【Snow Man】推したちと出会った話
びっくりした。2024年9月最初の三連休、私がまさかアイドルにハマる日が来るとは思わなかった。
ある日突然沼に滑落したけど、振り返ってみればたくさんの「出会い」はあった。
今回は、私がアイドルグループ・Snow Manにハマっていった過程を整理させてください。みんなのSnow Manはどこから?
1.Snow Manのメンバーとの「出会い」
(1)思えば出会いは大奥2023
昨年の秋。私は、御台様の過酷な運命に毎週胸を痛めて泣いていた。家治は心の門扉を固く閉ざし、御台様は大奥に適応できず抗っていた。はじめはとても苦しかったけれど、二人は次第に心を通わせるようになり、やがて、同士のような家族になっていく。
そんな逆境に強く立ち向かう御台様を、殿に代わって支えようとしたのが、松平定信公。尾上松也が大奥2023に新キャラとして現れた日、私は母に「うわ!尾上松也やん!最高!」と言った。
「違うよ、これSnow Manのお兄ちゃんだよ」
母からの衝撃の返答。尾上松也ではない? えっ こんなに似てるのに?
しかし私は、母から聞いてなお、「Snow Manのメンバーがドラマに出ている」という認識にうまく繋げられなかった。「尾上松也似のすごい若手俳優さん」として、宮舘涼太さんを認識した。大奥公式ホームページで松平定信公役の俳優さんの名前を見て、それで満足してしまった。
次に宮舘涼太さんがドラマに出る機会があったら、またチェックしようと思った。
松平定信公は、大奥2023の登場人物の中で一番好きになった。ラストに近づくにつれて狂気が加速していく定信公に、「頼むからもう御台様に関わらないでくれ!!!!!」と「定信公の狂気、最高だ!!!!!」という二つの心を抱いた。素晴らしいドラマ、素晴らしい定信公だった。
(2)なんかの番組で見た「笹かまを食べまくるラウール」
記憶に残っているSnow Manメンバーさんが、もう一人いる。ラウールである。
しかし私はまた、Snow Manとしてではなく、「笹かまを大食いする、ラウールっていうモデルさん?」としてその人物を認識した。
何気なく見ていたテレビ番組で、ラウールは、大食い企画に挑戦していた。
大食漢だから自信があると目を輝かせるラウールは、様々な対策を話していた。私はいつの間にかラウールに釘付けになり、ラウールの健闘を祈っていた。
それから、美しくてしかもなんか人より背が高いラウールは、市民会館的なステージで、懸命に笹かまを頬張っていた。周囲には昨年優勝者や知らない大食い王的な人たちがいた。その中でラウールは、ハムスターのように笹かまを口に詰めていた。
王者の座は遠い。ラウールは最後はほとんど笹かまを噛まずに口に入れて整頓し、涙目になっていた。
そして、彼は負けた。でもラウールの懸命さに胸を打たれた。ラウールはすっごいがんばってた。えらくて、えらかった。彼の活躍は、深く心に残った。そのテレビ番組は、めっちゃ面白かった。
(3)めめ推しの友と「スウィッラブストーリ 恋をしてる」
2023年。友人の一人がある日、「Snow Man好きな人いない?」と言い始めた。私の仲良しグループには、Snow Manを少し知っている人と、Snow Manというグループがあることは知っている人がいた。私は後者だった。
彼女は、Snow Manの目黒蓮くんが好きなのだそうだ。目黒蓮くんなら私でも知っている。目黒蓮くんはドラマ「Silent」で、中途失聴の男性を演じた俳優さんだ。手話や感情表現が大変素晴らしかった。「私の幸せな結婚」のビジュも見たことがある。目黒蓮くんは、アイドルグループSnowManのメンバーの一人だ。朝の情報番組で、「Snow Manの目黒蓮さん」という言葉を何度か聴いたことがある。
その彼女が、カラオケでMV付きのSnow Manの楽曲を歌ってくれた。
ザ・アイドル曲だった。爽やかで甘い。夏らしくてまぶしい景色、きれいな白色、笑顔の素敵なみんな。「スウィッラブストーリ恋をしてる」というフレーズが耳に残った。かわいい人たちがわちゃわちゃしていて、大変愛らしかった。
彼女は「ガラライキュ」も歌っていた。3人がわちゃわちゃしていて可愛かった。ユニット曲というものなのだそうだ。「うたプリみたいだな」、と思った。
Snow Manは王道のアイドルなのだなと知った。彼女の爽やかで素敵な趣味を知り、彼女のことがますます好きになった。
とはいえ、私はまだSnow Manを遠い世界の住人のように感じていた。なぜなら私は、
