大人も子供も楽しめる本を紹介します②
図書館で借りた素敵な児童書を紹介します。
『ミリー•モリー•マンデーのおはなし』
というタイトルのこの本はある先輩におすすめしてもらいました。
1928年の作なので今から94年前に出版された本です。写真の本は1991年発行(日本では原書発行の63年後に初版ということでしょうか、そのあたりは定かではありません)ですが、内容はおそらく変わっていないと思います。
ミリー•モリー•マンデーと呼ばれている女の子(本名はもっと長い)と、その家族や友達が住むイギリスの田舎での暮らしをほのぼのと描いたお話で、おつかいに行ったり、お茶の時間を楽しんだり、キャンプをしたり、何かを作ったりしながら、毎日を楽しんでいる様子が読んでいるこちらも楽しくなるくらいにいきいきと描かれています。
子供はこのお話の世界に入って、きっとミリー•モリー•マンデーと一緒に楽しい時間を過ごせるのでは、と思います。
大人の目線からだと、世界中の子供がミリー•モリー•マンデーのように温かい人々に支えられて育つことが出来たら…と願わずにはいられないお話でもあります。
けれど、こうあるべきだという教育的な内容ではありません。お互いがお互いを思いやっている温かい気持ちがふんわりと伝わってくる、そんなお話の数々を子供と一緒に、または自分の中の子供心を呼び覚まして読んでみると少しほっこり出来るのでは?と思いました。
読んでみたいなと思われたら是非お近くの図書館で探してみて下さい。HP で蔵書検索出来る場合もあると思います。
現実世界では色々と厳しいこともたくさんありますが…。
最後までお読みくださり、ありがとうございました。