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齋藤冬優花卒業セレモニーで見えたもの。

10th Single BACKS LIVE!!


いつものごとく”偏見ヒタヒタ”で書きます。普通のライブレビューを読みたい方は他をあたってください。


まず上村さんが最後の最後、ちょっと残念なことになりましたね。

これ、すぐに完璧なアナウンスをするのは難しいとは思いますけど(特に将来的なことについて)、ちょっと意地悪な見方をしてみて「とりあえずパフォーマンスは省略して花束渡して送り出そう(力ずく)」ってことならステージに出られたのかなとは思いましたけど、出ない。だから後日”仕切り直し”の発表があるといいなとは思います。誰も悪くはないし、こういうことって今後も起こりえますからね。


ここからは強~く印象に残ったとこだけ書きます。

まず齋藤冬優花さん卒業セレモニーの一曲目「BAN」でしょう。


最初ね、ちょっとだけね、目がおかしくなったと思った。

た、谷口さん!?

あ、そっか、みんな勢揃いかぁって(バカ)。

正直この曲の始まりとここ↓の歓声が一番大きく感じた。自分が興奮しただけだろって言われればそれまでだけど。

ちょっと時系列は前後しちゃうけど、この後のトークで齋藤さんはこの曲をバックスライブのセンターで初めてやった時に、「遅い」とは自覚した上でやっと櫻坂で

「もうちょっとやりたい、頑張りたいなと思えたきっかけ」

と言っていて、そこは感慨深かった。

欅坂のメンバーとして押し寄せる変化の中、「やっぱり戸惑いがあったんだ」って、なんだか当然なことなんだけど、改めて一期生のひとりがそこについて発言するとこんなにも感心するのだなと、感心。


「BAN」を終えてトーク。

森田さんが齋藤さんに関する想い出を語るところで小池さんが涙をこらえきれない。

小田倉さんの番では、話し始めからちょっと泣きそう、でもなんとか我慢して進めてたんですけど、最後はやっぱりこらえきれず…

自信が持てない時に優しくされたことがあったそうです。

7thシングルバックスライブで初めて座長となって戸惑っていた頃に励まされた話を披露した井上さん。後輩の井上さんの考えを否定することなく尊重してくれたそう。

まだ東京に馴染めていないころ、齋藤さん(と菅井友香さん)がいろんな所へ連れて行ってくれた話。人見知りな小池さんをサポート、グループの基盤となってくれた齋藤さんに感謝。



「手を繋いで帰ろうか」(!)の途中から「誰かずっと泣いてるなぁ…」って思ってたら、まず向井さんがそのうちのひとりですね。仲良さそうでしたもんね。

「意外」といっては失礼ですけど、中嶋さんが何度も表情を崩して涙をこらえるシーンも印象的でした。

欅坂時代からのファンだった石森さんもパフォーマンス中カメラに抜かれる度にといっていいほど大泣きでしたね。


最後は一人ひとりが花を渡していくところ。

村山さんの番では笑いも差し込むのはさすが。

齋藤「”何度LOVE”の件はあとで…」

センター村山さん、あとでご挨拶させていただきます…


「PTA」だの言われて”けやかけ”時代からバラエティでも”貢献”していた齋藤さんですけどーー

確かに三期生・村井さんのとこはまさに「保護者」っぽかった。良い意味で。

齋藤「あ~、優ちゃ~ん。明日頑張ってね、最後。任せたよ」


小池さんも本気なのかボケなのか分からないがオモロい。

小池「え?これ『永遠の別れ』やないやんな?」


いささかありふれた表現だろうけど、やっぱり「縁の下の力持ち」が齋藤さんを表す最適な言葉でしょうか。

ライブ中も流れましたけどTAKAHIRO先生と並んで指示を送る姿。当時は賛否両論あった気がしますが、”流れ”でこうなったんでしょう。それに、こういう人ってグループに一人は必要だと思う。

とにかくこの姿は忘れられないですね。

齋藤さんは、上村さんと一緒でここ数年は、正直に言っちゃえば、二期・三期の勢いに埋もれてしまった気はします。

でもアイドルやるってセンターやフロントだけじゃない、もし最前列に並べなくても腐りきらず、諦めず、なんとか続けるのもセンター張るのと同じぐらい重要じゃないかなって、特に最近は思います。



齋藤さんのことを本気で慕っていたメンバーが多くいたっていうのが再確認できる素敵なセレモニーでした。こうしたイベントを目標に卒業まで地道に頑張るのも立派な目標だと思えたし、そのことによってここに参加できた他のメンバーが、言葉が適当か分からないけど、「安心」を感じられるならより良いなとも思います。

じゃあ、またねー。


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