#えもらじ vol.4 〖 えもえぴ・えもそん 〗


✑ あの8月に囚われている毛布 さん
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三上さん。紅茶さん。こんばんわ。
前回「浮気をされた側の気持ちにもなって下さい」と言われ心が刺さったエピソードを懺悔として送ります。
寒い寒いと早く過ぎるのをずっと首を長くしてた2月。
例年通りならいいのに今年の2月は何か違う。
気になってる人と出会って電話しだしたのが1月。
お互い「すき」を伝えたのが2月。
私には彼氏が居たけど依存体質になっていく彼を見て余計その人にのめり込んでしまった。3月。
「違う人を好きになった。別れよう」とだけ伝え彼氏とは別れた。
別に好きな人となにか進展させようなんて思って無かった。
だってその時にはもう連絡が途絶えてたから。
「僕が君に思う好きは恋愛感情じゃないみたいだ」と言われてた。
普段LINEが苦手と言っていたのにおはようと送ると電話をしてくれたのも
「ここの店面白そう」なんて言うと「じゃあいつか会ったら行こうね」なんて言ってくれたのも
ビデオ通話でお互い顔見ながら話してたら「ほんとにすき」だなんて言ってくれたのに
それは全部友情の好きで賄われてた(まかなわれてた)ものなのかな。
「そっか」とだけ言い、電話を切った。
連絡を途絶えて新しい土地で色んなことが変わってふとカレンダーを見ると8月。
あの人が東京に遊びに来るって言ってたのを思い出した。
もう既に恋愛感情が無くなり、生活をしているとブロックしてなかった彼から電話が。
元彼とのいざこざを聞いて心配して。とのこと。
「そういうとこ大嫌い」と伝えると「そっか」しか返ってこなかった。
電話を切る時「君から切って欲しい。」と言われ、もう好きじゃないはずなのに涙が溢れ出てきた。
数分私の涙の音だけ聞こえて深呼吸をした。
「今までのこと水にも流さないし墓にも持っていかない。持って行きたくない。もう好きじゃない。だから前を向いて生きてください。さようなら。」

暑い夏が過ぎました。

☢︎ TENSONG
〖 存在 〗

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✑ 太陽を蝕みし男ムーンライトしづき さん
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夜中の12時ごろ、高校生だった僕は、突然降り出した雨に打たれながら家に帰っていました。傘なんて持っていなかったので、ブレザーを頭に被り、無様に歩いていた時。突然僕の上だけ雨が止んだのです。
「大学生?」と、スーツ姿のおじさんが僕を傘に入れてくれたのです。
少しの距離でしたが、こんなにいい人もいるんだなぁと思いながら、無事補導されずに帰ることができました。
あのおじさんが幸せに長生きできますように。トゥンク

☢︎ モリナオキ
〖 夕空の紙飛行機 〗

はじめの一歩のエンディングです。
「大丈夫だ」って書いたノートのページを破って紙飛行機作って飛ばすとこが青春すぎます。

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✑ だいこん さん
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僕は恋愛はしない。しないと言うよりは「出来ない」の方が近いかもしれない。
そんな僕が最近密かに「恋」をしている。
相手のことはここでは語らないでおこう。
相手との距離感は……まぁ、察してくれ。
「見つめ合うと素直におしゃべりできない」とあるようにいつも通りにいかずによく空回りする。
不器用だから「○○したい」と伝えるのが苦手だ。
だから、滅多なことがない限り、自分から告白は出来ない。傷つきたくないから。
でもいつまでもグズグズしてられない。
いつか想いを伝えられますように。

☢︎ 優里
〖 シャッター 〗

「感傷に浸っちまうからTwitterは閉じた」って歌詞がもう堪らんです😭
なんかきっとTwitter開いたり閉じたりして相手のこと考えてんだろーなーってのがものすごい共感できるんです😭
ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙😭

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✑ 真顔の使い手 さん
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よい思い出は色あせることなく、心にあり続けています。
それもまた、「エモ」の源かもしれません。
私の人生は大学で一変しました。
昔からの私を知っていれば大学デビューと言われているかもしれません。
高校卒業までは、本当に無色な人生でした。
「嫌われていると思った」「人を殺してそうな目」そんな第一印象を寮の友人たちには抱かせていたようです。
でも彼らはそこで私を見限るようなことはしませんでした。
毎晩、寮のお風呂に誘ってくれたり、皆で狭い部屋で雑魚寝して色々な話をしたり、よくカラオケに行ったり…私の野球のデビュー戦の応援にかけつけてくれたりもしてくれました。
一つ一つがエモく、その一つ一つが私の凍ってしまった心を溶かしてくれました。
二回生になる頃には私の一回生の頃の写真を見て「ほんと別人だな」なんて笑い話をするほどになっていました。
卒業前にみんなでみた初日の出を忘れることは一生ないでしょう。

彼等とは全く別の道を歩んでいますが、「いつか恩返しをしたい。」その思いで辛いことがあろうとも強く生きていきたいですね。

☢︎ 175R(イナゴライダー)
〖 GLORY DAYS 〗

「わかったふりをしていつも全てにつば吐いてた 大事なことにやっと気付いた 目に見えるものだけじゃないんだ」 みんなで旅行に行ったときに友達が作ってくれた動画のBGMになっていて気に入ってます。

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✑ 人間と宇宙人のハーフ さん
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彼との別れは突然だった。
別れた後に彼の誕生日に渡そうと思ってた彼の欲しがってたパーカーを手に彼の仕事終わりを待つ。
別れたのにプレゼントとして買ったものを手元に置いておくのも嫌だったし、彼から預かってた思い出のネックレスも返したかったから、彼への想いも全部全部、この紙袋に入れて。

それはいつも彼と待ち合わせていたカフェ。
彼と出会ってからいつも彼の仕事終わりを待っていた場所。
その日は、もう彼と会わないことを誓って。ただ彼の仕事が終わるのを待っていた。
彼が到着して少し話をする。
最後に顔を見た時より少し髪の毛を切ったからか、どこかすっきりとしていた。スーツをしっかりと着て、手には書類のつまったカバン。
彼に縋り付いて(すがりついて)しまいそうになる自分を殺して、何も思っていないような顔で淡々と話す。ちゃんと笑えていたかな。
最後に紙袋を押しつけて帰る。

引き止められることもない。
もう会うこともない。これが最後のさようなら。

☢︎ あたらよ
〖 10月無口な君を忘れる 〗

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