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vol・17「Newスーパーマリオブラザーズ」


概要

ニンテンドーDSで発売された2Dアクションゲームです。
横スクロールのマリオはSFCのスーパーマリオワールドから数えると約16年ぶりの完全新作となります。
Nintendo64では横スクロールのマリオは発売されなかったのですが、今作のマリオのデザインは3Dポリゴンに変更されておりスーパーマリオ64がもとになっているのでしょう。


内容

今回もピーチがさらわれる所から始まるという王道のストーリーですが、クッパジュニアも絡んでいる点が少々違っており、中ボスとしてクッパジュニアも砦に度々登場します。

前作から年数が経ちますので、ハードの進化とともにゲーム内容もかなり進化しており色々な新要素が盛り込まれております。

今作から追加されたアクションは、壁キック・ヒップドロップ・三段ジャンプなどがあげられます。
これらはどれも3Dのマリオ64からの逆輸入なのではないかと思われます。

特に壁キックは、従来と比べアクションの幅が格段に上がる要素と言えるでしょう。


新しいパワーアップアイテムも用意されています。
巨大マリオ・コウラマリオ・マメマリオです。巨大マリオはマリオが画面いっぱいに大きくなり無敵状態となります。土管などのオブジェクトも破壊して進むので、今までのマリオにはない爽快感が味わえます。

コウラマリオはノコノコの甲羅のようなものをマリオが背負い、ダッシュ状態になると、自動的にコウラ姿でマリオが転がっていき、制御が非常に難しい状態になります。

マメマリオはマリオがいつもの半分くらいのサイズに小さくなり、敵に触れると一度でミスになってしまう状態になりますが、代わりに水の上を走ったり、ジャンプ力が異常に上昇したりします。

ゲームの操作感と難易度について、まず操作性ですが、3Dポリゴンに変わっていてややヌルヌル動く感じはあるものの、従来のマリオシリーズをプレイしていた人ならすんなりとマリオを操ることができる感じに仕上がっていると思います。

難易度ですが、難しくも簡単でもないといった印象です。
空を飛ぶアイテムがない(マントマリオやしっぽマリオなど)といった点では、実力重視の硬派なアクションゲームになっていると思いますが、アイテムをひとつストックできることが難易度を下げている要因になっていると思うので、結果的に丁度よい塩梅になっていると言っていいでしょう。

ただし、全ての隠しゴール・スターコインをコンプリート仕様とした時に、上記のマメマリオやコウラマリオが必須になる場面が多々あります。
これらは操作性も普段とかなり違い、難易度が格段に上がるポイントとなります。


感想

現在に続く横スクロールアクションマリオのデザインに変わった記念すべき1作、1ステージのボリュームがほどよく、気軽に遊ぶことができる点も高評価です。
過去作のオマージュとみられる場面もいくつか見受けられ、王道マリオが好きな人は一度プレイする価値はあるでしょう。
さらに隠しコマンドを使用することにより、ルイージ(性能はマリオと同様)も使用することができますのでファンも安心ですね。

難易度 ★★★
内容量 ★★★
操作性 ★★★★
お薦め度★★★★

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