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vol・16「ペーパーマリオRPG」


概要

ニンテンドーゲームキューブで発売されたマリオのRPGです。
マリオストーリーの正式な続編という扱いで、2024年にスイッチ向けにリメイクされております。
ゲームのデザインはペーパーマリオが採用されています。


内容

ピーチ姫から宝の地図を見つけたという手紙を受け取ったマリオは、ゴロツキタウンという町へ急ぐのですが、そこにピーチ姫の姿はありません。

地図がスターストーンのありかを示しています。これを追っていけばピーチ姫に出会えるのか?
といった感じでお話は始まります。

今作は前作のマリオストーリーのほのぼのとした世界観に比べ表現がやや大人よりになっている点が最大の特徴です。
最初に訪れる町の名前にゴロツキという単語が入っており、さらにその町の中心には絞首台があるなど、荒んだ町の雰囲気が各所に表現されています。

NPCのセリフなどもブラックジョークを感じさせるようなものが少々含まれていたりします。
しかし、もちろん子供でも楽しめるような内容にはなっておりますのでご安心ください。

ゲームの内容ですが、個人的にバトルシステムはマリオストーリーからそこまで大きな変更はないのかなと感じました。正統進化といったイメージです。

フィールドアクションが前作に比べると大きく変更があります。
ペラペラマリオの特徴を存分に活かしたアクションが追加されており、謎を解決したり、ステージを攻略して行ったりします。

例を挙げると、飛行機になって飛ぶ、船になって水の上を進む、ペラペラになって細い隙間を進む、などです。

今まで行くことのできなかった場所に、次々と行けるようになるのはスッキリしますし探索意欲を掻き立てられます。
もちろん今作も多くの魅力的な仲間が登場し、マリオの冒険を彩ってくれています。


感想

マリオストーリーからの流れを汲んだ完成度の非常に高い作品であり、ペーパーマリオシリーズのちょっとブラックでクスリと笑わせてくれる世界観はここで確立されたように感じます。

今回の敵がクッパではないという点もRPGらしさがあって個人的には好印象です。

さらに前作に引き続きストーリークリアの合間にあるピーチ姫やクッパを操作するパートは新鮮かつ遊び心満載でプレイヤーを楽しませてくれます。
リメイク版も原作とほぼ変更点はない上に追加ボスも新たに収録されているので、プレイするならスイッチ版をお勧めいたします。
今後、続編が発売されることを願っております。

難易度 ★★★
内容量 ★★★★★
操作性 ★★★★
お薦め度★★★★★

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