幼稚園から小学校をクラシック音楽や王子〜スーパースターの及川光博、思春期をGackt〜GACKTやL'Arc-en-Cielに捧げてきた。色んなバラエティー番組で活躍していたKinKi Kids、TOKIO、V6、モーニング娘。も大好きだったが、私は及川光博の「理想論」「僕のゼリー」や、Gackt「Secret Garden」「月の詩」、L'Arc〜en〜Ciel「浸食」「花葬」を愛してきたのだ。
Snow Manは、当時の私には少し眩しすぎた。
(4)我が家のヒーロー、マッサマン
私がマッサマンを初めて知った日のこと。
何気なくテレビを見ていたら、真っ赤なヒーロー・マッサマンが、野菜の名前を覚えていく対決をしていた。
ナントカカントカカボチャやナントカカントカネギなど、知的な小学生から聞いたことのない複雑な名前の野菜をぶっこまれるわ、周りからちゃちゃを入れられるわで、マッサマンは非常に苦戦していた。助っ人の応援も虚しく、マッサマンは勢いよく、軽やかに宙を舞った。
「わぁ〜〜〜!!」。逆バンジー。マッサマンの悲鳴が空に響く。真っ赤なマントがはためいて、かわいい。これはなんだ。
ガッチャマンさながらのテーマ曲がツボに入り、マッサマンがテレビに出るたび家族で応援した。とにかく笑った。あたふたしているマッサマンは、なんて愛おしいのだろう。
母は「マッサマン、いつも可愛いんだよ。マツダマンも可愛いよ」と微笑ましそうにマッサマンの活躍を楽しんでいた。心理学では、短期記憶の容量は9個が限界と言われている。それ以上覚えるためには、頭文字だけ覚えたり、野菜なら調理のストーリーを考えたりなど工夫しなければ、なかなか覚えることができない。マッサマンはしおしおだったが、一生懸命容量以上ものを記憶しようとしていて、とても可愛かった。マッサマンはすごいのだ。
その当時は、マッサマンの中の人など考えたことがなかった。ただマッサマンが愛おしい。彼は我が家を明るくしてくれる、かわいいヒーローだった。
2.答え合わせ
(1)小声の「だて様」と、ピンク髪の男の子
職場の先輩たちとの会話で、イケメンの話題になった。先輩の一人で、さまざまな業界のイケメンに詳しい先輩を中心に、「ジェシーくんはどこの子?」「SixTONES」という会話が繰り広げられた。
そこで私はハッと思い出した。
「大奥に出てたのは?」「あれはSnow Manの宮舘くん。だて様。」最後の「だて様」はつぶやくような声だったが、確かに私の耳に届いた。(だて様……だて様……。)
私は昔から、様付けで呼ばれている人に弱い。
Gackt様、跡部様、だて様。
私は仕事から帰ってきてすぐ、だて様をYouTubeで検索した。
そこでたまたま見たのが、マツケンサンバⅡを踊るだて様だった。
なんて優雅で、なんて美しいのだろう。そして、なんで面白い?
美しすぎて面白い。なぜ? 私は一気にだて様に惹かれていった。
さらに、「僕はいやだ!」からの激しいダンスを踊る姿に衝撃を受けた。これが3分の成果?
だて様は凄まじい。神がかった姿に私は畏怖の念を抱いた。この人はすごい。
そうしてだて様のストーリーを追っているうち、私はとうとうこれに辿り着いた。
すっ転んだ。あまりの二人の美しさに。そして、Snow Manにはだて様だけでなく、もう一人素晴らしいメンバーがいることを知った。
ピンクの髪の男の子。佐久間くんというそうだ。ダンスが力強い。さらに細やかな動きもパワフル。首をあんなに素早くキレッキレにひねるのがどれだけ力が要るか。指の一本一本までなめらかでかつ力強いなんて。
私はやっと、だて様の舘の字がわかるようになった。舘ひろしと一緒だ。
舘様の美しさ、佐久間くんのパワフルさ、ヨーロッパの景色。そして曲。曲最高。なにこれ。私はEmpireをめちゃくちゃ聴いた。
交響曲第25番ト短調が組み込まれたミステリアスな楽曲だが、現代風の新しい曲だ。2番の佐久間くんのアイソレーション、美しすぎる。
私は新たに佐久間くんに興味を持った。
佐久間くんのダンスをもっとたくさん見たくて、YouTubeで検索した。
そして、私はSnow Man沼に滑落した。
(2)藝術作品・ラウール
まって……………。まっ………て……………。
息ができない。この世にこんなにも私のツボにどはまりする楽曲とMVがあったなんて。強い衝撃を受けた。
アンドロイドのような、エデンの園のヘビを感じさせる蠱惑的なダンス。エロスが滲み出る仕草や視線。流線型のボディ。概念的な舞台美術やミステリアスなメイクに至るまで、全てが藝術作品のそれだった。草に絡め取られてそのまま共に朽ち果てていきそうなラウール、花にうずもれて逆にエロスで花を喰いそうな勢いの佐久間くんが、深く印象に残った。
?
