#えもらじ vol.3 〖 えもえぴ・えもそん 〗
✑ そこら辺の女 さん
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皆様こんばんは!実はえもらじの存在は知っていて、お便りを送りたかったのですが、私自身も心の整理がつかず、落ち着いたので送らせて頂きます。
最近、元彼が結婚しました。
別れた理由については話すと長くなってしまうので割愛します。ただ言えることは、好きだけど別れなきゃいけなかった事と、私からふった事を前提としてお話を進めていきます。
彼と最後の繋がりだったTwitter。ブロックされていましたが私のアカウントがいくつもあり、仲良い人も被っていたため仲良しのいいね、から結婚を知りました。
とても久しぶりに見た彼のツイート。
傷つくと分かっていながらも見てしまいました…あるツイートにこんな一文が。
「生まれて初めてこんなに人を好きになりました。」
あぁ。そうだったのかと。生まれて初めて。私の事はそうでもなかったんだね。この時の私の感情は説明し難いものでした。私から言えるのは「結婚おめでとう」ただそれだけ。
いいねもリプもできないけれど……というエピソードでした。
追伸: 別れてから今の奥様と同時進行だった事を知りました。そして最近お付き合いしていた方にも、浮気されていました。なんでなん?
☢︎ Laughing Hick
〖 カシスオレンジ 〗
歌詞もいいけど、PVがちょっとえっちで、付き合ってた時のこととか、「こんな風になりたかったな。」を思い出して哀愁を感じる人が多いのではないでしょうか。特に浮気された経験がある人にはぜひ聞いて欲しい一曲です。
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✑ ふせんのふち さん
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大学に入学して1ヶ月、少しづつだがこの雰囲気にも慣れてきた。サークルを探していた「僕」が初めて「先輩」と会ったのはこのサークル説明会。
僕には恋人がいて、先輩と仲良くなるにはまだ緊張してしまう。
地元を離れ、慌ただしく勉強したり将来のことを考える毎日は、大変だけど楽しかった。
何より少しづつ先輩との距離が近くなって、恋人がいるのに嬉しくなってしまう僕がいた。
先輩が恋人と別れたのは夏ごろだっただろうか。同じサークルの、先輩と同級生で、ギターボーカルのできる関西人。
最後に見かけた先輩はずいぶんと落ち込んで見えたし、何より大学でしばらく会っていない。
普及したてで、少しづつ使い方に慣れてきたLINEで連絡をとる。
奇跡なのか気まぐれなのか、先輩と2人で飲みに行くことになった。恋人がいる罪悪感もあったけど、嬉しさが勝ってしまった。
入ったこともない串カツ屋に入って、初めて彼女といろんな話を交わした。「解散するにはまだ早いから」と、2軒目にBARに寄った。
チェーン店の居酒屋ばかりの僕からしたら、少し敷居の高そうな場所だったけど、先輩と一緒に、僕だけドキドキしながら入った。
見たことも無いカクテルがメニューに並び、頑張って選んだカシオレで潰れかけた僕の目の前で先輩はシャングリラみたいな赤ワインのカクテルを飲んでいて、その横顔がなんだかオトナっぽかった。
酔った僕の目の前に、彼女の手。今なら、夏のせい、アルコールのせいにして先輩の手を握る。
「少し外の風に当たろっか」と、先輩がお会計を済ませた。
時計のてっぺんを過ぎた歓楽街なのに、もう誰もいない。
困り顔の先輩の手を、僕は離せない。
ふと会話が止まって、目が合って、
キスは僕からした。
僕には彼女がいる。
彼女は関西のあいつと別れたばっかり。
でももう止められなかった。
そこからずるずると堕ちていくのに時間はかからなかった。先輩は僕の「気持ちいい」をたくさん教えてくれる。
先輩と離れられないかわりに、彼女が離れていった。
どっちも離れていくのが苦しいくせに、先輩と一緒にいるのがやめられなくて、夜「それ」が終わってからも、眠りにつくまで2人で笑って話しまくった。
春がもうすぐ来る時、僕に新しい彼女ができた。
2人で夜会うだけの先輩とは違って、昼も並んで歩ける、同い年の女の子。
