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【Snow Man】推したちが生きる街、東京【尊い】

私は地方民だ。先日、5年ぶりに出張で東京へ行った。
Snow Manのファンになってからは初めての東京だ。

東京の街を歩いていたら、だんだん東京という地が尊く思えてきた。推したちが生きる街、東京。
東京出張を思い出すたびSnow Manへの気持ちが溢れそうになるので、いっそ溢れさせることにした。せっかくなのでnoteにまとめておきたい。

※この記事は、Snow Manにハマりたての私が、推したちと同じ空気が吸えて想像で胸がいっぱいになっているだけの記事です。ご注意ください。

1.推したちを見送る、羽田空港

昼過ぎ、羽田空港に降りた。
地方民は遥か彼方のゲートに下ろされ、建物の出口までひたすら歩き続ける。
窓の外には、ANAの飛行機がずらりと並ぶ。その日は小雨が降っていて、機体が白くつるりと光っていた。

10分ほど歩くと、海外行きの運行表の画面が現れる。ニューヨーク、ロサンゼルス。ああ、行ってみたい。つい気持ちが浮ついてしまう。

出口に近づくにつれ、人がどんどん増えてくる。荷物を預け入れた人が入る入口を横目に、出口へとまっすぐ向かっていく。透明な壁の向こうを見ると、ベルトコンベアを囲み、キャリーケースを待つたくさんの人の姿が見える。

たくさんの人を見て、ふと考える。
Snow Manも、あと1か月もしたら、この羽田空港から地方へと飛び立つのだ。

Snow Manはきっと混乱を避けるべく、私の知らないゲートを通って、北海道へ向かうのだろう。大きなキャリーケースを引き、胸を高鳴らせながら。

そんな彼らを見守るのが、羽田空港である。
推したちを見送る羽田空港。尊い。

2.推したちが働く、東京

羽田からリムジンバスに乗り、ホテルに向かう。ホテルに着いてすぐ荷物を軽くして観光していたら、結局一日中歩いていた。東京タワーや文京区、新宿などなどを歩いた。乗った電車の終着駅が目黒で、思わず駅の柱に貼られた路線図を撮った。

夜の東京タワーの展望台で、一人ぼんやりとガラスに触れていたときのことだ。たくさんの建物と人と光を見下ろしていたら、だんだん不思議な気持ちになってきた。

ここは、推しが働く、東京なのだ。

たくさんの光のどれか一つは稽古場で、しょっぴーがたくさんの先輩後輩に囲まれながら、懸命に舞台稽古をしているかもしれない。

どこかのテレビ局の会議室では、康二が一回りも二回りも齢の離れたスタッフさんたちと、真剣な眼差しで番組の打ち合わせをしているかもしれない。

どこかのラジオ局では、佐久間くんがゲストやリスナーを楽しませるべく、はつらつとした笑い声をあげているかもしれない。

マンションに灯る明かりのどれか一つは阿部ちゃんの家で、働く阿部ちゃんの帰りを待つ浴室では、自動で湯沸かしが始まっているかもしれない。

あの道路を走る車のどれかは、たくさんの雑誌やドラマの撮影が終わってようやく一息ついたふっかを乗せて、家へと向かっているかもしれない。

この光のどれかの中で、Snow Manのみんなが働いているのだ。
推しが働く東京に、私もいる。なんだか急に推しが自分ととても近いものに思えた。距離的な近さと、心理的な近さを覚え、鳥肌が立った。

3.推したちが朝をリレーする、東京

研修に向かうべく、ホテルをチェックアウトして、朝の静かな新宿を歩いた。
東京でも、朝はこんなに静かなのか。そういう道を通ったからかもしれないが、人通りは少なく、風に揺らされた木々が葉を擦る音がかすかに聴こえてきた。

私はまた、想像を巡らせてしまう。
私が今いるこの東京のどこかで、Snow Manのみんなは朝をリレーしている、と。

ひーくんが ライブの夢を見ているとき
ラウールは 洗った顔をタオルに埋める
めめが ほほえみながら寝がえりをうつとき
舘様は 肩に飛び乗ったレインボーローズに微笑みかける

この東京では、いつもどこかでSnow Manの朝がはじまっている
彼らは朝をリレーするのだ

※ 谷川俊太郎「朝のリレー」パロディ

もう、東京全部尊い。
みんながこれからもずっとこの東京のどこかで、穏やかな朝を迎えられますように。精神的に苦しくて眠れない夜や、気が深く沈んだまま迎える朝などが、どうかありませんように。

まって、この朝妄想、全部自分の想像。でも東京のどこかで推しが生きているのは事実。だから、私は嬉しい。推しと同じ大陸プレートに乗って、同じ空気を吸って、同じ空を見上げている。東京最高。

4.推したちを迎える、羽田空港

夜。出張を終え、羽田空港に戻ってきた。保安検査場を抜け、たくさんたくさん歩き、搭乗する飛行機へ向かうバスの待合所に着いた。
ああ、また推しと違う大陸プレートでの生活が始まってしまう。なんて名残惜しい。

だがここは、あの推したちを見守る羽田空港である。なんと頼もしい。
2か月後には、ライブはいよいよ終わりが近づく。Snow Manのみんなはたくさんの成果を上げ、福岡から羽田空港に凱旋するのだろう。

その頃には、何十万人ものファンに夢を与え、あふれんばかりのサイリウムの光と歓声を浴びていよう。メンバーやスタッフさんたちと支えあい、励ましあい、たくさんの人の優しさに触れ、一層背中を大きくして帰ってくるのだろう。

そんな彼らを見守るのが、羽田空港である。
推したちを迎える羽田空港。尊い。どうか推したちを頼みます。

5.おわりに

Snow Manにハマることができて、本当に良かったです。気が重くなりがちな出張が、こんなに楽しいなんて。推したちが頑張っている東京で、私も出張をがんばることができて、とっても嬉しかったです。

ここまで全部妄想という狂気じみたnoteにお付き合いいただき、ありがとうございました。どうか笑ってやってください。

これからもヤバイ記事を書いていそうですが、良ければ、また笑いに来てくださいませ。ありがとうございました!

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