ラウール? 笹かまを頬張っていたラウール?この子が?
もう情緒が追いつかなかった。ラウールは大食いモデルさんじゃない。藝術作品だったのだ。なんという造形美。この世にこんなに美しい人がいたなんて。美術館に保管されていてもおかしくない。そんなラウールは、色気を放出しようとは決してしていないのに、受け手がなぜかエロスを見出してしまう。首の細やかな動き、拍子ではなく一音一音音を拾っていく正確さ。ラウール。なんと素晴らしいのだろう。
Bass Bonの全てがどえらい好きになった数日後、私はTSUTAYAで通常盤のCDを買った。好きすぎて、車で何回も聴いた。i Do Meの14曲目が擦り切れるんじゃなかろうか。
(3)めめ推しの友「大晦日を見て」
私はめめ推しの友にお礼のLINEをした。Bass Bonにハマった。あのMVは全てが素晴らしい。Snow Manの存在を教えてくれてありがとう。
すると友が、「大晦日のYouTubeライブでBass Bonのパロディがあったよ」と言う。観るしか。
そして、出会ってしまった。「深澤・向井」による最高傑作に。
1:10:48〜。もうずっと面白かった。布団に寝転んで、じたばたしながら笑い、LINEでこれでもかと草を生やした。歌上手いのにすごくコミカル。まさか後半をそう表現するとは。中央でずっと姿勢良く立ち続ける審判の舘様。この絵面、面白すぎる。
しかも衣装はお手製で、ポリ袋とゴム手袋とアルミホイル。素晴らしい。すごくいい。難しいフリのアウトラインをおさえているのもすごい。
仕事で笑えない日々が続いていたから、大晦日のBass Bonにとても救われた。久しぶりに、一年で一番、大笑いした。ありがとうBass Bon。ありがとう、「深澤・向井」。
Bass Bonの前に、あのガラライキュや舘様のペア歌唱もあった。なんと可愛らしい……。友が好きなめめもいた。可愛らしい……。Bass Bonの二人がしっとりと歌う姿もあって、ぐっときた。
その頃のまだ右も左もわからない私にとって、「Silent」のめめは北千住で見る東京スカイツリーのような存在だった。スカイツリーが見えるところが浅草方面、めめがいる周辺がSnow Man。なるほど、これがSnow Manなのか。
大晦日の配信をきっかけに、Snow Manの個々人への興味から、グループへの興味へと意識が変わり始めた。
Snow Man全体に興味をもって楽曲を漁り始めた私は、Snow Manの楽曲は「スウィッラブストーリ恋をしてる」もとい「君は僕のもの」のようなタイプだけではないと知ることになる。
爆裂にかっこいい「DA BOMB」。
絶対どっかで聴いたことある「Slow...」。
パワフルでめちゃくちゃ熱い「BREAKOUT」。
真似したくなるサビの振り付け、「JUICY」。
どれも素晴らしい。そしてみんなが愛らしい。私の日常にとっくに訪れていたSnow Manに、私がやっと気がついた。聴いたことある曲あったわ。
ありふれた日常が急に輝きだした。あなた(がた)が現れたあの日から。孤独でも辛くても平気だと思えた。by宇多田ヒカル「Prisoner Of Love」。
一人一人を知りたくて、Snow ManのYouTubeを見漁った。Snow Manの全員が愛おしくて、私の心が動き出した。
リアタイしたそれスノのコーディネート選手権で鈴木紗理奈が照くんに言ってくれた「おばは大好きです!」との言葉に、首がもげんばかりにうなずいた。全力で照くんと鈴木紗理奈に拍手した。
服装は素晴らしいのにひたすらチョケまくる深澤くんに死ぬほど笑った。最後はパリコレプライドできっちり締めるラウールに惚れた。しょっぴーがほとんど裸一貫になっていて、潔さがK点超えだった。
かわいい。なんて可愛いんだろう。めめ推しの友がいなかったら、私はSnow Manをこんなに好きになっていなかったかもしれない。なにより、Snow Manがいつ見てもとても仲良さそうに振る舞ってくれているのが愛おしくて、とても楽しくて、大好きになった。
(4)マッサマンの中の人
実は、マッサマン=向井康二くんという事実を知ったのは、それスノコーディネート対決よりさらに後である。
関西弁の元気でかわいい人、ちふれCMではとってもナチュラルで穏やかで優しくておしゃれな人、タイ語が達者な人と、様々な向井くんがわかってきた頃。母が以前録画したSnow Manのジャンポリミッキーを見せてくれたので一緒に見ていた日、私は母に「向井康二くんもかわいいよね」と言った。
母「この人マッサマンの人だよ」
私「はぁ!!!???え!!!?!マッサマン……ですか……?」
向井康二くんが……?マッサマン?
