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自分ルール。

問題が起こったとき
他人に振り回されたとき
他人の言葉に傷ついたとき
他人の行動に怒りを感じたとき
他人の評価を気にしたとき
などなど

そんなときは自分のなかのルールを見つけることができます。

例えば
会う約束をしていたのに連絡なしにドタキャンされたとします。
これって相手のこと考えていないし
自己中心的で困りますよね。
というかムカつくかwww

これからわかることは
「自己中心的な行動はとってはいけない」
というルールが自分の中にあるということ。
今回みたいな行動はとらないにしても
このルールがあるので
場合によっては自分の意見を我慢したり、空気を読んだりします。
ルールなのでそのルールを破ることを自分で禁止しているんです。
それが自分ルール。

そもそもこの「自己中心的な行動はとってはいけない」
というルールが自分の中になければドタキャンされてもそこまで感情は動きません。

では、なぜそんなルールができてしまったかというと
自分の中に「自己中心的な自分」がいるからです。
自分が嫌だなと感じることって実は自分の中に存在するんです!
存在するから気になってしまう。
こう考えると、嫌いな相手と自分は似ているってことになるわけで
これはすごーーーーく嫌ですねwwww

ちなみに心理学だと「鏡の法則」とか「投影」とかいうらしいです。

で、自分の中にある「自己中心的な自分」を出したことで
嫌われたり、注意されたり、なにかしら嫌な思いをした経験をすると
「自己中心的な行動をとってはいけない」
というルールが生まれます。

だからなに?ってことなんですけどww
つまり本来の自分っていうのは「自己中心的な自分」であって
それを否定する出来事をキッカケにそんな自分に蓋をしているわけです。

長所と短所って表裏一体で、短所を直すと長所がなくなるそうです。
だから「自己中心的な自分」って短所だと思って蓋をしていると、その陰に隠れて見えていない長所にも蓋をしていることになります。

だからっていきなり、自己中心的になれ!ってことではなくて
自分ルールに気づいて、少し緩めることができればいいんじゃないかなと。
相手に気を使ったり、先読みしたり
そういう行動ができることはもちろん素敵な長所です。
でもその行動をする上で、自分を犠牲にしたり、見返りを求めたりするのは本来の自分に蓋をしている可能性が高いのかなと。
つまり自分がそう行動したいなら、それが自己中心的なことだとしても
行動に移していいんだよってことです。

「本当は今日は早く帰ってゆっくり過ごそうと思ってたけど、先輩が残業するなら、自分も残るしかないか」
とか
「今日は和食を食べたい気分だけど、そもそも焼肉を食べる約束だったから我慢するか」
とか

そんな自分を犠牲にする考え方を少し変えて、自分優先で行動してもいいと思います。

「先に帰ってもいいか先輩に聞いてみよう」
「和食が食べたいって言ってみよう」

そんな感じで自分ルールの蓋を緩めて行動してみれば
その陰に隠れた「自分の意見を伝える」という長所が出てきて
よりに魅力的になれると思いませんか?

なにより自分を犠牲にして選択することをしなくなります。

この「本来の自分に戻る」ということは
ワクワクして生きていくことに必要不可欠なこと。
だから問題は、本来自分の持っている魅力的な部分を開放するキッカケなんだと思います。


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