先輩が教えてくれた「気持ちいい」を彼女が快楽に変換していくスピードは早かった。
だけど、先輩を忘れることもできなかった。忘れた頃に、もう使い慣れたLINEで先輩から連絡が来ると、会いたくてたまらなくなってしまった。
先輩は僕に新しい恋人ができた事に気がついていた。何も言ってなかったのに、「女の勘」って怖いなって思った。
先輩が大学を卒業した頃、僕は中学教師になるために地元で現場実習をした。僕の彼女も同じ過程で、将来は僕の地元で教師になりたいと言う。
猫みたいな先輩と、犬みたいな彼女。
記念日を迎えても、思い出すのは先輩が今どこで何をしているか。
卒業してから、先輩からLINEが届く。
ひと言のLINEでたまらなく会いたくさせるこの人はずるい。
僕は中学教師になっていた。普通の業務に加え、部活顧問、クレーマー保護者の対応と、ストレスで爆発しそうな時に彼女から届いた連絡。
気がつけば「会いたいです」、そう送っていた。
僕には彼女がいる。
その彼女にばれない日を選んで、「これが最後だから」と、久しぶりに会った先輩を後ろから抱きしめて、そこから止まらなかった。
苦しい毎日の生活から離れて、あの時間だけ学生に戻ったような気持ちになって、愛おしくて、寂しくて、たまらなかった。
きっとこれで「最後」なのは、先輩も察していたのだろう。先輩は真夏の僕の誕生日に、ネクタイをくれた。何度も丁寧に抱き合った。2人でいられる最後の日に、隣県でデートをした。大学生に戻ったような気分だった。
仕事で朝早くに先輩を駅へ送り届けて、いつまでも手を振る先輩の後ろ姿をバックミラー越しに追いかけた。
このプレゼントが彼女にバレてはいけない宝物みたいな気がして、僕の教員ロッカーにそっとしまい込んだ。始業式につけようと思った。
あの夏から先輩との連絡は、どちらからともなく止まり、僕は彼女と結婚し、つい最近子どもが生まれた。
誰にも言えない秘密は胸に、腕の中には子どもを抱いて、今年もあの日のような夏が来た。
先輩は今、どこで、何をしているんだろう
と思い続ける僕は悪いやつだ、多分。
語り:先輩
☢︎ クリープハイプ
〖 イト 〗
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✑ すこっと鉄太郎 さん
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三上さん、紅茶さんこんばんは すこてつです。
さて、どうしてもエモい話=学生時代の話になりがちなので、最近のエモかったエピソードをお送りします。
台風が過ぎ去り、夏の気配が少し帰ってきたかのような先週の日曜日。
黄昏時(たそがれどき)、回していたことを忘れ沈黙を貫いていた洗濯機から洗濯物を取り出し、窓を開けるとほんのりいい香りが漂ってきました。
私の住んでいるマンションの横には一戸建ての家があります。
その家から美味しそうな香りがしてきました。
色々な幸せを感じ取れる匂いでした。
ご飯を待ちわびる子供。家族のためにご飯を作るお母さん。それを見守りつつ一品何かを用意するお父さん。
色々な想像を掻き立てられます。
一方温もりという言葉に置いて行かれてしまった一人暮らしの28歳独身男性の私。
洗濯物を干し、窓を閉め、沈みゆくお日様を眺めると少し涙が出ました。
私には何があるのだろう。
ないものねだりはしません。
しかし、希望はあると信じたいものですね。
そんなエモさを感じる日常の些細な出来事でした。
それでは、また…。
☢︎ 山崎まさよし
〖 One more time , One more chance 〗
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✑ 貴方の背後にいつもワシントン さん
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高校の時、寒そうな彼女の手をブレザーにそっと居れたら2人とも暑くなって
校門が近づくに連れて離さなきゃと思いつつ離したくないなぁってなった。
☢︎ WHITE JAM
〖 あいのデータ 〗
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