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【No.13】姑の負の言霊まとめ

私が日常茶飯事、毎日来る日も来る日も聞かされた言葉たち。一見たわいもない話かもしれないけど、毎日大事に生きようという思いに行き着いていた私にとっては、苦痛でしかない言葉たちだった。私は、1秒もそんなことに時間も命も使いなくないのだ。


自分の娘一家(私の義理妹一家)に向けた言葉たち

・「あの子、あんなに太って」
(義理妹のこと・姑はみっともないと自分の娘を批判してる)

・「あの子達、夫婦揃ってお金が大変だと言いながら、コンビニでコーヒー買ってるのよ」
(コンビニコーヒーのカップゴミの数を数えている)

・「婿、お金が大変だからUberやるって言ってバイクまで買ったのに、結局すぐやめちゃったのよ。そんな無駄なお金の使い方ばっかり、口だけで。」
(そこまでの行動力を褒めるのではなく、バイク購入代を浪費と、彼の続かなさの方だけ掻い摘み結局批判)

・「(孫の写真を見せながら)見て、この子の格好!これが私の孫よ・・・」
(義理妹の娘が、アナ雪風のドレスに下駄を合わせて頭におっきい花のコサージュつけて外を歩いてる姿を批評。結局、「私の孫が・・・」という言葉でわかるのは、「私は恥をかきたくない」と言う自分本位で他者を尊重しない性質が現れてる・孫すら自分の飾りかなんかと勘違いしてる)

・「あと、〇〇さんの娘さんに出産祝い贈ったのに、お返し送られてきただけで電話一本ないのよ」
(その娘さんと直接的な関係があったわけでもないのに、それ以上を求めて批判する)

・「あそこの夫婦は子供の前で喧嘩するから粗暴な子供になるのよ」
(義理妹の夫婦も子供も批判)

・「夫婦共にコンビニの甘ったるいコーヒー好きでいつも飲んでる。お金ないっていう割にそういうことにはお金使うのよね、タバコもそうだけど。」
(お金の使い方批判、甘いものとタバコやめられないと生活習慣や、体型の批判も含まれる)

いや、それはそうかもだけど、嫁に毎回も言うことある?

もう多すぎて、これでも全体の数%しか書き出せない。そして同じ内容を何度も言うから、言霊の負のループ、どんなけ回っとんねん!ってなる。恐ろしい。そして、私が近くにいたため、一番いろんな人の負の言霊を聞いてきてしまったことに後悔と恐怖が襲う。

一番近い家族のことだけでもこんなにもある魔のセリフ。姑の弟家族も、もっと遠い親戚も、みーんな漏れなく批判悪口文句不満の対象となっている。


姑の弟家族への批判

・「あの子(姑の弟)、お金持ってるくせにここにはかけない。大事なところでケチなのよ。」 

・「あの子(姑の弟)、いつも大きな声で怒鳴るからうるさくってやんなっちゃう。」

・「あの子(姑の弟)に家貸したら、あちこち傷つけられたのよ、床もひどい傷!ろくに掃除もできない家だから、埃まみれだし。気持ち悪くて私が大掃除したわ。お陰で腰痛めたのよ。」

・「いいのよ、あの子(姑の弟)お金あるんだから、甘えときなさい。」
(5人の我が家まで金額跳ね上がるからおじさんに(姑の弟)食事に誘ってもらわなくていい話をした時はしれっとこう言う。)

・「あの子(姑の弟嫁)、私の持ち物いちいち真似したがって、めんどくさいのよね。」

・「あの子(弟嫁)、言われたらすぐ泣くから言えないわよね。」
(言われたらすぐ拗ねるあんたが言うな!と思う私。爆)


姑自身の両親を亡くした時の言葉

・「お母さん(亡くなった姑の実母)、なんでボケたのかしらね。綺麗好きな人だったから、(掃除できない嫁との同居で)かなりのストレスだったでしょうね。しょうがないわよね、自分たちで嫁の教育しなかったんだから。」

(暗に、掃除片付けできない同居してた弟とその嫁に対する批判と、弟嫁がすぐ泣く人で、してほしいことを言わないでいた亡くなった自分の両親すら批判。しかも、その全てが真実とは限らないのに。


姑の周囲の人々への言葉

・「〇〇さん、親戚から大金借りたまま返さないつもりよ。貯金増えてきたなんて私に言ってたけど、貯金できるなら返さない?」

・「〇〇さんとこの長男さん、(かわいそうよね顔で)子供作らないですって。その点うちは孫いっぱいいてありがたいわぁ。」

・「〇〇さんの次男さん、いいとこのお嬢さんもらっちゃったもんだから、肩身狭いだって。全部お金持ってる嫁側のお家のいいなりらしいの。」


と、そのご家庭のこと影ではそんな風に言ってるくせに、料理人のその家庭の息子さんのお食事会にはしれっと行く。


その他いろんな言葉

・「このお団子買った店の店主、すんごい感じ悪かったわ。」
(こんなこと聞かされながらもらったお土産、ちっとも美味しくない。)

・「久々に行ったらすっかり街が寂れてたわ。」
(せっかくお友達と神社巡りしてお参りしても、着眼点そこかい!)

