令和にジュリ扇振って踊り恐竜が歌いピアノがハジけるイベントに出た振り返り
5月18日(土)に六本木ClubR3で行われた
「恐竜印の春の肉祭り」。
こちらのイベント名は"肉祭り"と銘打っていながら、お肉はおろか食事は一切出てこないDJ クラブイベントでした。
その謎多きイベントで「お立ち台ダンサーズ」になれる権利を買ったことで、ワタシ得過ぎた大盛り上がりのイベントの振り返りをレポートします。
肉祭りとは?
西野亮廣さんのエンタメ研究所で運営しているチムニータウンダオ(以下CTD)。こちらのコミュニティの中の「バンドザウルス」というリアルな恐竜のマスクを被ってパフォーマンスするコンテンツがあります。そのバンドザウルスのファンのことを「肉」と呼ぶことから、肉が集まるお祭り=肉祭りという名前の、非公式ファンイベントとなりました。
イメージはかつて一世を風靡した「ジュリアナ東京」。六本木のクラブを貸切り、お子様ファーストで大人もこどもも楽しめて、未来を担うこどもたちに”大人ってかっこいい”って思ってもらえるようなイベントにしたいという理念をもとに繰り広げられた楽しいお祭り。
主催のナガモトさんとは
ナガモトさんは、西野亮廣さんのブランド『コメットアンドウィニー』の化粧品を開発された方です。普段は美容のことを発信されているCTDの中心的なメンバーのおひとりです。私の中では女性だけでなく男性たちの熱い信頼を得ている方という紳士な方という印象。またスタエフでは、お仲間ととってもチャーミングなやりとりで笑わせてくださる一面も。
お立ち台ダンサーズとは
こちらのイベントを開催するためのクラウドファンディングのリターンで出された「お立ち台ダンサーズになれる権」。当初は何をするものかよくわかりませんでしたが、ジュリアナ東京をイメージしたお立ち台のステージでジュリ扇と呼ばれる羽根センスを振って踊るダンサーということでした。
後付けではバンドザウルスのメインキャラクター「ティラ様」が運営するクラブでティラ様に雇われたお立ち台ダンサーズという設定の立ち位置に収まったようです。こちらは演出家の伊久磨さんの演出によるストーリーです。
参加のきっかけ
このイベントのクラファンが始まる前に私がお世話になった方がいらっしゃいました。その方が竹本ぴろゆきさん。マスタリングのサービスを提供している方で今回特別にデモで公開する代わりに無料でレコーディングからマスタリングまでしていただいたので(なにかお金ではないものでお返しをしたい)と考えていたところ、
ぴろゆきさんから「ナガモトさんがイベントを開催するためのクラファンをやるらしいんだけど、ボクは開始時間は普段寝てる時間だから、頑張って早起きして買うつもり。起きられるか心配だ〜」とお話しされているのを聞きました。
(なんでそこまでして)‥とあまりの信頼の厚さに唖然としたとともに、私も少しでも支援出来たらと見守っていました。
クラファンが開始し、滞ったのは「お立ち台ダンサーズとして踊れる権」。
側から見ていて女性として(それはそうだよなぁ)と考えました。とっても楽しそうではある。
でもフタを開けて自分以外みんな20代の子だったらどうしよう…浮かないかしら?ってこわいものです。
でも、だからこそ48歳の私が手を挙げて『やります』といえば見てる女性たちのハードル下がるんじゃないかなと。これはぴろゆきさんにお金ではない価値で返せるチャーンス!
とはいえ、やっぱりこわかったので、仲間に声をかけて3人の枠を埋めました。私が投稿すると、巻き込まれてくれる方が現れこちらでもう1名の枠が埋まり、少しは貢献することができたようです。
ジュリ扇振って自由に踊るのかと思いきや
始まって早々に、練習動画がアップされて「フリを覚えてくるように」とのアナウンスがありました。これには焦りました。む、むずかしい!
