ｖｏｌ・６「スーパーマリオランド２ ～６つの金貨～」
概要
ゲームボーイで発売された２作目の２Ｄスーパーマリオ、前作から信じられないくらいにボリュームもクオリティも進化した作品です。
さらに現在も活躍しているワリオが初めて登場し、最後のボスとして君臨しています。
副題がついているのもマリオとしてはやや珍しい作品です。
内容
ワリオがマリオ城をのっとりばらまいた金貨を集めて取り返しに行くというストーリー、題名の通り金貨は全部で６つあり、それぞれの柄に応じた個性的なステージが用意されています。
今作はフィールドマップが存在しており、任意のステージから攻略をすることが可能になっています。フィールドマップも良くできていて、ちょっとした演出が所々に散りばめられており楽しむことができます。
グラフィックも現在のマリオにかなり近づき、世界観もマリオらしいポップな雰囲気です。
他作品には登場しない敵キャラも多く一部マリオらしくないキャラも存在します。
基本的にステージは他作品同様に横スクロールアクションですが、上下移動の幅は広がっており、探索要素もかなり増加しています。
隠しステージに進むための別ゴールも存在しているのですが、特定のパワーアップアイテムがないと辿り着けなかったり、隠しブロックを発見しなければならなかったりと初見では発見することが難しいステージも多々あります。
操作性は現在のマリオに非常に近い感覚でプレイして問題ないかと思われますが、個人的にトゲや敵などの当たり判定が若干分かりにくく難しいと感じる部分もあります。
特に宇宙が舞台のスペースゾーンは独特の操作感が連続するので最も難易度が高いと思います。
新たに増えたパワーアップマリオでバニーマリオというものがあるのですが、空中を簡単に長時間滑空することができるので、これをうまく活用することで初心者の方も簡単にクリアできると思われます。
全体の難易度としては中間ポイントも存在するので理不尽に難しいという事はないのですが、最終ステージだけは長いうえに中間ポイントも一切なく、やや骨の折れる内容になっているので根気とやる気が必要になってくるでしょう。
感想
ゲームボーイ２作目にして十分な完成度の出来になっています。
ギミックも大幅に増加していて、各ステージ違う個性で楽しむことができ飽きが来ません。
６つの金貨を集めるという要素もなんだかワクワクさせてくれます。
なにより１番の進化はセーブ可能になったという所でしょうか、より気軽にマイペースで楽しむことができます。
難易度 ★★★
内容量 ★★
操作性 ★★★
お薦め度★★★★
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