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【旅日記】ただ、ピースのためにだけ【愛媛】

 今回は、愛媛県へ旅した時のことを書いていきたいと思います。
目的はただ1つ、とべ動物園へ白くまのピースに会いに行くという事です。そのため旅程はスーパー弾丸ツアー、車で行って帰ってくるだけというものです。今回は奥様もご同行、お疲れが出ないことを祈るばかりです。


出発前

まず、なぜ私が白くまのピースに思い入れがあるかということですが、今メインバンクを愛媛銀行にしており、その通帳のイメージキャラクタに白くまのピースが採用されているのです。

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そして、とある日にNHKの特集でピースと飼育員のドキュメンタリーが流れていました。
その放送でピースがもう高齢で、持病がある事も知ったのです。
通帳の中のピースは赤ちゃんのままなので、私の感覚ではいつまでたっても子供のままで元気なのだという錯覚に陥っていたので、テレビ番組を見て非常に驚きました。
 
命あるものですし、銀行も長年使っておりピースには愛着がありますので1度はこの目で見ておきたいという気持ちがとても強くなりました。
 
しかし、私が唯一1日休める月曜日は動物園が休園というなんとも運の悪い巡り合わせなのです。
調べてみると高速を走るルートが、一番時間がかからないという事が判明しました。なので優雅に旅する旅程は捨て、午後からでも間に合うただピースに会う旅を決行したのです。


動物園へ

午後1時15分岡山を出発、奥様がおにぎりとおかずを作ってきてくれていたので、それをほおばりつつ高速へと向かいます。中身は好物のシーチキンマヨネーズ、ありがたいかぎりです。
最悪16時半までに到着しないと入園することすらできませんので、奥様には負担をかけてしまいますが、休憩なしのノンストップドライブとなります。
 
予定通り約2時間半で動物園の駐車場に到着、駐車場からも10分弱かかるので16時頃に動物園の正門をくぐることができました。

15時半をすぎると、一部の動物たちはエサの時間になり見られない可能性があるということだったので、我々はまず1番にピースのいる場所へと向かいます。
今回のメインイベント、無事にお目にかかることができました。パイロンで遊んでいるピース、ほのぼのとします。


時間が遅めだったのが良かったのか、そこまで混雑もなく楽しむことができました。
 
驚いたのは、隣にはピースの母親もまだご健在だったという点でしょうか、ピースもまだまだ元気で暮らしていってほしいものですね。

眠る母

私、水族館は色々な所を訪れていますが、実は動物園はほとんど行ったことがありません。今回のとべ動物園はいったいどれくらいぶりなのか自分でも分からないほど久々だったのです。
子供の頃に動物園に行って、そこで感じた動物たち特有の匂いがあまり得意ではないという印象が強く、苦手意識がありました。
しかし、今回来てみて少し印象が変わりました。猿や鳥類、ライオンなど色々な動物を見ましたが、どこも綺麗さが保たれており動物たちもいきいきとしています。

大きなものから小さなものまで

今後は動物園探訪もなしではないなと感じることができました。
 
そして、急ぎ足でくるりと園内を回り、最後にもう一度ピースに会いに行きます。
彼女のもとに戻るといまだにパイロンで遊んでいます。今日のお気に入りアイテムだったのかもしれませんね。

ごつい!

 いつかまた会いに来たいなという希望と、しっかり愛媛銀行でお金を貯めるということをピースに告げて、我々は動物園を後にしました。
お土産屋さんで買ったピースのぬいぐるみと共に。


松山飯と帰路

せっかく来たのだからご飯くらいは愛媛らしいものを食べようという事になり、現代の便利アイテムスマートフォンを頼りお店を探します。
 
見つけて飛び込んだのは五志喜というお店、タイ飯を中心に小鉢で様々なご当地料理が食べられるものを選びます。
美味なのは言うまでもありませんが、私のお気に入りの料理はみかんいなりというものです。
ほどよい甘さがなんとも不思議で癖になりそうです。

みかんいなりは左上

お腹もいっぱいになったので、あとは安全運転で岡山へと帰るだけです。
帰りは急ぐ必要もないのでのんびり運転、SAにちょいちょい止まり飲み物でブレイクしたり、お土産を物色したり、ゆるやかに夜の瀬戸大橋を渡ります。
 
そして家に着いたのは日付が変わる少し手前、とべ動物園のピースも今頃きっと夢の中、今夜はぐっすりねむりましょう。
また会う日まで!

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