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菅原咲月さんが副キャプテンになったので。

このことで涙腺がちょっと「うるっ…」とくるとは思わなかった。

”大感謝祭”後半、「Sing Out!」の後に発表された菅原咲月さん、副キャプテン就任についてである。

菅原さんがそういった役職に適しているのでは?という考えは多分、結構多くの方々の頭に少しぐらいはよぎったことはあるんじゃないかと思う。だから「菅原さんが選ばれたこと」にめちゃくちゃ驚いたわけじゃないんです。


じゃあ、なんで「うるっ…」ときたのかっていうと、きっと「週刊乃木坂ニュース」にまつわることが少し引き金になったのかなと思う。

先月4日からスタートした、基本「生配信」で乃木坂46の推し活を支えるための情報番組。そのMCに抜擢された菅原さん。

最初ね、結構期待してたの、この番組。

でもさ、正直に言うと番組内で扱うことは事前に知ってることばかり。なによりセットが、っていうかもうセットなんてなくって(?)

(想像)「ん~とっ、じゃあ今日ここで撮ろっか。菅原さん、そこ座って」

みたいな感じで撮影している感じがして。作ってる方々には敬意を払うけど、私は実を言うともう少ししっかりしたとこから配信するのかななんて勝手に想像していたから、結構落差があった。縦画面でインスタライブみたいだったから余計に「あれ?」って。

でも、めがねをかけて笑顔を絶やさず、不慣れな”情報番組”の単独MCに挑む菅原さんがとにかく健気でさ。「あ~。一生懸命やってんなぁ。いい子だな」なんて思ってはいた。コメント欄もそうした彼女を応援するものが多かった。

考えてみたら毎週「基本的に」とはいえ、「生」で菅原さんが見られるんだから文句言うんじゃないよ!と自分に言い聞かせたのです。

しかし、今週の配信。

見ましたか?もう、すんごいの。何がって「中断」が。

何度もきれるの。今サッと見たら(さすがに)カットされていましたが、今まで私が経験した生配信では一番ぐらいの、ほぼほぼ”放送事故”級のアクシデント発生といってもいいぐらい。

「これさすがに…(ひどいな)。時間開けて再開したほうがいいのでは?」なんて心配になったほど。

でも、菅原さんはめげなかった。めげないどころかその状況をしっかり受け止めたうえで、まるで子供をあやすかのように絶え間なく画面の向こう側に言葉をかけ続け、いつもどおり笑顔を絶やさず配信を続けた。

なかなかあそこまでできる人はいないなと感心した。

だってホントにめげる気配さえないんだもん。

…っていう、菅原さんのこんな健気な姿勢について今週何か書けないかなと考えていたところへ今回の発表だったわけです。



改めて思うけど、副キャプテン、そして次期キャプテンに菅原咲月さん以上に向いてるメンバーはいないと思う。


「乃木坂工事中」で卒業直前の秋元真夏さんが井上さんと菅原さん加入後のふたりへの接し方について話した時、「あ~、このふたりは人気もあるし、期待されてるんだな…」と強く思ったものだ。

井上さんはセンターをつとめるなど、その後のふたりの活躍は説明不要だろうけど、正直今回のシングル「歩道橋」で菅原さんが選抜から漏れたときは驚いた。35枚目シングル「チャンスは平等」の時は「三期生総出演」なとこがあったからだろうけど、今回は違ったから。

でもそのときのブログでも彼女は気丈に振る舞っていて

私はマイナスに、ネガティブに考えてはいません 
なぜだろう、と考えたけれど、、、
毎シングル今この瞬間が一番楽しい!!を更新していっているからかも。」

などと綴った。もちろん姿や表情は見えないけど確かに心から言ってるんだなとこちらも思えた。

そう、菅原さんって心が広くて、底抜けに明るい。



でもさすがに副キャプテン発表時は緊張していた。頑張って時折笑顔を作っていたけど。

梅澤「この度、乃木坂46の副キャプテンが決定いたしました!」

梅澤「副キャプテンは…菅原咲月です!」

菅原「この度乃木坂46の副キャプテンをつとめさせていただくことになりました5期生の菅原咲月です。…ありがとうございます。

お話を聞いてから今日みなさんにお知…こう…お話する時までに…

しっかり、こう…自分の気持ちを固めて…みなさんの前でお話しようと思ってたんですけど…ものすごく怖くて不安で…こう…自分の…こう…感情がなかなか追いつかないなと思うこともあるんですが、こうして長く愛されてるグループの副キャプテンとして選んでいただいたからには…みなさんにこう…副キャプテンになって良かったなと思っていただけるように…認めていただけるように…少しずつ…自分なりに…精一杯頑張っていきたいと思います。色んなことをこう…思う方もいらっしゃると思うんですが…

…ありがとうございます。色んな言葉を受け止めて、これからも副キャプテンとして精一杯頑張っていきたいと思います!これからよろしくお願いします!」

梅澤「咲月は、あの、グループに入ってきてくれてから、こう…人一倍責任感が強かったりとか、明るくいつも元気で、こう…あまりこう…加入してきたばかりの新メンバーには感じた事がなかった安心感とか落ち着きをすごく感じたのを覚えてて。

…なのでこうしてこれからの咲月にも期待してこの立場を任されたのもすごく納得ですし、何よりも副キャプテンとして一番持っててほしい『乃木坂への愛』みたいなものがすごく強い子なので、これからの咲月に任せるには私も安心だなと思いました。

そして…私…とはいえ、副キャプテンっていう立場の難しさとか怖さみたいなものってホントに私も当時振り返ったらめっちゃあったんで、なんかすごい思い出したんですけど。それは少しずつ…あの…共にね、あの…新しい形を探しながら頑張れたらなと思いますので、まぁ、みんなでグループは守っていくものですし、また、隣に新しくいてくれるパートナーができたのは私もすごく嬉しいので、これからの菅原咲月の副キャプテン、みなさん応援していただけると嬉しいなと思います。よろしくお願いします」

菅原さんの直後に優しく、でも力強く応援を呼びかけるように彼女について話している梅澤さんを見て「副キャプテン」は少しずつ安心していくようにも見えた。



気が早いけど、”工事中”でバナナマン・設楽さんに「おい!キャプテンのおめぇがしっかりしねーからだかんな!?」みたいな強めのイジり・ツッコミをされて、誰よりも速く負け顔で「すいませんっ!」と言って笑いに昇華する菅原さんが妙にくっきりと浮かんでしまって、もはや今から楽しみなほど。

梅澤さんの言う通り、加入当初から『小吉』でイジられる菅原さんで我々が笑えたのは彼女の「安心感と落ち着きをすごく感じた」からだと思うし、結局それって”『乃木坂への愛』みたいなもの”がすごく強いからなのかなと思ったりもする。

「乃木坂工事中」# 354「29thシングルヒット祈願後編」2022.04.03 OA

そんな彼女が年初はアンダーで活躍、来年加入してくる6期生の後押しもしつつ、現キャプテン・梅澤さんと協力。

なんだかグループの、いわば「底上げ」にまで期待せずにはいられない。

だからね、新たに副キャプテンに就任した菅原咲月さんを応援するっていう「選択肢 たった一つを選ぶこと」しかないよねって、思います。

”大感謝祭”最後の曲「きっかけ」

じゃあ、またねー。


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