![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/127759843/rectangle_large_type_2_96c79f8f8186a9e968c34a05754afc53.png?width=1200)
伝えきったら おまかせで
昨日の美容師くん話のつづき。
交渉?作戦会議?いえオーダーです
「今日はどうしますか?」
から始まる美容室お決まりのやりとり。
わたしと美容師くんの間では最初から「おまかせで」なんてことには滅多になく、さながら作戦会議…いや、交渉のようにオーダーが進んでいく。
「後ろはバッサリ、できる限り短くする」
絶対条件をまず最初に言いきるのは、相談のように話すと美容師くんの思うよりいいほうに話が進んでしまう危険があるからだ。
そこからは希望や委ねるところなど緩急つけて話していき、美容師くんも真剣な顔で(なんなら腕組む勢いで)
「こうなる可能性がある」や「んー…ここは切ってみてから決めてもいいですか?」など現段階での意見を返してくれる。
注:カットのオーダーです。
ある程度話が済んだところで美容師くんが一言。
「んーでもそれだと…なんにもならなくないですか?」
なんにも…ならない…とは?笑
詳しく言うと
(短くすっきりさせたところで今の髪の状態だとおそらく癖が強く出る。
それを以前短かった時と同じようにおさめる方向で切っても)
なんにもならなくないですか?
だった。
いや、わからんがな。
まぁそういうことで、後ろをバッサリ行くことは決定でそれ以外は切っていきながら決めていくので
「任せてもらえますか?」
「了解。任せます。」
任せるんかーい。
いいのよ、希望は全部伝えたし、根本的に腕を信用してるし。
(万が一失敗しても家からほとんど出ないし。)
そんな感じでシャンプーから始まって、疲れた顔ウオノメ疑惑から、
いちばん最初に最大の難関、後ろ髪にとりかかったが故の沈黙の時を超え、
サイドを切る頃には本来のよくしゃべる美容師くんになっていた。
そういえば、今回驚いたのが、長年セットのようにカットとトリートメントってお願いしていたのだけれど、
「トリートメントいらなくないっすか?」
と、カットのみに変更になったこと。
カラーしてないから傷んでもいないし、髪質をどう変えたいっていうのもないし。
何より、今回はカットに全集中したかったらしい。
なんてことないのかもしれないけれど、ちょっと驚いた。
ああ、また終わらなかった。
しれっと明日につづく。