出会いのビッグウェーブ
一目惚れした庭付きの中古一戸建て。それまでは、いくつかの新築建売住宅を見ていたのだけれど。みるほどに、「え?家ってこんなに高いお金払って、こんなにイケテない家しか買えないの?」って絶望的な気分になってた。
「そもそも首都圏でイケテル土地なんて、もうほぼ残ってないんだ。イケテル家なんて、きっとないんだ。」と思いつつ、それでも懲りずに毎日住宅サイトで家探しの日々。
ある日ふと、中古はどんな物件があるんだろう?と思って中古一戸建ても検索範囲に入れてみたら。中古のほうが立地が良かったり、築年数は経っていてもお洒落な注文住宅だったり。
ふと思う。中古もいいのかも。
ある日見つけた初めて見る物件。パパがこれ良くない?と、すぐにその会社の担当さんに連絡して週末に見学の予約して。いつもはのらりくらりだけれど、こういうときのスピードは何故か速いパパ。
あとから聞いたら、掲載されたあとの最初の見学が我が家だったらしく。
わたしの希望→①明るいリビング②停めやすい駐車場③できれば娘を遊ばせられる庭付き
パパの希望→①土地の状態(資産価値)②職場への距離
娘の希望→階段からジャンプできる家
みんなの希望全てが満たされる家。
予算はギリギリ(というか諸費用入れたらややオーバー)。でも、イケテない家に何千万円と払うことと比較したら、ここだったら喜んでお金を払えるよね。と即決。
担当さんの「今日見学したもう1組の家族もだいぶ気に入っていて購入前向きに考えているみたいです」という、嘘かほんとかの駆け引き文句にも踊らされ、翌日には「買います」宣言。
買うと決めたあとで実家の両親に念のため相談。父親からは「家を買うタイミングは自分が欲しいと思ったとき」との金言。
人生、出会いとタイミング。
ということで出会いのビッグウェーブに乗りました。