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リバーブックス日記 2024.10.16(水)

2024.10.16(水)曇り 17/25℃

今日は人間ドック。朝5時半に起きて、隣の隣町、伊豆市へ。基本的に夜型人生なので朝はとても弱い。大きな病院併設の健康センターで検査を受けるのだけど、来てる人はみんな健常者なので病院特有の重い雰囲気はなく、のんびりした空気が流れている。見るからに健康そうな日に焼けたおじさんが「次は腹回りか!ワハハ」と歩いていた。笑いは健康の素、僕も笑って過ごそう。つつがなく検査は進み恐怖の胃カメラもなんとか無事終了。胃はきれいでした。ほっ。

人間ドックが早めに終わったので、伊豆長岡の山を越えて、内浦の三津浜でしばし海を眺めた後、とさわやさんで刺身定食。昨晩から絶食だったのでひときわ美味しい。大満足して自分の店に戻る。

開店後、しばらくは穏やかな時間。沼津は水曜定休のお店が多く、今日は人通りも少ない気がする。沼津市街では昨日から「沼津街中へ行こうよ!プロジェクト」キャンペーンが始まった。当店も初めて参加。アニメ『幻日のヨハネ』とコラボした取り組みで、沼津の14の商店街で店舗ごとに買い物をすると、アニメのキャラクターが描かれた非売品のポストカードがもらえる。リバーブックスが所属する沼津本町区商店連盟は「マリ」。11月いっぱいまで、沼津の街が賑わったらいいな。

夕方、うとうとしていたら旧知のニット作家・宮田明日鹿さんとデザイナーの岡田和奈佳さんがご来店。嬉しびっくり。お二人とも名古屋をベースに活動していて、宮田さんは名古屋港の手芸が得意なおばあさんたちを先生として活動する「港まち手芸部」を主宰している。僕が名古屋に住んでいた頃、数年間手芸部の記録撮影をしていたご縁があり、わざわざ沼津に立ち寄ってくれたそう。本屋を始める前からの自分を知っている人たちが店に来てくれるのはとても嬉しい。宮田さんの最近のプロジェクトなどを聞く。たぶん、一緒に仕事をする日が来るでしょう。宮田さん、岡田さんと一緒に御殿場在住の写真家・鈴木竜一郎さんがいらしたので、あれ?と思ったら、愛知のイベントで知り合ったとのこと。人のご縁は繋がりますね。(今日のヘッダー写真は鈴木さんが撮ってくれました)

閉店間際に、近所の岡田金魚店の岡田さんがビールを飲みに来てくれて、しばし世間話。先述のキャンペーンは岡田さんたちの尽力で実現した。14もの商店街が連携して一つの取り組みを進めるのは、関係者間の調整含めて並大抵のことではない。ただただ関係者の皆さんの地元愛と、そしてそれを可能にするアニメの魅力に敬服。



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