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AIだけ習得しても成功しない理由
最近のAIブームでは「AIさえ知っていれば安心」というような風潮を感じますがそれは正解ではありません。
今回はAIの役割について考察していきたいと思います。
AIを利用しなくても解決できることがたくさんある
「とにかくAIを利用したいんだ!」というご相談はとても多いのですが
そもそもお話を聞いているとAIを利用しなくても出来ることがほとんどです。
システム化を検討する中でAIをいきなり利用するというよりは
まずはAI以外のDX(情報のデータベース化、ペーパーレス等)の基礎固めを検討してそのもう一歩先の応用編としてAIを活用する形になります。
(余談ですがAIの手前のITですら、利用しなくても人間の運用の方が効率が良くて速いという事例も多々あるので、本当に投資をしてまでIT化した方がよいのかというのはよく考えた方がよいですね。)
AIオンリーで解決できることは実は少ない
AIは文章生成や画像生成、動画生成等できることがたくさんあってすごく便利です。でもAIだけで課題解決をするのはほぼ無理です。
例えばAIチャットボットにしてもそもそもチャットボットを備え付けるWebページが必要です。
AIによる自動返信にしてもLINEやメール等何かしらの連絡手段は必要です。
また、生成AIにより生成された画像や動画はクオリティが高く、しかも高速で大量に手に入れることができますが
それは単なる「素材」でしかないのでどう生かしていくかは別途考えなければいけません。
例えば画像をインスタグラムに上げてSNS投稿を効率化したいとか
生成動画を何かに差し込んで動画全体のクオリティを上げるなどです。
AIはしょせんお遊びと言われがちな理由
上記に述べたように、AI単体の機能はすごいのですが
結局具体的なAIの生成結果の利用方法は人間が考えるしかありません。
その認識がない場合は「AIは単なるおもちゃ」にしか思えないでしょう。
AIはハルシネーションといって虚偽の情報を生成することがあるので正確性に欠けることも業務利用では少し物足りないのかもしれません。
さらにまだまだ進化の途中であるのでどのように自分の業務に落とし込んでいけばいいのか分からないという意見がほとんどです。
AIを自分の領域に生かせる人が成功する
さてあなたはここまで読んで
「AIってあんまり実用性がないな」と思われましたか?
しかし、その答えは「No」です。
AIはとても優秀なツールです。そのツールをどう生かして価値を生み出せるかはAIツールを利用する人にかかっているのです。
AIそのものだけをビジネスにするのではなく
AI×動画制作
AI×Web制作
AI×起業
AI×教育
AI×医療
など既存の業種と掛け合わせたときに
価値が掛け算で生まれていきます。
私のクライアント様もAIの研修を依頼されるときに
ご自身の業界での活用を意識される方がほとんどです
自分がこれまで得た知見に誇りを持つ
仮に今ご自身がそこまでITやましてやAIなんて遠い業界にいると思っていて
世の中に置いてきぼりにされているように感じるのであればチャンスです!
なぜならそのような業界ほどITやAIが入り込む余地がたくさんあるので
ビジネスチャンスが生まれやすいと考えます。
自分の持っている業務知識を持ち寄ってAIの専門家に相談をするのが一番の成功の早道です。
AIやITの専門家は医療や教育や金融などの業界特有の課題や知識はその業界の人にヒアリングするしかないのです。
AIやITが自分の専門外であることは何も問題ではありません。
AIによる課題解決の考え方
まとめとしてAIを利用する時は以下のように考えるとよいでしょう。
【正しいAIの利用方法】
〇〇を解決したい。そのための最適な方法がAIだからAIを利用しよう。
【間違ったAIの利用方法】
どうしてもAIを利用したいから無理矢理何かしよう
弊社ではAIやITを利用したビジネスアイデアや課題解決のご相談を承っております。IT知識0でも全く問題ありません。
まずは情報収集や教育から始めたいというご要望にもお応えしておりますのでお気軽にご連絡下さい。
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