仮面ライダーやスパイダーマンが日常にいたとして、中身を知るというのは、こういう感覚なのかもしれない。私の知ってる人が、あの有名なヒーロー……?私は驚いて、しばらく固まった。
そして、ネットで向井康二くんとマッサマンの画像を検索した。YouTubeで向井くんの喋る姿を何度も見た。関西弁の元気っ子。ときどきしおしおな顔をしている。おばかな一面もあるが、アイドルなのにバラエティーを全力でこなすし面白い。たくさんたくさん動画を見て、やっと実感が湧いてきた。
向井康二くん、君だったのか。我が家を明るく照らしてくれていたのは。
君は我が家の太陽だ。
3.メンバーみんな、旨味やば
Snow Manを知ってから、Snow Manは9人もいること、一人一人に魅力があることを知った。
前半ではあまり触れなかったが、阿部ちゃん、しょっぴー、照くん、深澤くんは、私がSnow Manにハマってから、沼のさらに深くへと引きずり込んできた人物である。彼らにフォーカスして、私が感じたそれぞれの旨みを述べたい。
(1)阿部ちゃん、大学院修了……!?
メンバーのことを知っていく中で私が一番驚いたのは、阿部ちゃんが大学院卒だということだ。
大学院で味わう苦労は、大学の桁違いだ。卒論を書くあの苦さが、さらに濃くなった形で2年間も続くのだから。例えるなら、アメリカンコーヒーとタバコのヤニ汁くらいの違いがある。
大学院生の使命は、人類に進歩をもたらすこと。先人ができなかったことを、ほんの僅かでいいから解き明かし、次の誰かに繋げていくこと。アリの一歩で良い。だが、それが難しい。
既に解き明かされていることも多い中で、まだわかっていないことを見つけるのが難しいのだ。いままで自分の興味がある分野では、誰がどんな研究をしてきたのか・その人はどこまでを解き明かしたのか。それを見つけるためには、論文や本をひたすら読んで、まとめて、自分のオリジナル部分を練り上げる、地道な努力を積み上げていくしかない。
さらに、場合によっては実証実験も必要だ。「こうすればうまくいくはず」という方法を作り上げるのも大事だが、「ほんとうにうまくいくのか」を確かめることも大事だ。それで方法が確立すれば、だれかがその方法を使って、世界をよりよくすることができる。
2年間の大学院生活。院生は人類の発展のために命を燃やして、毎日のゼミに備える。指導教員を相手に、書きかけのレポートや修士論文を提出して、ひたすらぶつかり稽古をする。
それを、阿部ちゃんは、やったというのか。アイドルを続けながら。阿部ちゃんは満足に研究できただろうか。アイドルの身で、学会発表は満足にできただろうか。いろんな種類の苦悩を味わったのではないか。
そのまま学者になる道もあったろうに、よくぞアイドルの道に還ってきてくれた。すごすぎだろ阿部ちゃん。
偉大なる阿部亮平氏に、私は心から敬意を表します。
(2)しょっぴー、噛めば噛むほどくせになる
それスノダンス対決では、ゆるゆるだが振りのポイントは確実に取っていくスタイルを見せるしょっぴー。
コーデ対決ではチェックにチェックを重ねる笑いを取っていく。あのしょっぴーは「俺が伊勢丹だ」と言わんばかりだった。
後日東京に行った際、伊勢丹の紙袋を持った人を電車で見かけて、しょっぴーを思い出して笑いそうになった。
そんなしょっぴーは、美容男子だそうだ。確かに肌艶、尋常じゃない。肌だけでなく、髪の潤い具合もすごい。ヒアルロン酸を打ったことを隠さないスタイルという潔さもかっこいい。
さらに彼の伸びやかな歌声は、とても美しい。CDでSnow Manの歌声を聴いて、「このパート歌う声、綺麗な声だな〜」と思っていたら、全部しょっぴーだった。びっくりした。
最初はゆるキャラのような認識だったのだが、最近彼がジュエリーのアンバサダーか何かに選ばれたのを知った。
公式の画像を見て、驚いた。ダイヤモンド側は何粒も総出で頑張って輝いているのに、しょっぴーはたった一人で輝いている。多分、間近で見たらオーラがすごいんだろうな。葬送のフリーレンの、魔力ダダ漏れ魔物と同じくらい圧がやばいんじゃなかろうか。
しょっぴーほど、知れば知るほど印象が変わっていく人はいない。噛めば噛むほど味が出るしょっぴー、クセになる。最高です。
(3)照くんの、ギャルの拒み方
照くんの魅力を認識したのは、海外ブランドに呼ばれて渡欧している照くんが、スラリとしたスーツ姿を披露しているポストだった。
え? Snow Manにはこんなに美しい人もいるの? なにこの……え?
