感情激しめな私のこと
私は元々産前から、時々感情の大波にのまれてきました。私の大波は、関係の近い(私が心を許している)人ほど巻き込みがちで、大学生からお付き合いしていた夫も巻き込んでしまった時は別れ話にも発展するほどでした。
小波で済む時もあれば荒れ狂うときもある感情の波が大抵月に一度やってくるというのは私も自覚していて、決まってPMSの時期。ホルモンバランスのせいだと思っていました。
そして結婚後、感情の波は妊娠中や産後のホルモンバランスの乱れでもやってきました。更に悪いことには、産前産後の波は月に一度ではなく月に何度もやってくることもありました。
産後のホルモンバランスが落ち着き、生理が始まるとまたPMSでイライラ…
まだ幼い息子に、いつもは優しく諭して、注意して、説明して、宥めて、ちょっと声を低くして、表情も変えてみて、声を強くしてみて…などなど、あらゆる手を尽くして(気持ち的には10段階目くらいで)叱っているのに、PMSの時期は2〜3段階目でドカン度と爆発して声を荒げたり怒鳴ったり、テーブルをバンと叩いたりドアを強く閉めたり…。
息子がADHDと分かる前、言葉が遅れていて意思疎通ができなくて、引っ越したばかりで知り合いも近くにおらず、夫は勤務先が変わって帰りが遅くなりワンオペの日々の中で、酷い荒波の時にはヒステリックになって泣いて怒ったり、その後怒られて泣いている息子に謝りながら、息子を抱きしめて一緒に泣いたこともあります。2人目を希望していたこともあり、ピルは使えず、とても辛い日々でした。
やがて息子が大きくなって言葉での意思疎通が少しずつできるようになり、スケジュールや見通しが共有でき始め「今日は○時までね(長い針が○までね!」などという約束を守れるようにもなり、母の波はあれど、ヒステリックになることは減ってきました。息子がこども園に通うようになり、少しだけ余裕が生まれたことも大きかったと思います。
しかし、第二子妊娠以降息子の希望に添えないことが増え、息子もイライラ、私は再びホルモンバランスが崩れてイライラ…。
産後は更に、ホルモンバランスの乱れに加えて第二子の娘を守らなければならないと思うガルガル期、上の子可愛くない症候群とやらもやってきて、毎日感情の大波に揺さぶられる毎日…!
産後、保育時間で夕方まで預かってもらっていた息子が教育時間で昼寝なしのお迎えになり、日中過ごす時間が増えると娘が寝ている横で騒ぐ息子に注意を繰り返し、もちろん静かにできないADHD息子は毎日怒られる日々…。
第二子が生まれるまでは注意せず見守れた(見逃せた)ことも、第二子を守るために注意しなければならなくなるなど、気をつけることが増える=注意することも増えてお説教の時間が激増。
怒られると息子もイライラ、癇癪が増えて物に当たり、更に怒られる悪循環…。
これは何とかしないとと本を読み漁ったり、じいじばあば宅にお泊まりしてもらって私のクールダウンと息子の自由時間を確保してみたり、なんとか誤魔化しつつ過ごしていたら、今度は息子が夏休みに突入して、朝から晩まで注意し続ける・され続けることで、また私も息子もイライラ…。
そんな日々を送っているうち、息子がイライラしてテーブルをバンと叩いたりドアを強く閉めたりしている姿を見て、イライラしている時の私の姿と重なって、これはヤバい…と思いました。
親子だから似ているというのではなく、私が怒っている姿を見て息子は学んでしまったのだと感じたからです。
そこで、息子のイライラを何とかするのではなく、まずは私自身の感情の波と向き合うことが急務だと考えました。
私がもっと穏やかなお母さんだったら、息子はこんな風に怒るようにはならなかったかもしれません。
でも、この子たちの母親は私。穏やかにはなれなくても、感情の荒波をせめて小波にできないだろうか。もしくは波を受け流したり、波に乗ったり、波力発電のように有効に活かしたり、別のエネルギーに変換したりはできないだろうか。足りないエネルギーを補ったり、必要以上に感情で消耗するエネルギーを節約したりできないだろうか。
私が感情の波と向き合い、対策や活用方法を考えることで、少しでもイライラする時間が減れば息子にもいい影響があるかもしれない。そして、いずれ息子にも応用できることが見つかるかもしれない。
まだまだ対策も活用方法も模索中だけど、自分の感情の記録や振り返りをして整理をしていくことが、感情の波と向き合う第一歩だと信じて、書いていきたいと思います。
なんだか自己紹介その②という感じになってしまいましたが、今日はここまで。