【映画】バーバリアン @ Disny+
【バーバリアン】
監督:ザック・クレガー
脚本:ザック・クレガー
音楽: アンナ・ドルビッチ
上映時間:102分
:ジョージナ・キャンベル
:ビル・スカルスガルド
:ジャスティン・ロング
製作年度:2022年
製作国:アメリカ
原題:Barbarian
2022/10/31
※ネタバレ注意※
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ホラーとは少し違う気がしたのですが、思ったより面白かったです。
オープニングの雨のシーンから、何かありそうな予感がします。
案の定、主人公は、借りたはずのコテージのブッキングに合い、知らない男と一夜を共にすることになります。
しかし、この男性は本当に好意で泊めてくれていて、主人公の女性は、ここで気を緩めてしまいます。
日常と異常の落差を感じさせる、上手い演出だと思いました。
そのコテージには、地下室に更に続く地下があり、徐々に日常が異常に変異していきます。
暗闇に生息する怪物のような者は、異様な行動を見せてきます。
以前観た、ギレルモ・デル・トロ監督の『MAMA』を思い出す気がします。こちらのママは、別に怪物の姿をしてませんが。
主役の女性を母性本能で守る怪物?のママの執着は、『MAMA』の怪物の執着に似てます。
とにかく、TVでずっと子育てビデオを見て、主役の女性にミルクをあげたりするシーンは、怪物のママが憐れにさえ見えます。
ただ、どうしてそんな風になってしまったかが描かれていないので、怪物のママは人間なのか違うのか最後まで分かりませんでした。
それにしても、この映画に出てくる男どもは、誰も忠告に従わないチキンで呆気に取られました。自分が助かるためなら、なんだってしてしまいます。
怪物のママの力で、頭から引き裂かれた男は自業自得でしょう。
この映画に関しては、女の方が冷静で強く、行動力が凄いです。ラストには、本当に驚かされました。
★★★★☆