焼けた肌がよく似合い、シャツの白を際立たせる。まるで海外の映画祭にその私服で来たかのような馴染み具合。筋骨隆々なはずなのに、全てが細身のスーツに収まっている。そして何より魅力的なのは、引き締まった真顔からのくしゃくしゃの笑顔。素晴らしい。感謝しかない。
それから私は照くんに心奪われた。
縦一列に並べた蝋燭を吹き消すチャレンジをする照くんやば。かわ。
金髪のSASUKEメンバーから、「ねえ笑わせないでよ!これからやんだから!」とギャル顔負けの言葉が出てくるとは夢にも思わなかった。もうずっとその抵抗の仕方でいてほしい。
U-NEXTで見たそれスノ東京フレンドパークⅡで、「なに?」って言ってる照くんは可愛すぎた。なんなの?ちょいちょいギャルがはみ出る照くん最高です。照くん沼、深。照くんの振り付けとその教え方、良。
(4)深澤くん、桜にさらわれそう
照くんを通じて、いわふか夫婦という推し方があることを知った。シンメで照くんと踊る深澤くん。かっこよくて最高。そして旅行に行く動画では偶然にもペアルック。雑誌では、いわふかで旅行に行くほど仲が良いとのエピソードを披露。照くんのインライでは照くんがすっと椅子を出してきて、妻・深澤くんを座らせる。
陽気なイメージが強かった深澤くんだけど、つい最近、ドラマ「わたしの宝物」の投稿を見て、腰を抜かした。
美しすぎて呼吸を忘れた。こんなに儚くて美しいなんて。こんなに儚い表情してたら、桜にさらわれちゃうよ。伏せた目。まつげが瞳を覆う。形のいい唇が静かに閉じる。あのバラエティーでは楽しくて賑やかな深澤くんが、こんなに静けさを抱けるとは。
深澤くんに濃い色のリップ似合いすぎて死。私は思わずドラッグストアに駆け込んで、深澤くんの唇と似てるカラーのリップを2本買った。冬月稜くんカラーのアイシャドウとチークも買い足したい。
深澤くんの声もまた儚い。低音が効いているけれど、多分発する声の中に息が多いんだと思う。労わるような優しい声を出すとき、吐く声にさらに息が多くなる。声に余韻が効いていて、いつまでも忘れられない。
来週ってかもう今週からドラマ始まるんですけど、私毎週木曜死んでそう。
4.Snow Man、推します
さいごに。
なんでもっと早くSnow Manを推さなかったんだろう。母にそう言うと、「今まで一人でSnow Manを追っかけてたから、仲間ができて嬉しい」と言われた。少し親子仲が良くなった気がする。親子の距離を縮めてくれてありがとう、Snow Man。
母が録画していたSnow Manの出演シーンを見漁り、笑い、ときめき、また笑った。Snow Manはときめきだけではなく、笑いをももたらせるアイドルなのだ。一人一人のキャラが立っていて、中でもひな壇から佐久間くんと向井くんのガヤが聴こえてくる。ラウールやふっかもわいわい言っていて、皆の力が凄すぎて、笑いながら盛大な拍手を贈りたくなる。
Snow Manは箱で推すことにした。彼らがこれからもみんな仲良しで、いくつになってもわちゃわちゃしてくれて、一人一人が輝いていてくれたら嬉しい。Snow Manのみんなが、自分らしく、心から幸せでいられますように。
ここまで読んでくださったんですか……!?ありがとうございます!
Snow Manファンの方、これからどうぞよろしくお願いしますー!