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絵を描く事

小さな頃から絵を描くのが好きだった。

実は従姉妹が絵が上手くてああゆう風に描きたいなっていう憧れから絵に夢中になった。

好きと言うのは不思議なもので、上手く描けるようになると更に楽しく好きになる。

幼稚園の時に消防車写生会のコンテストで入賞したことがあった。表彰式に父親とでてみんなのみる中で賞状をもらった。父親も嬉しそうで、私も嬉しかった。

実は、私はこの時に自分にしかないもの(という思い込み)を手にしたのだった。

小学校、中学校、高校と何か自信を無くすことが起こるたびに、自分には絵がある!と自分を支えていく、という不思議な役割を果たしていったのだ。そしてそれに加えて思春期の私は、絵を描くことで、吐き出す役目になっていった。

アートセラピーというものがある。

実は絵を描く事は上手く描けるかではなく、自分を知り、認め、形にする作業が詰まっているのだ。

何色にしようか? と考えた時、

・五感を使い自分を知る

・選んだ色をぬる

・形にして自分を受け入れてる

実は、誰にだって描く権利がもちろんあるのだ。

上手い下手なんて関係ない。

自分を認めて、吐き出すって気持ちいいのだ。それがアートなんだと思う。 

誰にも言えない事がある人がもしいたら絵を描いてみるのはどうだろう。真白なキャンバスに塗るだけでもいい。心を認めて塗るだけで、少しは変わるかもしれない。







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