マルケサスの石・HOHOI BAY
日差しが痛く感じ始める時間、海岸にはパワフルな波が押し寄せ、時おり大波が砕けしぶきが飛ぶ。しぶきが霧になって、レインボー色に変わり、ふわっと心地よい感触に包まれ、レインボーな霧が肌へと消えてゆく。海岸を歩きながら、グルグルまわるボルテックスなエネルギーをどんどん吸収している。ここは自分の存在を感じない、なんて不思議な場所なのだろう…。
ここにいるけど、ここにいない。私の中の私がそう伝えてきます。
ハワイ島にもそういう場所があります。自然と自分の境界線を感じない世界。次元の扉がある‼、などと、伝えられている場所です。太平洋のど真ん中、ポリネシアのディープな自然にはそういう場所がまだまだ沢山あるのかもしれない。私の地球探訪の興味は尽きません。特にポリネシア凄いです。
石が積み上げられているのは、PAEPAE(パエパエ)祭壇です。儀式用の建造物だったり、家の土台だったり、実際にPAEPAEが土台になって家が建てられている(再現)のを見ました。主に玄武岩が使われているようでした。
ハワイだとHeiau(ヘイアウ)やAhu(アフ)と同じなのかも?
Pierre fleurie(フラワーストーン)はUA POUのHOHOIバレーで採れる独特な石です。石の中に閉じ込められたミネラルがまるで花が咲いたようにみえることから、そのまま石のお名前になったと伺いました。
その石の正体はフォノライト・ガーネットです。Pierre fleurie(フラワーストーン)はこの島の人たちにとって宝物、とても大切な資源です。この石で彫刻を作ることが生活の糧となっています。硬い石ではないので、彫刻品を作るにも、扱いが難しく技術を必要とします。美しいアートを作る人たちを尊敬します。どこかでPierre fleurie(フラワーストーン)に出会ったり、この島を訪れることがありましたら、是非UA POU島の人たちの作品を敬愛の意を込めて、購入してください。
石は地球の芸術品。私たちよりもご先祖様よりもはるかに長い間地球に存在している石たちには、地球の情報が詰まっています。石と話ができたらどんだけ楽しいだろうと想像しただけでも嬉しくなります。HOHOIに宿泊したいと思い、一番最初にこの地域を調べ始めたのですが、宿はみつかりませんでした。また行きたい場所です。
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