儀礼研究所 レポート
プロ奢サロンのメインチャンネル?ともいえる儀礼研ゼミに参加し、エーミール・デュルケーム著「宗教生活の基本形態」を分かりやすいパワポ解説と詳しいご説明をいただいたので読んだつもりになって記していきます。
儀礼とは?
端的に書いてくださった方の言葉を借りると、なぜかみんなで勝手にやっている謎の行動、周期性がある、2人以上で行う、などなど。
私にとって儀礼とは?
お付き合い、協調性、社会性を試される機会である。
謎の行動であるにも関わらず、その強制力、統率力から逃れることは難しく、社会に生きている限り誰もがその儀礼を受けなければならない。
『どう考えても意味ない』が心の底から湧き上がってきてもなかったことにして、集団的沸騰をしているフリをする。これは気づきたくないことだが、沸騰しきれずに中途半端なノリの自分が沸点に達する前に儀礼が終了していたりする。許されるなら参加しなきゃよかったと、微妙な気持ちになってしまう。
ただ、〈わたしたち〉の無意識的な儀礼には敏感に違和感や抵抗を感じてしまうが、〈わたしたち〉が滅多に受けることのない儀礼にはむしろ積極的に参加している。とゆうか、オファーが来る。
集団でみられた儀礼は以下の通り
コロナ禍における儀礼@職場
・第一局面:空気清浄機、机上用加湿器の小型をデスク4台につき一台と、各執務室用にデカいやつ二台ずつ設置。毎朝、加湿器に事前にタンクに大量に作ってある次亜塩素酸水をそれぞれの加湿器に汲む。水が減れば随時汲みに行く。また、除菌用の濃度に合わせた液もタンクで作っており、スプレー容器に充填する(約3か月間)
・第二局面:次亜塩素酸水、身体に悪いって厚生労働省が言ってる。やーめぴ。次亜塩素酸水を入れてた加湿器は全て撤去され、除菌用液のスプレーは継続して使う。タンクは二台→一台に減った。
・第三局面:マスク着用、手指消毒、来訪者は入館前に非接触式検温(必要最小限のトーテムにとどまる)
他にも新しい生活様式に合わせて食堂のソファの配置が変わったり、密を避けて昼食を摂るなどの儀礼が継続中。密を避けることにより、昼休憩時のおばさま方の話し声のボリュームが減ったり、食事のしやすさが向上したように思う。コロナ禍の儀礼のおかげ。
マスク着用など、分かりやすいトーテムに属すことにより普段、〈わたしたち〉に属さない私は儀礼参加アピールできたのはよかった。しかし、今後もピンポイントで未体験の儀礼を強要されるタイミングが起こらないとも限らない。
儀礼アビリティを高めるにはどうしたらいいのか?
いつでも〈わたしたち〉でいなければいけないのか?
そこで、いつも1人で沸騰するもしくは、人目を極力避ける(自分が沸騰する部分を晒さない)、新しいトーテムに属する。しかし、今いる場所では自らがトーテムにはなりたくないなぁと思いました。
(すでになってる感は否めない)
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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