親だからそこの部分だけは汲み取りたい。
その部分は流れや言動から自然に考えるとそうなるという、私の勝手な憶測。
だが誓約書、これは本当に秘密情報漏洩を考えての事ではないだろう。
いち社員だった者に対する対応としては悲しすぎる。このような手段でしか社員を止める事のできない、TOPのやり方が私は腹が立ったというか、私も昔そこにいたからこそ、今のような社長ではない部分しか見ていないだけに本当に悲しく思えた。
夫は歓送迎会は楽しかったそうだ。