諦めずに諦める。変化し続ける。
人生は諦めていくことかもしれない。
「諦めたら試合終了だ!」
「諦なければ絶対叶う!」
うーん、確かに、そうだとは思う。
叶えるという強い意志を持ち、
自分の能力と真摯に向き合い、
客観的に周囲を観察しながら、
あの手この手でトライし続ける。
私も人生の節目節目を思い出したとき、
あの時諦めなかったから今がある、叶えてきた、と思う。
でも、、
諦めないことと同じくらい、
諦めることは大事だと思う。
生きていくための大事な能力。
上手に諦めたい。
諦めるから生きていける。
「諦め」にも種類がある。
1つは、一方を選択したら一方は諦めることになるパターン。
必然的に諦めることになるというもの。
もちろん諦めなくても良い場合はあるし、
そういう固定概念に捉われないからこそ、成せることもある。
打者と投手の二刀流を諦めなかった大谷選手とか。
だけど、ほとんどの場合、選択に諦めはつきもの。
もう1つは、
もういいや、これでいいってことにしよう、という諦め。
これもある意味選択してるとも言えるけど、
なんだろう、、もっと消極的で、ネガティヴで、やけくそ。
まだ納得はできていないけど、諦める選択をした場合。
自分の本心を抑えて、蓋をして、
自分への期待とプライドを捨てて諦めることを決める。
どういう気持ちで諦めたとしても、
時々、
やっぱり諦めたくない、諦める必要はないんじゃないか、
という気持ちがムクムク現れる。
暴れ出す。
適切な時期に適切な形で諦めること、
そして、諦め続けることって結構難しい。
好きだった人を諦めるとか。
好きだけど自分に向いていない仕事を諦めるとか。
夢のために何らかを犠牲にして諦めるとか。
一時の感情に流されるな、ということは言える。
諦めると決めたなら、もう諦めるしかないと思った方が、
ご褒美として、新たな未来の扉がひらく。
そうは言っても、理性的な諦めはどこか危うい。
もっと自然に、平和的に。
諦めるためには、変化し続けるしかないと思う。
諦めた…なんていう意識に引っ張られる隙もないくらいに、
前を向いて行動。
変化し続ける。
後ろは見ない。
諦めて、捨てて、変える。
どんどんどんどん。
時間が経って、
そういえば諦めたなぁと気付く。
悔しく諦めた感覚はなく、既に諦めている。
もうどうでも良いこと。
次のステージにいる状態。
変化を怖がらず、変化し続けていきたい。