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ハケンというはたらきかた

 最近また派遣先が変わり、私の見えている風景があたらしくなりました。

 それにしても毎回、PCの設定から社内規則、コンプラ研修などなど新しいルールを何日間にもわたりムギュムギュ詰め込んでいく。

これはこれで大変ではあるけれど、大手のいろんな企業で働くことが出来て、社内を体験できるのは派遣ならではの働き方であると思います。

 私のように変化に柔軟なタイプは派遣って良いシステムだと思います。なぜならいろんな業界、いろんな職種で働くことで、経験のそれぞれが繋がり、「わたしの使い方」は多様になってくるわけです。

例えば、商業高校の国際会計科を卒業して財務部に務めるも(この仕事苦手だな)と感じたのでグラフィック系の仕事に転向して、その後ライティングを習ったのでマーケティングの仕事に転向していった私が今辿り着いているのが、全ての経験を活かされるような

簿記関係の知識、マーケットリサーチ的な視点、グラフィックデザイン的な資料作成といったカタチで見事にハマっています。

それがすごく貢献出来るかは未知数ですが、引き継ぎをいただく中で確かに私はここに呼ばれて不思議ではないなと思いました。

 ひと昔前までは、ひとつの会社、ひとつの仕事に長く居て専門的になることが素晴らしいとされる社会でしたが、

今は様々な経験が評価されて、活かされるものだなと感じています。

この変化に強い生き方こそ、風の時代ならではないでしょうか。
土の時代に転職ばかりの落ちこぼれな私も価値観が変われば活かされて助かります。

 今占星術で言われている"風の時代"に必要とされる生き方とは、
形のないもの、つまり経験やセンスが評価される時代です。また、こうでなければならないといった頑固な人も生きづらくなっていくと言われています。

今までフラフラとした経歴に劣等感をもっていたけれど、自信をもって生きてもいいのかもしれない。

これからも行く先々で経験値積みながら、見たこともない場所に呼ばれていけるといいな。