与え上手、受け取り上手になりたい!
前回の続き。
「私は気を遣って贈り物をしたのか?」
答えは
「いいえ」
です。
もちろん
「ありがとう」
と、伝えるのに贈り物を送ったことには変わりはないんですけど
言い方を変えたら
「贈り物をすることによって、自分が頼みやすい状況をつくっている」
とも言えますよね?
相手のことを思ってなんておこがましくて
ナンダカンダで自分のためなんです。
意地悪な考え方ですかね?
でも、ここを意識していると
相手に見返りを求めなくなります。
「相手のためにこれだけやったんだから、ちゃんと応えてよね」
って気持ちは持たなくなります。
だって自分のためなんだから。
自分がしたくてした。
ただそれだけです。
逆にトレーナーさん側の場合
「気を遣わなくていいのに」
という言葉を違う言い方にしてみると
「そんなことまでしてもらって申し訳ない」
というニュアンスに感じました。
でもさっきも言ったように
「自分のために、自分がしたいから贈り物をした」
だけなんだから、そこに
「申し訳ないな」
なんて思う必要なんてなくて
「ありがとう!」
って受け取るだけでいいんです。
実際、トレーナーさんは最終的にはいつも笑顔で
「ありがとう」
と、受け取ってくれるので私も嬉しくなります。
今回の私とトレーナーさんの関係だと考えやすいですけど
これってもっと近い関係、夫婦でも大切な考え方だと思うんです。
例えば
旦那さんは仕事が忙しくて毎日残業、休日も仕事に追われています。
そんな旦那さんのために、奥さんは完璧に家事をこなして必死にサポートをします。
最初はお互い相手に感謝の気持ちを持っています。
でもこの状況が数カ月続くと……
奥さん
「私は寂しいの我慢して家事でサポートしてこんなに旦那さんのために尽くしているのに、いつまでたっても家族の時間をつくってくれないなんてヒドイ!」
旦那さん
「仕事に追われて家族サービスできてないのに、家のことは任せっぱなしで、一生懸命尽くしてくれて申し訳ないな。なんだか家に帰りたくないな…」
と、だんだん距離が出来てしまいました。
もしこれが「与え上手」「受け取り上手」な2人だったら…
奥さん
「旦那さんが仕事に集中できることは私にとってもいいことだから、サポートできることはしよう。でも手を抜くところは手を抜いちゃおう。私が笑顔でいることが1番大事だし」
旦那さん
「仕事に集中できるようにサポートしてもらってありがとう!忙しくてなかなか家族の時間もとれてないけど、なんだか奥さんも笑顔でいてくれるから頑張れるな。俺って愛されてるんだな」
一見、自分の都合のいいように行動、解釈しているようにみえるけど
「与え上手」「受け取り上手」な2人は幸せだと思いませんか?
「相手の期待に応える」
とか
「自分より相手を優先する」
とか
「謙遜する」
ということを
日本は美徳としているように私は感じるんですけど
1番大切なのは
「自分が幸せかどうか」
そこを無視して行動するのは誰も幸せにはならないと思います。
実は、例にあげた夫婦は私が結婚していたときの状況なんです。
旦那がとにかく
「受け取り下手」
私がなにをしてもプレッシャーに感じるみたいで
「申し訳ない」
「なにも返せない」
「ただ苦労させるだけなら1人になりたい」
と、私の「愛」を全く受け取ってくれませんでした。
逆に私に対して罪悪感を感じていたみたいです。
私は旦那さんのためにというよりは
私がやりたいからやっているスタンスで好きなように過ごしていたんですけど、旦那に対して
「愛を受け取ってくれない!」
という不満はありました。
そういう意味では見返りを求めていたんですね。
なので笑顔でいたかといわれれば自信はないです。
「愛」を受け取ってもらえないのって結構ツライです。
でもきっと私も気づいてないだけで、旦那の「愛」を受け取ってなかったのかも。
なんだかシュンとしちゃいましたねww
そんな経験もふまえて
「与え上手」「受け取り上手」
になることってすごくいいことだと思ったんです!!
もちろん
「迷惑だな」
と思ううモノや言葉をもらうこともあると思います。
そう感じるのは
「こんなことされても応えられないよ」
ってことだと思うんですけど
「与え上手」
なら必要以上に相手の期待に応えることはしなくなります。
そして
「受け取り上手」
なら「私って魅力的なんだな」
って相手の好意を素直に受け取ることができます。
一度受け取った上で
迷惑ならいえばいいし、自分の気持ちを伝えるなりすればいいと思います。
せっかく離婚で学んだことなのでwww
「与え上手」「受け取り上手」になろうと思います♡
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