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世界一の投資家から大学選びのアドバイス
世界一の投資家で有名なウォーレン・バッフェット氏。総資産額は840億ドル超えとも言われます。投資の資本は時間とお金。勉強はまさに時間とお金の投資活動です。そこで、私が留学先を決めるとき、参考となったウォーレン・バフェットのアドバイスを紹介したいと思います。
バフェット氏がアメリカの高校生から質問を受けた際、大学の教育ローンの問題についてアドバイスを求められました。
元動画:https://www.youtube.com/watch?v=_3sP8Iu8w7o
その中で、彼は以下のように答えています(一部抜粋)。
“In my experience in business, there is very little difference if any between a very high-priced business education and what’s available for a lot less money. You need to be in the right direction but an awful lot of it is self-taught. I used to spend a lot of time at libraries I think I’ve locked in. There are all kinds of information available now with the internet. I would bet on that. I’d certainly try to minimize the education cost.”
「経験上、値段の高い教育と安い教育にそれほど差はない。正しい方向に進む必要はあるが、ほとんど全て独学が大切である。私は図書館から締め出されるまで勉強していた。今はありとあらゆる情報がインターネットで手に入る。賭けてもいい。私なら教育費を極力抑えるだろう。」
要は、勉強は独学が重要。ネットで情報が手に入る今は教育費を抑えるのが賢明だ。とのアドバイスです。
では、単純に希望の分野が学べる大学の中で、学費の最も安い大学を選べばいいのでしょうか?
確かに、知識やスキルは本や論文、ネットから吸収することは可能だと思います。ただ私は、ありとあらゆる情報が手に入る今、本やネットから学べないマインドセットやモチベーション、経験が大切だと思っています。
これからの大学選びは、本やネットから学べない経験を提供し、マインドセットやモチベーションが学べることが大切で、その中で学費の安いところを選ぶのが賢い選択だと感じました。その上で、アドバイス通り、知識やスキルを独学で磨いていく心構えが大切だと思いました。私の場合、その選択が現在の留学先、フィンランドAalto大学IDBMでした。
写真:Aalto大学の図書館にて、妻の父が撮影しました。
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