視覚情報をもとに、ひとりで練習するものだからなかなかハードル高かったです。みんなで集まろうにも地域がバラバラで集まれなかったですし。
最初は不安ながら、サポートのかほちゃんのチカラを借りて「毎日夕飯後に練習する」と決めてやってみたところ、とってもむずかしく思えた動きが、カメの歩みながらも紐解かれていきました。いけるかもしれない!!!
迎えた当日に全ての答えが明かされる
それまで、どんなイベントなのかわからず手探りで、衣装の感じや、練習、宣伝のシェアなど進めてきましたが、迎えた本番。
私は息子と参加で、ボディコンぽい服と、YouTubeで見よう見まねで作ったトサカヘア。
会場でマラボーというファーをかけて羽根センスをもって見渡すと、クラブの雰囲気と華やかなアイテムの私たちをお互いに見て(本当にジュリアナみたいにやるんだー)という気持ちが盛り上がってきました。
ダンスは不安だけど、楽しめそうです。
細野オーナーによるヘアチェックで気分爆上がり
クラファン当初、カンヌでお仕事帰りの細野オーナーは、全員分のヘアセットは時間的に不可能という噂で、ヘアチェックだけというお話でしたが、なんと順番にヘアセットしてくださいました。
開演に間に合わない方はステージに上がってもヘアセットがショーのように続き、次々細野マジックで輝いていくダンサーたち!まるでシンデレラが魔法にかけられて綺麗になるシーンを何度も見せられているようでした。
美と解放感、注目を浴びて元気になった
細野オーナーに魔法をかけられた私たちは、自信満々でステージへ。
とっても心配だったダンスの振り付けは、プロダンサーのあみこさんが、ステージ裏でとってもわかりやすく、そして何度も教えてくださいました!
あとは笑顔で踊るだけ。
激しい音楽と高揚感で、息も上がってたまに意識が遠のくくらい踊りましたが、フリも羽根センスで細かいところは隠れたりするのでやりやすかったし、なにより一緒に踊った大人からお子様のプロ客さまたちのノリ良い雰囲気のおかげで、元気になり、楽しく踊り続けることができました!!
西村広文さんの漢気溢れるピアノライブ
このクラブイベントに第二部はまさかのソロピアノライブ!
私も初めから客席に行きたかったけど、第一部で身体がグッタリしてしまい、しばしVIPから眺めていましたが、ついには見に行きたくなってしまい、ホールへ。お子ちゃまたちも一生懸命歌うオーシャンゼリゼの大合唱に間に合いました!
魂揺さぶられる熱いライブが見られて大興奮。
CDも購入しました!
バンドザウルスのカラオケライブ
第三部はバンドザウルスによるカラオケ。
こちらでは、またお立ち台ダンサーズとして踊りまくりました!!
途中で隕石のバルーンが落ちてきて、大盛りで幕を閉じました!
コンフォートゾーンを抜けて見えた世界
今回、「ボディコンな服を着てお立ち台に立つ」という、今までの人生でやったことのないチャレンジをしました。とくに、あからさまなセクシーな格好もしたことがなかったし、この手のファッションに興味を持ったこともなく、女性性全開で外見を整えることが初めてのことでした。
今まで見たことのない自分を見ることができたし、プロの力を借りて外見を整えることでこんなにも自信をもって人前に立てるということがよくわかり、今後の教訓になりました。
また実体のよくわからない役目に飛び込むことで、意外な大きな恩恵をたくさん受けたようです。今まで知らなかった方々と繋がれたし「お立ち台ダンサーズに出ました」ということが、ひとつのプロフィールに追加されました。これは私だけでなく他のお立ち台ダンサーズのみんなも感じるところだと思います。
まとめ
「恐竜印の肉祭り」とは、女性を始め人々の健康的な「美」を、外側からならぬ内側からも引き出す化粧水を開発したナガモト氏ならではの作品だったのかもしれません。大人から子どもまで楽しめた夢の1日、「恐竜印の肉祭り」第二弾はあるのでしょうか?
次はあなたの街で、見ることができるかもしれませんね!