・「(冷蔵庫開けて)あら、何にもないじゃない。」
(ほんとにゼロかと思いきや、ジャガイモにんじん玉ねぎ数個は入っていて、冷蔵庫の中身がぎっしりじゃなかっただけだった。普通に2品は作れた。)

・「あの人。毎回電話かかってきちゃうと長いのよねー。」
(切ればいいじゃん、出なきゃいいじゃん、と言うと昔お世話になった人だからと何もしないで寝るの遅くなって具合悪くなっただの毎回文句垂れ流す。)

・「久々に〇〇に食べに行ったけど、味も量も落ちてて微妙だった。」
(あの年齢で一緒にご飯行けるお友達がいて、出かけられる身体があるだけで十分幸せなことだと思うけど、思うのは勝手だが帰ってきて他者に文句言う必要ない。)

「私が育ててきたのに、なんで私が子供達(孫たち)取られなきゃいけないのよ。」
(夫が、お家の問題に私をこれ以上巻き込みたくないからと離婚を提案してきたときに、姑が第一声放った言葉。苦しい選択をした息子でもなく、それを言われた嫁でもなく、両親が別れてしまうかもしれない孫たちの心でもなく、真っ先に自分の心配をした。そしてしかも、育てたのは私たち夫婦です!)

とにかく何事にも感謝がなく、基本「ない」を見てる。家にいても誰かのいつかの悪口、ニュースの内容に対する批判、出かけても出かけた先で得た不満を、毎日毎日キッチンに立つたび部屋から出てきて聞かされる毎日に疲弊した。これもごく一部なのが驚愕。


息子(私の夫)に対する言葉

・「あの子は私に似てるトロイのよ。何やらしても遅いわ、ほんと。その点〇〇(妹)は早いのよ。」
(典型的な兄弟間で比較してどちらかを否定する子育ての悪い例。)

・「あの子すぐ怒るのよ。」
(あなたが怒らせることしか言ってないだけだが。)

・「あの子、器用じゃないから。もうちょっとこうしてあーしたらよかったのに。」
(義父亡きあと、急に任された会社の処理に大変だった時、何にも知らないくせに偉そうに論じてた。)

・「(得意げな顔で)この間、なんでも知ってて説明が上手って(息子を)褒められたのよぉ。」
(影ではでくのぼうのように否定してるのに、他人に褒められた時は自分の手柄のように喜ぶ。)

基本、自分の子供・孫たちは自分のプライドと見栄のために存在している。さぁ、嫁の私のことは誰にどう言ってたんでしょうね?笑。だいたい想像つきますが、聞かされた方(エネルギー泥棒の被害者)を不憫に思います。

子供達や孫たちがなんかに表彰されたり褒められたりしていいことが起こると、「すごいわねぇーさすが私の孫!」って自分の手柄のように言い、何か良くないことが起これば「誰に似たのかしらねぇ」と自分以外の誰かのせいにする。そういう人。


亡き夫(私の義父)に対する言葉


・「あの人は私のゴミ箱だったの」
(自分の愚痴不平不満悪口を言っても誰にも話さないし流してくれる都合のいいゴミ箱みたいな存在だったということ」)

亡き夫に対する言葉は、数えきれないほどある。姑は細かいことは知らない立場だったのに、会社運営(お義父さんは会社経営者だった)に関しても批判して論じていた。亡くなった後のいろんな批判は多すぎて書き切れない。その時はまだ、そうなんだーと思っていた程度だったけど、こうなってみて振り返ると、お義父さんへの文句は、姑のかなり偏った視野と価値観が起因していたことが大半だろうなと思っている。

人のふり見て我がふり直せ。
基本的に常に誰かや何かを評論してわざわざ誰かに話して騒ぎ立てる。
それこそ「人は人」。自分の人生に集中してたらそんな暇はない。
自分も気をつけようという教訓を得たぐらいしか
姑のこの負の言霊から獲れるものはない。


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