見出し画像

vol・10「スーパーマリオサンシャイン」


概要

ニンテンドーゲームキューブから発売されたマリオの3Dアクションゲームです。本体同時発売されたルイージマンションから少し遅れて、今作が発表されました。

マリオ64のアクションをベースに新たに追加されたポンプアクション。冒険の舞台はドルピック島という南国の島で、光のマリオ・影のルイージという印象がより強くなった作品でもあります。


内容

バカンスでドルピック島に来たマリオ一行は、現地で街中をラクガキで汚す犯人に間違えられ警察に捕まってしまいます。その犯人はマリオにそっくり、潔白を証明するためにマリオは犯人を追いかけます。
というのが今作のストーリーでいつものピーチがさらわれて助けに行くというのとは一味違います。しかし、やることと真犯人はいつもとそんなには変わりませんが・・・

任天堂64のマリオのゲーム性と操作感を踏襲しており、しっかりとクオリティを上げてきていると思います。グラフィックもハードの進化とともにガッツリ向上しています。

今作最大の特徴は前述したようにポンプアクションの導入でしょう。

ラクガキを消すという目的などから、水を操る機械と一緒に冒険するのですが、こちらの操作が一癖あり難易度が少し跳ね上がっている印象も感じます。

使いこなせればアクションの幅も広がりできることも増え楽しく感じられる部分も多いと思うのですが、ゲームに慣れていない人には覚えなければならない操作が増えて少しハードルが高いのかもしれません。

今作はスターではなくシャインを集めていくことによって新たに行けるステージが増えていきます。各ステージに1~2用意されている「~のヒミツ」というポンプを取り上げられて挑むコースがあるのですが、ポンプ操作に慣れれば慣れるほど難易度が上がるという仕様になっています。というのもポンプには水の力でホバリングするという機能があり、落下を抑止する効果があります。
しかし、これらのヒミツステージはその力無しで純粋なアクションが必要となってきます。その上各ステージそれなりに高い難易度のアスレチックが用意されているのでなかなか一筋縄ではいかないと思います。

また、今作はヨッシーも登場し乗ることができます。
ただし、場面は限定的で水に落ちると消えてしまうという謎の仕様になっており、お助けキャラというよりギミックのうちの1つととらえる方が良いかもしれません。


感想

ハード性能を活かした美しいグラフィックや安定的な操作感はさすがとしか言いようがありません。ポンプアクションも慣れれば楽しく爽快感に溢れている点も素晴らしいと思います。
やや難易度が全体的に高いと感じる点もなくはないですが、ぜひ一度は触れてほしいゲームの1つだと思います。オールクリアを目指そうとするとボリュームも満点です。

難易度 ★★★★
内容量 ★★★★
操作性 ★★★★
お薦め度★★★

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?